新車を安く買う

新車を安く買う方法

実に25年ぶりのFRアルファロメオ、新型ジュリアの狙い目グレードはどれだ?

2017-11-30 12:00:00 | アルファロメオ
yahoo自動車carviewより


大きな野望とともに復活した新世代サルーン
ついに日本上陸を果たしたアルファロメオ渾身の新世代モデル、「ジュリア」。古い世代の方ならご存知だろうが、その名は1960年代のアルファロメオが世に送りだしていた名車に付けられていた名前そのもの。それが復活したのだから感慨を覚える人も多いだろう。

復活を果たしたジュリアだが、そこにはアルファロメオの大きな野望が込められている。なぜなら近年のアルファロメオはコンパクトモデルを中心としたブランドだったからだ。

2011年にセダンの「159」が消滅した後は、欧州Bセグに属すコンパクト・モデルの「MITO」と、欧州Cセグに属す「ジュリエッタ」の2台が中心。途中でスーパースポーツである「8Cコンペティツィオーネ」や、ミッドシップスポーツの「4C」を擁したし、そもそもはアルファロメオ・ブランドから登場するはずだったオープン2シーターFRが「アバルト・124スパイダー」になってしまうなど、ブランド的にも方向性がいまいち定まらないところもあった。

そんなアルファロメオが送り出した今回のジュリアは、コンパクト系でもスポーツカーでもなく、欧州Dセグに投入された新世代サルーンである。欧州Dセグといえば、メルセデス・ベンツ Cクラス、BMW 3シリーズ、アウディ A4といった強豪が並ぶ激戦区である。しかもジュリアは、なんと1992年に生産を終了した「75」以来となる後輪駆動モデルとして登場したのである。


プレミアムかつグローバルなブランドへと再構築

欧州Dセグに属す、後輪駆動のアーキテクチャ…とくれば、当然これまでのコンパクトとは異なるプレミアムなブランドを志向することとなる。事実、このアーキテクチャはマセラティと共同開発したもので、後輪駆動の他に4輪駆動にも対応している設計。






つまりジュリアとは、アルファロメオがプレミアム・ブランドへと変貌を遂げるためのモデルであると同時に、これによってグローバル・ブランドとして復活するための世界戦略車的な意味を持ったモデルなのだ。



日本に上陸したジュリアのラインナップだが、搭載エンジンは2.0L直噴ターボのマルチエアが基本で、日本での展開はベーシックな「ジュリア(受注生産)」に始まり、装備充実版の「スーパー」、さらに280psへと出力アップをして4WDと組み合わせた「ヴェローチェ」、そしてトップモデルには2.9LのV6直噴ツインターボで510psを発生する「クアドリフォリオ」が用意される。


510ps&600Nmの大パワーをFRで受け止める

まず皆さん大注目の「クアドリフォリオ」だが、このモデルは見た目からして圧倒的な存在感を誇る。実際に前後バンパー等のエアロパーツはもちろん専用の、ひと目で高性能を感じさせるデザインとなる。実は全幅は他と同じだが、よりワイドに見える……それだけイカツいのが特徴だ。さらに19インチサイズのタイヤ&ホイールがホイールハウスにぴたりと収まっており、他のモデルと同じ車高ながら、圧倒的に低く見える構えとなる。

イグニッションをオンにすると、フェラーリ・カリフォルニアTに搭載されるV8から2気筒をカットした2.9LのV6直噴ツインターボが、激しいサウンドとともに目を覚ます。

最高出力510ps/最大トルク600Nmを発生するこのエンジンは、8速ATを介して後輪を駆動する。FRでありながらの510psは、よほどの自信がなければ実現できないだろう。この数値ならば今どき4WDで当たり前。しかしながらFRを用意した辺りに、アルファロメオのプレミアム・ブランドとしての意欲が感じられる。つまり走りにおいてもダイナミックな世界観を演出したいのだろう。

実際に走らせると19インチながらも、統合制御されたシャシーによって最低限の快適性は担保されている。このサスペンションは、ストローク感が短く割とすぐに底をつくようなフィーリングだが、ガツンと衝撃はこなくて粘りを感じさせる。このため路面の荒れや段差通過では、ボディを上下させる動きこそ伝わるし、それなりに体も揺すられるが、鋭い衝撃は入ってこない。比較的ハードな乗り味かつ大パワーではあるけれど、街乗りや高速巡行では意外に快適に思えるのだ。


サーキットへ連れ出したくなる痛快さとシーンを問わない“濃さ”

そして走行モードを“ダイナミック”へと変更すると、エンジンサウンドも一層高まり、スポーツカーとしての顔を存分に見せてくれる。

まずは何と言っても加速が圧倒的。FRながらも0-100km/h加速は3.9秒だし、最高速も307km/hを達成しているほど。アクセルを踏み込むと快音を響かせながら、グイグイとスピードが上がっていく。ちなみにフロントのスプリッターは、速度に応じて可変するタイプが与えられている。

しかもエンジン特性は2500~5000回転で最大トルク600Nmを発生するフラットトルク型のため、力が途切れずに、速い。またこうした性格のエンジンだから、むしろMT(用意はされていない)で走らせたら回転の頭打ちを感じやすいため、むしろATの方がマッチングが良いだろうとも思える。

今回は公道での試乗のみだったが、本当の実力を見るならばサーキットへ向かうべきだ。事実、そのコーナリング性能は極めて高いため、公道では至極安定して駆けぬけていく。510psを発生するツインターボから湧き出る力を余すことなく後輪に伝え、FRならではの醍醐味ともいえるリアのスライドを味わうには、クローズドコースが相応しい。要はそれほど高いダイナミクスを備えているし、おそらくその性能を解放すれば、メルセデスAMGやBMW Mにはない痛快さを味わうことができるはずだ。

しかしながら、普段の街中で乗るのも悪くない。圧倒的な性能を携えて、それをゆとりとして感じつつ転がす、というのもまた一興といえるだろう。とにかくクアドリフォリオは、そんな風にシーンを問わず“濃い味”を堪能できる1台である。その意味では、このクアドリフォリオこそ、かつてからのアルファロメオ・ファンが思い描くアルファロメオといえるだろう。


軽やかで爽やかなスポーツサルーンの味わい

当然ながら、ジュリアはクアドリフォリオだけがジュリアではない。クアドリフォリオに負けず印象的だったのが、次に乗った「スーパー」である。

廉価版の「ジュリア(受注生産)」はレアな1台として、実質的なベーシックモデルといえるのが、ジュリアの装備充実版である「スーパー」。欧州Dセグメントのライバルと同等の装備をほぼ全て備えたモデルである。つまり、今や当然ともいえるADAS(運転支援システム)もしっかり備えており、まさにイマドキのサルーンといえる内容だ。

搭載エンジンは2.0L直噴ターボのマルチエア。最高出力は200ps、最大トルクは330Nmを発生する。このスペックに関しては「ジュリア」と同じ。そして8速ATのトランスミッションも同じだ。

「スーパー」は装備こそ充実しているが、ラインナップの中ではシンプルなモデルであることは間違いない。それだけに車重も「クアドリフォリオ」の1710kgに対して、1590kgと軽量になっている。また、搭載される4気筒は鼻先も軽く感じさせるために、余計に身のこなしの軽さが味わえるモデルとなっている。

実際に試乗すると、まず驚かされるのがハンドルのクイックさだ。ライバルに比べると大分シャープなギア比であることが誰でも感じられるだろう。それだけに当初は面食らうが、少し走るとこれに慣れて、実に軽快な感覚を覚える。そもそもクルマの素性としてジュリアの中でも軽量な部類に属し、鼻先も軽いわけだから、動きそのものが軽やか。それに加えてハンドルに少し意思を込めれば鼻の向きが変わるようなハンドリングが融合することで、本当に操るのが楽しいサルーンになっている。

エンジンスペック的には大したことがない。だが実際に走らせると、扱いやすさと軽快なエンジンの吹け上がりがあり、爆発的な速さはないものの1750rpmから最大トルクを発生するだけあって、常に頼もしいトルク感が得られる。それが、ちょうどいい気持ち良い力強さとなって感じられる。そうしたエンジンの印象が、先のハンドリングや身のこなしの軽い乗り味と相まって、実に爽やかなスポーツサルーンの味わいが生まれているのだ。


本質を極めた「スーパー」がイチオシ!

