心の口癖は『世界一可愛いよ!』

心の底より田村ゆかりを応援しているどっかのバカのブログです。

親戚宅にて

2009年08月04日 22時42分34秒 | 日記
ノイローゼは心の弱い人がなるから、アンタも気をつけて、もっと心の器を広げるように努力しないとって母に言われました。

何を馬鹿な事をって思いました。(先日に引き続き)

精神病は心の弱さが原因でかかるわけじゃありません。

痴呆も精神科で扱う病気ですけど、あれだって心の弱さは関係ありません。

元々は長男が心の病にかかってしまったそうで、それが伯母さんの病気の原因になったようです。



ちなみに。

二年位前に私は鬱になりかけました。

鬱になりかけたのは心が弱かったからじゃなくて、鬱にならずに済んだのは心が強かったからじゃなくて、ただ運が良かっただけです。

頑なに拒否する私を友人が病院に行くよう根気強く言ってくれたから。

深い事情も聞かずに休みをくれる上司がいたから。

東京に住んでいたおかげで広島にいる親に事情がバレなかったから。

それだけです。

いつも自分に自信がないみたいな事を言ってはいるんですけど、案外自分を蔑んだりはしないんですよ。

どうしようもないけど、口にしたってしょうがないんだからさっさとガンバレよってタイプだから誰かに助けてもらうつもりで弱音を吐くようなことは嫌いなんです。

それがいきなり無意識にぽつりと『自分…ダメなのかなぁ…。』ですからね。

生まれて初めてそんな言葉呟いた瞬間に大笑いしましたね。

あぁ、病院行こうって。

ガラスぶち割ったり、普段は言わない暴言吐き散らしたりしてましたし、その時点で気づけよって思うんですけど、異常者だって判断されたくないから病院には絶対に行きたがらないんですよ。

今では笑い話として言えますけど当時は真剣に誰にも言えないから、親にだけは知られたくなかったですね。

親にとやかく言われるのが一番嫌いなんですよね、私。

だから単に運が良かっただけです。

よく、鬱って真面目な人がなるって言いますよね。

1つの事を一生懸命やろうって思ってるところに、右からチャチャが入ると集中力が途切れます。

それをなんとか戻そうとしたら左からチャチャが入ると完全に混乱します。

それが何日も、何ヶ月も続けば確実に人間って壊れるんですよ。

頑張れば頑張るほどストレスが溜まっていく事に気が付かないから。

周りにいる人はそんな人間や、それを支えてきた人まで責めるんですね。

頑張ってるところに頑張れよって言われたら本気でむっかつきますよね。

うちの親は、私が鬱になっていたとしたら伯母さんと自分の立場が同じだったかもしれないなんて思いもしないんだから。

とりあえず、自分の不真面目さに万歳。