世の中というのは敵ばかりではない
思い過ごしのなかには、
他の人の言葉のなかから、
表情のなかから、
自分に都合の悪いものを何か発見しようとしている、
自分自身のそういう感覚があるのではないでしょうか。
自分自身に、アンテナのように、
いろいろな電波を受け止めるようなものがあり、
何か自分に不都合なものはないか、
具合の悪いことはないか、
そういう情報はないかと、
いつもいつもキャッチしようとしているのではないでしょうか。
そういう性格がないかどうか、よく知ってほしいのです。
そういう性格のある方は、
やはりその根本のところを変えていかなければなりません。
やはり、もう少し楽な気持ちで、もう少し公平な観点から、
自分自身のあり方というものを
見ることも必要なのではないでしょうか。
「神理学要論」 大川 隆法