確かにクアドリフォリオは圧倒的な速さと濃厚な味わいで、これぞアルファロメオといえる1台に仕上がっている。しかしながら、スーパーに触れて試乗すると、欧州Dセグメントの中で見てもしっかりと、アルファロメオという個性を感じさせる内容ながらも、プレーンで毎日乗っても飽きのこない1台に仕上げられている。そして現実的に選ぶならば……と考えると、スーパーは実に魅力的だと感じられるはずだ。

もちろんこの他にも、同じ2.0L直噴ターボのマルチエアながらも280psを発生するチューニングを施し、4WDを組み合わせた「ヴェローチェ」も魅力的。さらに本国には、同じエンジンラインナップながら駆動方式やトランスミッションを様々に用意しているため、将来的にはさらなるモデル追加も期待できるかもしれない。

とはいえ現時点で狙い目なのは、実質的なベーシックモデルである「スーパー」であることは間違いない。欧州のプレミアムなサルーンが欲しい。そう考えたなら、まず一度は試してみてほしい。もちろん予算が許せばクアドリフォリオの熱さを堪能すべきだが、価格的になかなか手が出ないのも事実。そう考えるとスーパーは、現実的な価格ながらもしっかりとアルファロメオを味わえる。

でも、よくよく考えてみれば、“かつてのジュリア・スーパー”のように、素に近いシンプルなモデルの方が本質を極めた1台ともいえる。その意味では、現代に蘇った名車ジュリアは、やっぱりスーパーがなんだかんだでど真ん中の1台なのである。


スペック
【 ジュリア スーパー 】
全長×全幅×全高=4645×1865×1435mm
ホイールベース=2820mm
駆動方式=FR
車両重量=1590kg
エンジン=2.0リッター直列4気筒DOHC直噴ターボ
最高出力=147kW(200ps)/4500rpm
最大トルク=330Nm(33.7kg-m)/1750rpm
トランスミッション=8速AT
サスペンション=前:ダブルウィッシュボーン式、後:マルチリンク式
タイヤサイズ=前:225/45R18、後:255/40R18
JC08モード燃費=13.6km/L
使用燃料=プレミアムガソリン
車両本体価格=543万円
発売日=2017年10月14日

【 ジュリア クアドリフォリオ 】
全長×全幅×全高=4635×1865×1435mm
ホイールベース=2820mm
駆動方式=FR
車両重量=1710kg
エンジン=2.9リッターV型6気筒DOHC直噴ツインターボ
最高出力=375kW(510ps)/6500rpm
最大トルク=600Nm(61.2kg-m)/2550rpm
トランスミッション=8速AT
サスペンション=前:ダブルウィシュボーン式、後:マルチリンク式
タイヤサイズ=前:245/35ZR19、後:285/30ZR19
使用燃料=プレミアムガソリン
車両本体価格=1132万円
発売日=2017年10月14日





【 ジュリア ヴェローチェ 】
全長×全幅×全高=4655×1865×1435mm
ホイールベース=2820mm
駆動方式=4WD
車両重量=1670kg
エンジン=2.0リッター直列4気筒DOHC直噴ターボ
最高出力=206kW(280ps)/5250rpm
最大トルク=400Nm(40.8kg-m)/2250rpm
トランスミッション=8速AT
サスペンション=前:ダブルウィッシュボーン式、後:マルチリンク式
タイヤサイズ=前後:225/45R18
JC08モード燃費=12.0km/L
使用燃料=プレミアムガソリン
車両本体価格=597万円
発売日=2017年10月14日


400万人以上の査定実績!!
あなたの愛車は今いくら?全国200社の買取店ネットワークが回答します!!
外車王 輸入車・外車査定
コメント

ランドローバー ディスカバリースポーツ、2018年型の受注を開始…グレード追加で440万円より

2017-11-30 10:00:00 | UK(United Kingdom of
yahoo自動車carviewより


ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、ランドローバーのコンパクトSUV、『ディスカバリー スポーツ』2018年モデルの受注を11月22日より開始した。

2018年モデルでは、エンジンラインアップを刷新。

設計から生産まで自社で手がけた2リットル直列4気筒ターボガソリンエンジン(最高出力240ps)と2リットル直列4気筒ターボディーゼルエンジン(同180ps)の2種類を新たに導入する。

インフォテインメントシステム「インコントロール タッチ」には、オプションで通信機能を新たに導入。

ドアロックや解除、エアコン操作、走行履歴や車両状態の確認などをスマートフォンで遠隔操作できるほか、緊急時にはスマートロードサイドアシスタンスやSOS緊急コールに繋ぐこともできる。

小型SUVながら5+2人用にアレンジできるシートシステムや最大1698リットルまで変化するラゲッジスペースなどは、2018年モデルでも継承。自動緊急ブレーキをはじめとする運転支援システムを搭載したドライバーアシストプラスパックや、内外観の魅力を引き立てるデザインパックなど、パッケージオプションも豊富に取り揃えている。

エクステリアカラーは新色ナルヴィクブラック、バイロンブルー、ナミブオレンジを含む全12色を設定。新たにエントリーグレード「ピュア」を追加し、価格は440万円から760万円となった。


400万人以上の査定実績!!
あなたの愛車は今いくら?全国200社の買取店ネットワークが回答します!!

わずらわしい、営業電話なし!あなたの買い取り相場がスグわかる!
Goo買取 中古車査定プロモーション

かんたん車査定ガイド
コメント

スバル STI史上最高のS208に世界初試乗!! その走りに700万円の価値はあるのか!?

2017-11-28 10:00:00 | スバル
yahoo自動車carviewより


STIのコンプリートカーで史上最高のスペックを持つ「S208」を、ついに世界初試乗!! S208は最上級モデルで710万6400円と高価ながら、既報のとおり限定450台の4倍以上、約1900台の受注を誇る人気ぶり。すでに申込は終了したので今から買うことはできないが、購入者にとってはプレミアもの。そんな究極の1台に、約700万円の価値はあるのか!?

文:松田秀士/写真:平野学
ベストカー2017年12月10日号


S207と「たった1馬力の違い」は体感できるのか?

エンジンの最高出力は329ps/7200rpmで前型のS207より1ps向上。最大トルクは44.0kgm/3200~4800rpmでS207と同一

 スペック上ではS208の最高出力は329馬力で、S207よりわずかに1馬力だけアップしている。ピークトルクも発生回転数もS207と同じだ。では、その違いはいったい体感できるものなのだろうか?

 さっそく走り始めてみる。個人的には、ベースとなるWRX STIのEJ20型エンジンを全開加速するたびに思うのだが8000回転もいらないだろう、ということ。

 実は7000回転以上では急に渋くなって、エンドまで回さないでシフトアップしたほうが速い、と感じていたのだ。

 それが、初めてS207に試乗した時に〝コレは!〟と驚くほど高回転域での勢いが衰えなかった。だからS208に〝もっと!〟を期待してしまう。

 1速でアクセル全開をくれてやる。当たり前に8000回転までが速く、若干オーバーシュート。2速、3速とシフトアップするとエンジン回転の上昇率が観察するにはちょうどよいレベルになる。

 明らかに7000回転以上での“抜け感”がスッキリしているのだ。さらに、全回転域で振動が少なくなっているので、高回転域をキープしていてもエンジンそのものが悲鳴を上げているようにはみえない。

 しかし、世の中にはもっと強烈な2Lターボエンジンが存在する。例えば、メルセデスA45AMGは360馬力を発生する。スバル通としては、そのあたりを軽く超えてほしいものだ。そのあたりを試乗に駆けつけてくれた、S208の開発責任者、STI商品開発部長の森宏志さんにぶつけてみた。

「設計初期にどこまでパワーの上限を持っていくのか、ということが一番大きな問題です。パワーの余裕を持たせれば、それだけ重量も重くなるしフリクション(抵抗)も増え、燃費の悪いエンジンになってしまいます。EJ20はそのあたりのバランスが優れたエンジンなのです」とのこと。

S208のハンドリングはグレードによって違う!!

写真のNBRチャレンジパッケージは標準車と異なり、ルーフがカーボン製に。足回りも最適化されている

 では、進化したS208のハンドリングはどうなのか?

 興味深いのは、スチールルーフとカーボンルーフでサスペンションのセッティングを変えていることだ。

 理由は、カーボンルーフの場合、上物が軽くなり低重心になるのとカーボンを骨組みに張り付けている関係から若干ボディ剛性が落ちるというのだ。そこで、主にフロントダンパー(ビルシュタイン製ダンプマチック)の伸び側を強化して適正化を図っているのだ。

 その差はコーナー進入でフロントのロールがやや大きく、イン側に一番入り込む部分でフロントを軸に巻き込むような挙動を見せるスチールルーフに対してカーボンルーフは安定感が強い。腕に自信があればスチールルーフのハンドリングはおもしろい。なにしろステア切り角が小さくてよく曲がる。

 DCCD(ドライバーズ・コントロール・センター・デフ)をオートモードにしても、カーボンルーフでオートにして“マイナス”にセットした状態よりもターンインがシャープなのだ。

対BMWでもスポーツ度はS208に軍配

S208(左)とBMW M240i(右)。同車のエンジンは直6ターボで340ps/51.0kgmを発揮

 今回はS207開発時にベンチマークにしたというBMW M235iの後継車である、M240iを持ち込み比較してみた。まずシートに座った時点でコンフォート感が高い。S208はレカロシートで、タイトなフィット感と剛性感が魅力で、シートはこのレカロの得点が高い。

 しかし、総合的なフラットライド感はM240iで、通勤にも使えるような日常性面でS208はまだ追いついていない。このあたりは可変減衰ダンパーを採用しないと、スポーツとコンフォートの両立は難しいとみる。

 ただ、S208は19インチ、M240iはエアボリュームの大きな18インチタイヤということも大きく影響している。エンジンは3Lターボの余裕で、圧倒的に中速域でトルクのあるM240i。しかも排気音がよりレーシーだ。

 そしてハンドリングだが、意外にもM240iは操舵初期の応答性が低く、コーナリング初期の気持ち良さは圧倒的にS208に軍配。

 スポーツ度という観点で採点すると、S207が90点、M240iが85点、S208は94点としたい。

 では、冷静に考えてベース車WRX STIに比べて上乗せ分の価値があるのか、というと、そこはやはり徹底したエンジンのチューニングとカーボンルーフを含めたハンドリングの価値観を考慮して、「価値あり」と判断する。


400万人以上の査定実績!!
あなたの愛車は今いくら?全国200社の買取店ネットワークが回答します!!

わずらわしい、営業電話なし!あなたの買い取り相場がスグわかる!
Goo買取 中古車査定プロモーション

かんたん車査定ガイド
コメント

新型シビック・ハッチバック試乗 日本価格280万円 セダンと比較

2017-11-27 10:00:00 | Honda
yahoo自動車carviewより



どんなクルマ?
ー 10代目 目指すは、Cセグ・トップ
ー 全幅1800mmのシビックとは?
どんな感じ?
ー 試乗 思い出すあのクルマ
ー セダン/ハッチ 走りの違いは?
「買い」か?
ー価格約280万円 ハッチバックは買いなのか
スペック
ー シビック・ハッチバックのスペック


どんなクルマ?

10代目 目指すは、Cセグ・トップ

1972年に誕生したホンダの誇る「世界のベーシックカー」の10代目。初代シビックはFWD2ボックスの先駆的1台となるだけでなく、大難問だったマスキー法(排ガス規制)をCVCCエンジンによって見事クリア、こんにちに至る4輪自動車メーカーとしてのホンダの地位を確立した。なんせホンダが2016年に達成した累計生産台数1億台のうち、シビックは約2400万台、4分の1を占めている。


ご存知のようにシビックは代を重ねるごとに北米市場向きにボディを拡大、日本ではフィットが事実上その後継役を担っていることから一時カタログから消えていた。それが帰ってきたのだから、まずはめでたい。


10代目の開発陣はホンダのDNAとして「キビキビした気持ちよい走り」「かっこいいデザイン」、Cセグメント・トップクラスの「操る喜び」を持たせたいと考えた。世界のCセグの進化に対する危機感、「ホンダは保守的になってきたんじゃないか」という顧客のナマの声に、今一度、シビックらしい大胆なチャレンジをすることになったという。


全幅1800mmのシビックとは?

プラットフォームは刷新、ゼロから見直した。チューニングカーとして、あとからつくっていたタイプRを最初から想定し、セダン(写真赤)、ハッチバック(青)、タイプRを同時に開発した。走行性能に関しては、ドイツのアウトバーンとニュルブルクリンクで鍛えた。合言葉は「オトコマエ」 スタイリングの面でもメンタリティの面でも、この言葉によってブレない開発が進んだという。

スタイリングはグローバルで戦えるロー&ワイドボディを、ということで、全幅は1800mm、全高は4ドア・セダンで1415mm、5ドア・ハッチバックでも1435mmにとどめた。直接のライバルではないにしても、この点、Cセグの王者VWゴルフの全高1480mmと好対照をなす。全長においてはなおさらで、シビックはトランク部分の短いハッチバックでも4520mm、セダンでは同4650 mmもあるのに対して、ゴルフは4265mm。ホイールベースもしかりで、ゴルフの2635mmに対して、シビックは2700mmある。

こんなにでかくてCセグといえるのか。いやいや、そうではなくて、Cセグという概念自体が変わりつつあるわけだし、開発陣は「保守的になった」といわれる現状を打破し、「シビックはもっと自由で、やんちゃであっていい」と開き直っている。世の常識に、てやんでいっ! とタンカを切っているのが10代目シビックなのだ。


どんな感じ?

試乗 思い出すあのクルマ

とてもスポーティで、まるでプレリュードみたい! 着座位置が低くて、視界が広々している。もっとも、プレリュード(2代目あたりの、です)はもっと低くて、Aピラーが細く、ダッシュボードも低かったから、もっと開放感があったようにも思うけれど、ともかく、これがシビック? というのが正直な気持ち。筆者は浦島太郎なんであろうか。


この、プレリュードみたい、という感覚はセダンとハッチに共通する。センターコンソールが異例に高くて、後輪駆動のスポーツカーみたい、というのはプレリュードとは異なるかもしれない。肩周りはゆとりがあるけれど、腰回りはタイトでスポーティ。平成のシビルミニマムはスペシャルティカーになった。


東名高速の御殿場インター近くのホテルをベースとする今回の試乗会ではセダンとハッチバック、それぞれのCVTを試すことができた。MTはハッチバックの販売のなんと35%という望外の売れ行きで、AUTOCARとしてもそちらをテストしたかったところだけれど、くじ運つたなく、乗ることあたわなかった。


ハッチバックとセダンの大きな違いは、リアゲートのあるなしに加えて、ホイール&タイヤがセダン16インチ、ハッチバック18インチと2サイズも異なる。セダンは「上質さ」、ハッチバックは「スポーティさ」を狙ったそうで、乗り味は明瞭に異なる。どちらも速度を増すとスムーズになるところは同じだけれど、セダンの方が低速では乗り心地に落ち着きがない。ボディが上下動する。


セダン/ハッチ 走りの違いは?

ハッチバックは硬めであるけれど、気持ちのよい硬さで、山道でも飛ばしやすい。CVTはSモードにすると、ギアを7速のステップで刻んでホールドし、エンジンを高回転まで引っ張って走り屋気分を味わわせてくれる。

エンジンはステップワゴンなどに使われている1.5ℓ直噴ターボを改良したもので、吸排気流量をアップすることでパワー&トルクとレスポンスを改善している。

ハッチバックのMTだけ最高出力182psを5500rpmで、最大トルク24.5kg-mを1900―5000rpmで得ているわけだけれど、前述のようにMTはくじ運つたなく試せていない……。

同じCVTながら、セダンとハッチでは最大トルクは22.4kg-m/1700―5500rpmと同一ながら、最高出力はハッチが182ps/6000rpm、セダンは173ps/5500rpmと若干抑えられている。理由はエグゾーストパイプの違いで一目瞭然、排気系の取り回しにある。



9psの違いによって、セダンからハッチバックに乗り換えた直後、オッ、こっちのほうが生きがいい、と思う。エンジンだけではなくて、パワーステアリングの設定は同じでも、かたや215/55R16、こなた235/40R18と、タイヤの太さが異なることによる大地への抵抗感の違いがステアリングフィールに判然とした影響を及ぼし、男らしさを生み出している。端的にいえば、ハッチバックのほうがちょっと重い。

ホイールベースが2700mmもあるから、後席は足元が十分広い。直進安定性も高いし、ワイドトレッドでよく曲がるのに安心していられる。ただし、セダンで飛ばすと、ま、筆者の運転が悪いのだけれど、同乗者は酔う可能性がある。


「買い」か?

価格約280万円 ハッチバックは買いなのか

セダンとハッチバック、どちらがいい? と問われたならば、断然ハッチバックをオススメする。それも6速MTを、といいたいところだけれど、もしそれを望む人は、止められたってそれを選ぶだろうし、選ぶべきだろう。


日本市場ではハッチバック、セダン、タイプRと3種類がラインナップされている。9月29日(金)に発売されて以降の販売状況は、月間2000台の計画のところ、1万2000台の受注があるそうで、そのうち半分がハッチバック、残りの半分がタイプRとセダン、半々だという。グレードは、それぞれ1グレード。ハッチには6速MTとCVTの両方がある。


価格はハッチバックのCVTとMTが同額の2,800,440円、セダンはCVTのみで2,650,320円と、ハッチバックの方が15万円ほど高い。


VWゴルフのTSIコンフォートラインが2,799,000円から。ハッチバックのテスト車はオプションのナビゲーション・システムがつくなどして3,011,040円。どっちがいいクルマ? と訊ねられたら、筆者はゴルフと答えるけれど、シビックはアジみたいなもんでしょうか。刺身で食べるには鮮度が大事。アジに旬はないらしいけれど、10代目シビック、いまが旬ということで。


400万人以上の査定実績!!
あなたの愛車は今いくら?全国200社の買取店ネットワークが回答します!!

わずらわしい、営業電話なし!あなたの車の買い取り相場がスグわかる!
Goo買取 中古車査定プロモーション
かんたん車査定ガイド
コメント

【ミニバン販売競争】王者ヴォクシー兄弟に新型ステップワゴン、セレナは脅威となるか!?

2017-11-26 15:29:14 | ライバル車比較
yahoo自動車carviewより


ミニバン販売競争が激化している。
 2017年7月にトヨタのヴォクシー/ノア/エスクァイアがマイチェンを実施し、9月にはホンダのステップワゴンが同じくマイチェンを敢行。どちらも商品力を大幅にアップしたものの、販売台数は前年比と比べるとそれほど伸びず、値引きが拡大している。
 日産セレナは相変わらず強いものの、先頃の完成検査問題による出荷停止が響いて大幅に登録台数を減らしている。
 2017年10月の月販台数はヴォクシーが7670台、ノア4750台、エスクァイア3720台(3台合計だと1万6140台)。ステップワゴンが4347台で、セレナは1351台まで落としている(普段は7300台ペース)。
 このミニバン販売競争に、「ステップワゴンのハイブリッド追加」はどのような影響を及ぼすのか? そして2018年3月に登場する「セレナe-POWER」の影響は? 販売現場に詳しい遠藤徹氏に、実際に生の声を集めてもらった。
文:遠藤徹

■加速と燃費で上回るステップワゴン


 2017年7月3日、トヨタのヴォクシー/ノア/エスクァイア3兄弟がマイナーチェンジし、9月28日、ステップワゴン・スパーダがビッグマイナーチェンジすると同時に待望のハイブリッドモデルを投入した。

そしてセレナは11月上旬、完成検査態勢の不備で一時停止した出荷を再開。東京モーターショーで発表したとおり、来年3月には「e-POWER」車を投入する。

 これまで販売実績ではヴォクシーがトップを走り、次いでセレナ、ノア、ステップワゴン、エスクァイアの順だった。今後はその構図が変わるかも知れない。

 ヴォクシー兄弟を脅かすのは1番手がステップワゴン、2番手はセレナであろう。

ステップワゴンのビッグマイチェンで勢力図に動きアリ!?

 ステップワゴンはスパーダをビッグマイナーチェンジすると同時に同シリーズにハイブリッド車を設定した。

 11月下旬現在、同ハイブリッド車の受注台数はシリーズ全体の半分以上を占めている。従来モデルのガソリン車は成約後の納期が1ヶ月以内だが、ハイブリッドは約2カ月で、現時点で成約しても納車は来年1月下旬まで待たされるほど人気が高い。

 10月の月販台数はステップワゴン全体で4737台だが受注の勢いはそれ以上。今後増産し、供給態勢が整えば、(「兄弟まとめて」は難しいだろうが)10月の月販台数が7670台だったヴォクシーを捉える可能性は充分にある。

 ステップワゴン・スパーダハイブリッドの(ヴォクシーハイブリッドに対する)強みは、ヴォクシーが1.8L+モーターなのに対してステップワゴンは2L+モーターであるから、加速性など「走りのよさ」を持つ上に、低燃費なところだ。JC08モード燃費はヴォクシーHVが23.8km/Lに対してステップワゴン・スパーダHVは25.0km/Lとなっている。

 ヴォクシーハイブリッドの納期は約1ヶ月でガソリン車と大差はない。ハイブリッド比率は30%程度にとどまっている。

このクラスを牽引するトヨタヴォクシー。派手な顔がウケてます

■来年3月、一気に王座奪還を狙うセレナ

 いっぽうセレナは出荷を再開したものの、停止期間分のバックオーダーが多数たまっている状況。11月下旬以降、新規に受注する分の納期はステップワゴンHVと同じ約2カ月となっている。

 セレナは今後しばらくはこうした納車待ちの状況が続くので、ヴォクシー、ステップワゴンに登録台数で追いつくのは来年1月下旬以降になる見通しとなる。

 しかしながら、セレナは「e-POWER」を投入する来年3月以降、この勢力図がガラリと変わる可能性がある。

 日産販売店各社はe-POWER車の発売待ちユーザーを多数抱えているので、発売されると一斉に登録が可能になり、一気にヴォクシー、ステップワゴンを追い越す可能性がある。

 車両本体にディーラーオプションナビ、ETCを装着した場合の平均値引き額はヴォクシー/ノア25万円、エスクァイア23万円、ステップワゴン1.5ターボ27万円、ステップワゴンHV20万円、セレナ26万円程度となっており、実勢の価格帯はステップワゴンHVを除けばほぼ同じレベルである。

来年3月にe-POWERを追加設定して捲土重来を期すセレナ

■ヴォクシーの証言1(首都圏ネッツ店営業担当者)

 7月のマイナーチェンジでヴォクシーの売れ行きは多少回復しているが、前年水準を上回るまでに至っていない。現時点ではまだステップワゴンHVとの競合件数は少ないが、今後本格的な販売になれば、多少食われる可能性がある。

 セレナはe-POWER車発売後の来年4月以降に抜かれるかし知れない。こちらのほうが脅威になると予想している。

■ノアの証言2(首都圏カローラ店)

 ノアに関していえば、ステップワゴン、セレナよりも兄弟車ヴォクシー/エスクァイアのほうが競合件数は多い。商品内容は同じだから、条件で勝負になりやすく、こうなると大幅値引きが発生する確率が高くなる。ノアは7月にマイナーチェンジしたが、販売台数はあまり回復している印象はない。

■エスクァイアの証言3(首都圏トヨタ店&トヨペット店)

 ヴォクシー/ノアは兄弟車だが、こちらは上級志向でコンセプトが異なるので競合件数は少ない。ただトヨタ店、トヨペット店は併売だから、競合し易いが先に見積もりを取り商談した方に優先権がある、といった暗黙の取り決め的な慣習がある。

■ステップワゴンの証言4(首都圏ホンダカーズ店)

 ステップワゴンはこれまで1.5ターボのみだったので、ライバル他車に比べると格下の感があった。しかしスパーダHVは2Lでより低燃費、高性能が売りにできるので、今後は勝てるようになると期待している。同クラスのトップ奪還が可能になると期待している。

■セレナの証言5(首都圏日産店)

 完成検査の不備問題と一時的な出荷停止によるダメージが大きい。完全に回復するまで、2ヶ月以上はかかるだろう。e-POWER車の発売に対する問い合わせが増えているので、発売になる来年3月以降は巻き返しが可能になると期待している。


400万人以上の査定実績!!
あなたの愛車は今いくら?全国200社の買取店ネットワークが回答します!!


わずらわしい、営業電話なし!あなたの買い取り相場がスグわかる!
Goo買取 中古車査定プロモーション
かんたん車査定ガイド
コメント

ミニバン最高の走行性能で「セレナNISMO」発売 お値段341万9280円はお買い得!?

2017-11-26 14:56:08 | 日産
yahoo自動車carviewより


2017年11月21日、日産がセレナNISMOを発売しました。
 東京モーターショーに出品され、日産ブースの目玉車種のひとつであったセレナNISMO。人気ミニバンにNISMOが本気でチューニングしたグレードを設定することで、さらなる拡販を狙うようです。これは気になるなと装備内容と価格を見てみたら、お、これがなかなかお買い得ではありませんか!
 以下、ご紹介します。
文:ベストカーWeb編集部

■ここまでやってこの価格はお買い得


 ジューク、マーチ、ノート、フェアレディZ、そしてGT-Rに設定されている「NISMO」が、ついにセレナに設定されて発売されました。2017年11月21日より全国いっせいに発売します。各種専用エアロパーツや専用チューンの足回り、専用コンピュータや専用ボディ補強まで実施され、価格は341万9280円。

 ライバルは今年9月に発売されたヴォクシーの「ZS GR SPORT」(325万7280円)だが、装備内容を考えるとセレナNISMOが一歩リードといえる内容。

「家族のことを考えるとミニバンが便利。だけど走りが楽しくないと乗りたくない」という需要は確実に増えている。

 安全運転支援技術「プロパイロット」もしっかり標準装着されており、また話題のハンズフリーオートスライドドア(スライドドアの前にキーを持って立ち、ボディの下に足を差し入れると自動で開く)も用意。装備内容と走行性能を考えると、かなりお買い得といえるのではないか。

<エクステリア>
専用LEDハイパーデイライト(車幅灯連動)
専用フロントグリル
専用フロントバンパー(エアダクト付)
専用サイドターンランプ付電動格納式リモコンブラックドアミラー
専用サイドシルプロテクター
専用リヤスポイラー
専用リヤバンパー
専用17インチアルミホイール
アウトサイドドアハンドル(ダーククロム)
バックドアフィニッシャー(ダーククロム)
NISMO専用エンブレム(フロント・リヤ)

<インテリア>
専用本革・アルカンターラ®巻3本スポークステアリング(レッドセンターマーク、レッドステッチ、ガンメタクローム加飾付)
専用本革巻シフトノブ(レッドステッチ付)
専用コンビメーター(NISMOロゴ入り、レッドフィニッシャー)
専用アドバンスドドライブアシストディスプレイ(7インチカラーディスプレイ)(ドライビングコンピューター付、時計、外気温表示)
専用センタークラスター(ダークシルバーフィニッシャー)&NISMO専用エンブレム
専用レッドフィニッシャー(エアコン吹き出し口、プッシュエンジンスターター)
専用ブラックトリム(ピラー、ルーフ、サンバイザー、バックドア)
専用スエード調インストパッド(レッドステッチ)
専用スエード調シート地&ドアトリムクロス(レッドステッチ)
専用チューニングRECARO製スポーツシート〈前席〉 (メーカーオプション)

<ボディ/シャシー/エンジン/ほか>
専用ボディ補強(フロントクロスバー、フロントサスペンションメンバーステー、センタークロスバー、センターサブメンバー、センターサブメンバーブラケット、センターアンダーブレース、リヤクロスバー、リヤサブメンバー、リヤサブメンバーサポート)
ブリヂストンPOTENZA Adrenalin RE003(205/50R17 93Wタイヤ)
専用サスペンション(スプリング、ショックアブソーバー、リヤ強化スタビライザー)
専用車速感応式電動パワーステアリング
専用チューニングコンピューター(ECM)
専用スポーツチューンドマフラー
専用VDC(ビークルダイナミクスコントロール[TCS機能含む]、OFFスイッチ付)

<装備/安全>
プロパイロット(電動パーキングブレーキ、オートブレーキホールド、踏み間違い衝突防止アシスト、インテリジェント LI(車線逸脱防止支援システム)、進入禁止標識検知、SRSカーテンエアバッグシステム&サイドエアバッグシステム〈前席〉、ステアリングスイッチ(アドバンスドドライブアシストディスプレイ設定、プロパイロット、オーディオ)
ハンズフリーオートスライドドア〈両側〉(挟み込み防止機構付)
LEDヘッドランプ(ロービーム、オートレベライザー付、プロジェクタータイプ、シグネチャーLEDポジションランプ付)


400万人以上の査定実績!!
あなたの愛車は今いくら?全国200社の買取店ネットワークが回答します!!

わずらわしい、営業電話なし!あなたの買い取り相場がスグわかる!
Goo買取 中古車査定プロモーション
コメント

ジャガーE-PACE 初試乗 まずは2ℓ直4ガソリンから 独特な使命とは?

2017-11-26 14:02:22 | UK(United Kingdom of
yahoo自動車carviewより


もくじ

どんなクルマ?
ー F-PACEの「弟」としての役目
ー 共通アーキテクチャ、どう差別化?
ー E-PACEのグレード/価格戦略

ジャガー第2のSUV、よりコンパクトな「Eペイス」を世界初公開

どんな感じ?
ー 乗り心地とコーナリングの葛藤
ー ステア・フィールはジャガーそのもの

「買い」か?
ー SUVというより「ジャガー」を強調

スペック
ー ジャガーE-PACE P300 HSE AWDのスペック

どんなクルマ?

F-PACEの「弟」としての役目

E-PACEはジャガーの他のモデルたちと変わらないフレッシュな存在として、成長し続ける市場に対し、真っ向から立ち向かうモデルとなる。

SUV市場の拡大は終わるところが見えない。5年ほど前、ジャガーの年間販売台数は6万台程度だった。しかし今ではF-PACE単独で、その販売数に達する勢いなのだ。

ジャガーXFの弟分としてXEがあるように、F-PACEの弟分といえるのが、E-PACEとなる。多くのひとにとって「E」はEVの略に感じられるだろうが、このモデルは違う。

ジャガーにとって初のコンパクトSUVとなるが、やはり、エレガントなサルーンやスポーツカーだけでは、メーカーの生き残りには不十分ということなのだろう。4.4mのボディにイアン・カラム流のスタイリングが与えられている。

どう感じるかは、読者によって様々だろう。私は、ホイールをそれぞれ少し外側に張り出させれば、さらにエレガントになったように思う。

ウエストラインより下を手で覆い隠すと、グラスエリアとルーフラインは優雅で流れるような理想的なスタイリングにまとまっている。しかしボディ下部や1.65mの全高に関しては、少し圧縮をかけたF-PACEのように見えてしまう。

一方、アーキテクチャは面白い。

共通アーキテクチャ、どう差別化?

E-PACEは、ランドローバー・ディスカバリー・スポーツやレンジローバー・イヴォークのプラットフォームを共有しているが、重要な違いがある。

まず、英国のヘイルウッドの工場では生産能力の都合で組立られないという点。代わりに、当面はオーストリアのマグナ社で生産され、後にジャガー・ランドローバー・チャイナに移される予定だ。

そして、それ以上の違いがある。

かつてのリアドライブをベースとしていたジャガーとは異なり、ほぼスチールで構成されたモノコックは、横置きエンジンのフロントドライブを前提としている点だ。今回のテスト車両は四輪駆動だったが、FFもリリースされる予定となっている。

さらにイヴォークとの相違点は他にもある。

フロントのサスペンション・サブフレームが、ステアリング精度を向上させるために、シャシー側に直接固定されているのだ。リア側は、ジャガーおなじみの凝ったリンク構造を持つ、インテグラル・リンク・サスペンションとなっている。

しかし、比較的高いロードクリアランスと全高、多くがスチール製のモノコックによって、軽量な材料を部分的に使用しているとはいえ、車重は必然的に重くなっている。同等のエンジンを搭載するF-PACEが1770kgなのに対し、試乗車の車重は100kg増しの1894kgとなっている。

車内はというと、疑う余地もなく、ジャガー・ライクな仕上がりだ。F-タイプが打ち出した、ドライバーとパッセンジャーの空間が明確に区切られたデザインを受け継いだものになっている。

パッセンジャー側は、滑らかに急な角度へ導かれ、なだらかな滝のような美しい造形だ。ドライバー側は、運転にフォーカスされたデザインで、センターコンソールには両者を区切るバーハンドルが備わる。

恐らく写真を見るだけで、デザインの上質さを感じてもらえると思うが、実際、素晴らしい出来だ。

プラスティック・パーツの中には、ドイツ車と変わらないようなソリッド感が出ている部分もあるが、ギアレバーを覆う大きなメタリック調のプラスティックは、メッキが少し光りすぎていると思う。しかし全体としては、プレミアムな雰囲気を確実に感じることだろう。

E-PACEのグレード/価格戦略

スターティング・プライスは£28,000(416万円)で、このHSEバージョンは£48,410(720万円)と、値段もそれなりにプレミアム。さらに高性能なR-ダイナミック・デザインを望むなら、£50,710(754万円)となる。

インジニウム・ガソリン・エンジンが、これまでの最高の性能を誇る、300psを発生させることも、価格の理由のひとつだ。

E-PACEは全て4気筒の2ℓエンジンを搭載する。ディーゼルエンジンとしては、150psと180ps、240psの仕様と、ガソリンエンジンとしては、250psと300psの使用があり、6速マニュアルまたはATが組み合わされる。駆動方式は、前述の通りFFと四輪駆動が選べる。

テスト車のP300は、横置きエンジンのために設計されたZF社の9速ATが組み合わされ、四輪を駆動する。

この四輪駆動システムには2種類があり、ひとつはハルデックス・システムで、基本的にイヴォークと同じもの。通常はフロントホイールを駆動し、滑りやすい路面では最大100%まで、リアホイール側へ駆動力を伝達する。

そして、最もパワフルな仕様のクルマに搭載されるのが、電子制御カップリングを採用するGKN社のもので、フォード・フォーカスRSなどにも搭載されている。

リア・ディファレンシャルの左右両側にクラッチが備わっており、右側のみや、左側のみへのトルク伝達も可能にしている。その結果、E-PACEをさらにリア・ドライブ寄りのドライブフィールに仕立てている。

ちなみにフォーカスRSでは、最大70%まで後輪にトルクを分配することが可能なのだが、ジャガーの場合は最大50%までとなっているようだ。

どんな感じ?

乗り心地とコーナリングの葛藤

乗り込めば、恐らく誰でも極めて快適だと感じるはず。

車両後方には577ℓもの広さの荷室がある。ステアリングホイールの位置調整しろも大きく、ロック・トゥ・ロックは約2.5回転で、他のジャガー車にもれず、スムーズに転回する。

走り出してみると、ZF社製の9速ATは、同社の8速ATほどスムーズではない印象。

どちらかというと、デュアルクラッチ・トランスミッションのような振る舞いだ。ブレーキを離した時の、クリープ走行も不足気味。この車格にしては大きすぎる20インチ・アルミのせいもあり、乗り心地には少し不安定なところもある。

発進してから50mほどの走行は、クルマの第一印象を決めるものだが、ジャガー車は幼馴染みのような親しみやすさを覚えることが多い。しかし、このクルマの場合は知り合い程度のような、少し距離感を感じてしまった。

ある程度スピードに乗れば、乗り心地は良くなってくるのだが、車高の高いSUVで感じがちな、ある種の妥協を感じざるを得ない。E-PACEはだいぶ良い部類だとはいえ、背の高いクルマでダイナミクスを求めることの難しさに、気づくだろう。

車高を高くすれば、自ずとロールセンターと重心高が高くなり、コーナーでのロールが大きくなる。そこでアンチロールバー(スタビライザー)を硬くすることでロールを小さくするのだが、乗り心地に影響が出てくるのだ。

この点は、E-PACEの場合、追って選択が可能となるアダプティブ・ダンパーを装備することで改善できるだろう。しかし、そもそも重たいクルマに、さらに重量を増やすことにつながってしまうのだが。

ただし、ジャガーE-PACEに乗る体験が素晴らしいことに変わりはない。このクラスではベストといえるスタイリングで、ダイナミクス性能はさほど重視されないクラスとはいえ、運転自体も楽しい。購入動機を作るには不足ない。

実際のところ、E-PACEは十分に納得できる仕上がりだといえる。あまり冴えない褒め方になってしまうのも意図とは違うのだが、1.65mの車高と4.4mの全長を持つクルマで、ジャガーXEの様な運動性能を求めるのは、少し酷なことだからだ。

乗り心地の一方で、ドライビングは間違いなく納得できるものだ。

ステア・フィールはジャガーそのもの

E-PACEはジャガーらしい独自のキャラクターを持っており、ジャガーならではのステアリング・フィールがあるし、伝統的なジャガーの乗り心地とはいえないが、ボディの動きに対して十分自然なコントロールを得ている。

コーナリングもだいぶ挑戦的な味付けになっている。少し攻め込んでいくとアンダーステアとなるが、十分に粘り、フォーカスRSの様にリアタイヤにトルクが分配され、クイックなコーナリングをサポートしてくれる。

ただし、外側の前輪が深く沈む、ダイアゴナル・ロールが現れてくるのだが。

FRが標準となるXE並に、ドライビングに没入できるかと聞かれれば、それ程でもない。FFのフォード・フィエスタ並に楽しいわけでもない。

しかし、不足ない走行性能だ。クルマの持つ総合的な素質で考えた場合、車高が生む視認性の良さ、ボデイコントロール性、グリップやトラクション、加速性能など、目的への移動手段としては非常に優れている。

エンジンの存在感はだいぶ抑制されている。高回転域でのサウンドも不快なものではない。

この種のクルマは、エンジン音を楽しむというよりも、スタイリングの方が重要だろう。非常に注目度は高く、見られるだけでなく、指を指されたり写真を撮られたり、話しかけられたりするかもしれない。それらは間違いなく、クルマとジャガーブランドへの、好意に溢れたものだ。

これはコンパクトなSUVだからこそ。

そして、フォルクスワーゲンのコンセプトカーであっても表現することができない、ジャガーならではのスタイルを全身で表している存在だからだ。

腰高ではあっても、E-PACEのデザインは、モダン・ジャガーそのものなのだ

「買い」か?

SUVというより「ジャガー」を強調

実は、ジャガーE-PACEの評価は4つ星にしようと思っていた。

ただ、このテストドライブをした翌日、スコダ・スパーブ・エステートに乗る機会があった。四輪駆動で、280psのガソリンエンジンを積み、素晴らしいATが組み合わされている。価格は£36,000(535万円)未満であるにもかかわらず、乗り心地も良く、ステアリング・レスポンスにも優れ、室内も広く非常に好印象なクルマだった。

テストしたジャガーE-PACEは、価格がほぼ£50,000(734万円)にもなる。購入を勧めるか、銀行口座にお金を残しておくか、悩むところだ。

そのようなこともあり、今回は星は3.5とした。良いクルマには違いはない。ただし、SUVに求める基本性能をバランスさせるというよりも、ジャガーらしさを前面に押し出そうとしたという香りが強い。

ほかグレードも試して最終的な結論をだそう。


300万人以上の査定実績!!
あなたの愛車は今いくら?全国200社の買取店ネットワークが回答します!!

わずらわしい、営業電話なし!あなたの買い取り相場がスグわかる!
Goo買取 中古車査定プロモーション

外車王 輸入車・外車査定
コメント

ジャガー・ランドローバーが設計から生産までを手がけた「INGENIUMエンジン」を搭載 2018年型イヴォーク

2017-11-26 13:29:13 | UK(United Kingdom of
yahoo自動車carviewより


ジャガー・ランドローバー・ジャパン株式会社は、「RANGE ROVER EVOQUE(レンジローバーイヴォーク)」2018年モデルを、2017年11月22日(水)より、全国のジャガー・ランドローバー・ジャパン正規販売ディーラーネットワークにて受注を開始する。

2018年モデルには、ジャガー・ランドローバーが設計から生産までを手がけたINGENIUM(インジニウム)エンジンを搭載し、ディーゼル・エンジンを新たにラインアップに加えた。2018年モデルでのみ生産する、「RANGE ROVER EVOQUE LANDMARK EDITION」も発売し、全16機種の展開となる。


新しく採用されたエンジンは2種類。INGENIUM 2.0リッター直列4気筒ターボチャージド・ガソリン・エンジン(最高出力240PS・最大トルク340Nm)と、INGENIUM 2.0リッター直列4気筒ターボチャージド・ディーゼル・エンジン(最高出力180PS・最大トルク430Nm)。

ガソリン・エンジンは、先代モデルのエンジンと比較して15%の燃費向上を実現。1,250rpmという実用的な回転域で最大トルクを発揮する

オプションで選択できる装備が充実。インフォテインメント・システム「InControl Touch Pro」にコネクティビティ機能を導入し、スマートフォンのアプリを介して車両から離れた場所でドアのロックや解除、エアコンの操作、走行履歴や車両状態を確認したり、緊急時にはスマートロードサイドアシスタンスやSOS緊急コールに繋ぐことが可能。また、自動緊急ブレーキやレーンキープ・アシスト、アドバンスド・パークアシストなどのドライバー支援システムを搭載したアドバンスド・ドライバーアシスタンス・パックや、パノラミックグラスルーフを含めたラグジュアリー・パックなど、パッケージオプションも用意している。

メーカー希望小売価格は、2.0リッター直列4気筒INGENIUMターボチャージド・ガソリン搭載、9速ATの5ドアモデルで5,020,000円から。


2.0リッター直列4気筒INGENIUMターボチャージド・ディーゼル搭載、9速ATの5ドアモデルで5,210,000円から。(消費税8%込み)


300万人以上の査定実績!!
あなたの愛車は今いくら?全国200社の買取店ネットワークが回答します!!

わずらわしい、営業電話なし!あなたの買い取り相場がスグわかる!
Goo買取 中古車査定プロモーション

外車王 輸入車・外車査定
コメント

ハイエースがマイナーチェンジ。自動ブレーキや新エンジンを搭載

2017-11-25 10:00:00 | トヨタ
yahoo自動車carviewより


11月22日、トヨタの「ハイエース」 がマイナーチェンジしました。

ハイエース



レジアスエース

レジアスエース 特別仕様車 スーパーGL “DARK PRIME” 2WD 2800ディーゼル 標準ボディ


レジアスエース バン 2WD 2800ディーゼル ワイドボディ スーパーGL


ハイエース TECS車 ビジネス送迎車 “ファインテックツアラー” スーパーロング 2WD ハイルーフ



ハイエース ワゴン 2WD 2700ガソリン グランドキャビン




ハイエース コミューター 2WD 2700ガソリン GL


ハイエース “リラクベース”





目玉はズバリ、衝突回避支援パッケージ「トヨタセーフティセンスP」の全車標準装備と、新世代の2.8Lクリーンディーゼルエンジン&6速ATを新たに採用したことです。

ハイエース バン 2WD 2800ディーゼル ワイドボディ スーパーGL


ハイエース バン 2WD 2800ディーゼル 標準ボディ スーパーGL

======
・歩行者にも対応する衝突回避システムを標準装備
・新世代クリーンディーゼルと6速ATを採用
・レーン逸脱警告、オートマチックハイビームを標準装備
・VSC、ヒルスタートアシストを標準装備
・盗難防止オートアラームを標準装備
・デザインは変更なし
======

プリクラッシュは高機能型のセーフティセンスP

目玉のプリクラッシュセーフティ機能は、ミリ波レーダーと単眼カメラを組み合わせた高機能版で、歩行者も検知する「トヨタセーフティセンスP」を採用し、ライバルとなる「日産 NV350」への優位性もアピール。車線逸脱を警告するレーンディパーチャーアラートや、オートマチックハイビームでも差をつけています。

また、主力のディーゼルエンジンはプラドなどが積む新世代の2.8Lクリーンディーゼル「1GD-FTV」に刷新され、新たに6速ATも採用して、燃費は従来モデルより1.6~1.0km/L向上。エコカー減税は免税となります。

ハイエースの累計販売台数や海外販売の気になる数字

・・・1967年10月に初代が誕生し、今年で50周年を迎えたハイエースは、レジアスエースも含めた世界累計販売台数が602万台をマーク。現行型の5代目は150カ国で販売され、国内と世界の販売比は40:60、商用系のバンと乗用系のワゴン/コミューターの比率は日本が85:15(物流中心)、海外が30:70(人流中心)となっているとのこと。

キャブオーバータイプからボンネット付に変わるのでは、などなど、巷では次期型の噂ネタも少しずつ出始めていますが、今回のビッグマイナーチェンジでリフレッシュした現行モデルがしばらくは強力なブランドイメージを保ちそうです。


300万人以上の査定実績!!
あなたの愛車は今いくら?全国200社の買取店ネットワークが回答します!!
カービュー商用車買い取り一括査定
わずらわしい、営業電話なし!あなたの買い取り相場がスグわかる!
Goo買取 中古車査定プロモーション
かんたん車査定ガイド
【トラック買取.com】トラック買取無料査定プログラム
コメント

ミニバンやSUV向けに開発されたスタッドレス・トランパスTXに試乗した

2017-11-22 12:00:00 | タイヤ
yahoo自動車carviewより


ミニバンはもちろんSUVやクロカン車にも
かねてより「専用タイヤ」という考え方を大事にしてきたトーヨータイヤは、他社に先駆けていちはやくミニバン専用タイヤ「トランパス」や、その冬用版の「ウインタートランパス」を送り出し、好評を博してきた。初代の登場から約20年間で得た知見と最新技術のすべてを投入して開発した最新モデルが、「ウインタートランパスTX(以下「TX」)」だ。

なお、「T」はトールを、「X」は無限大を意味する。位置づけとしては、CCV(クロカン車)やSUV向けに「オブザーブGSi-5」という製品もあるが、TXはミニバンだけでなくCCV/SUVも含めた背の高いクルマ全般向けの製品となる。アイスグリップの高さを想起させる、氷をひっかくような模様のサイドデザインも目を引く。

開発の背景には、自動車市場の変化が少なからず影響している。トーヨータイヤによると、近年はミニバンを含む車高の高いクルマが安定して売れている中でも、SUV/CUVが2013年から大幅に伸びているという。また、2016年の年間の新車登録台数トップ30のうち約半数は「ハイト系」と呼ぶ車高の高いクルマとなっている。TXはこうした状況を受けて、車高の高い車両の特性を鑑みつつ、いまどきの消費者が求める性能を盛り込んで開発されている。

コンセプトとして、ハイト系車両をしっかり支え、しっかり走り、しっかり効くという、3つの「しっかり」を据え、さらには日本では当然のごとく多くのユーザーが求めるアイスブレーキ性能のさらなる向上により「しっかり止まる」ことをはじめ、レーンチェンジでも安定している「フラつき低減」や、摩耗性能の向上と均一摩耗による「しっかり長持ち」という、3つの特徴性能を念頭においている。


高剛性サイドウォールなど背の高いクルマ向け技術を搭載

技術面で特徴的な部分として、トレッドパターンは従来品の「ウインタートランパス MK4α(以下「MK4α」)」と同様に非対称パターンを継承しているが、IN側に新たに「3Dダブルウェーブグリップサイプ」を採用したことが挙げられる。これはブロック壁面に設けた凹凸がサイプの倒れ込みを抑制し、エッジ効果を高めてアイス制動を向上させるというものだ。一方のOUT側はショルダーブロックをワイド化し剛性を高めることで、フラつきの低減を図っている。

構造設計においては「スーパーハイターンアップ構造」の採用が大きい。これはトーヨータイヤがすでに重心の高いクルマ向けのサマータイヤなどにも用いている技術で、通常よりもベルトを高い位置まで巻き上げてサイドウォールを強化することで、たわみ位置をビード側にもっていくことで、大きな入力があっても接地面を安定させることができ、フラつきを低減できるというものだ。

また、発進および制動性能に効くIN側、コーナリングに効くOUT側、ソフトさを保ち経年変化を抑えるベース部と、異なるコンパウンドを使い分けた「トリプルトレッド構造」という技術も継続採用している。

その他にも、詳しく説明するとスペースがまったくたりないくらい、いくつものアイデアや独自の技術が盛り込まれていることも念を押しておこう。もちろんトーヨータイヤの看板技術である鬼クルミも効いているはずだ。


アイス性能をはじめMK4αから全方位的に進化

テストコースでの試乗では、まずTXとMK4αを装着した同じ「トヨタ ヴォクシー」の4WD車を同条件の氷盤路と圧雪路で乗り比べたところ、やはり少なからず違いがあった。氷盤路では、発進、加速、旋回、制動のすべてにおいて、TXのほうがグリップ感が1割ほど高かった。MK4αも剛性感は高く、それなりにグリップも確保されているのだが、TXと厳密に比べるとちょっとしたアクションで縦方向だけでなく横方向にも逃げがち。20km/h程度まではそれほど大きな差はないが、30km/hぐらいなるとだいぶ差がつく。曲がりながらアクセルを踏んだり、ブレーキをかけながら曲がったりすると違いがよくわかる。

立って歩くのが難しいほどツルツルの路面でも、両タイヤでは操舵に対する初期応答性が違って、TXのほうが遅れ感は小さい。また、圧雪路でスラロームを試しても、TXのほうが応答遅れの小さい印象は同じで、狙ったラインをトレースしやすく、全体的にシャープな印象がある。そして決定的に違うのがアイスブレーキ。TXのほうがブレーキを踏んだ瞬間から制動感が強く、ずっと短い距離で停止できてしまった。リアルワールドを想像しても、この差は小さくない。


試乗してもハイト系モデルとの相性の良さが印象的

さらに、TXを装着した「VW トゥーラン」(FF)と「トヨタ エスクァイア」(4WD)で、1周が約2.8kmにもおよぶ外周路を走行した。路面は圧雪が主体だが一部アイスもあり、左右で状態の異なるスプリットミュー路もあればアップダウンもあるなど、さまざまなコンディションを試すことができるコースだ。

いずれもグリップ感が高く、安心して走れることを確認。ここでも応答遅れが小さく、微少舵域からリニアに応答することが印象的だった。ややペースを上げても限界域での滑り出しは穏やかで、あまり不安に感じることもなく走れてしまう。

トゥーランでは、持ち前の俊敏なフットワークが雪上でも味わえるほどのグリップがステアリングを通して感じられた。前輪駆動の限界か、7~8度の上り勾配で坂道発進を試すと若干は滑ったが、リカバリーが早かったのはグリップの高さの表れだろう。

対するエスクァイアは、4WDという強みもあってより安心して走ることができた。普通に走っているぶんにはVSC介入を示すランプもほとんど点灯しない。重心の高いクルマだが、タイヤの剛性が高いおかげで腰砕けになることもなく、ロールも小さく抑えられている。

むろんFFと4WDという大きな違いはあるが、全体的にエスクァイアのほうがグリップ感は高く、4輪にしっかり面圧がかかる感覚があったのだが、考えてみるとトゥーランは、ミニバンながら乗用車のような走りを実現したことがウリのクルマ。むしろ背高ミニバンのエスクァイアのような、ある程度は重心の高いクルマのほうが、TXとのマッチングがよいような気もした。

このようにトーヨータイヤの最新モデルは、小さくない進化を遂げていた。冬道を走る機会のあるハイト系車両ユーザーにとって頼もしい味方となってくれるに違いない。


スペック
175/80R15~225/45R18まで31サイズ。価格はオープン。


400万人以上の査定実績!!
あなたの愛車は今いくら?全国200社の買取店ネットワークが回答します!!

わずらわしい、営業電話なし!あなたの買い取り相場がスグわかる!
Goo買取 中古車査定プロモーション
コメント

ヨコハマ「アイスガード6」のマルチぶりに新世代スタッドレスを感じた

2017-11-22 10:00:00 | タイヤ
yahoo自動車carviewより


よりマルチな性格を手に入れた新スタッドレス
横浜ゴムの新スタッドレスタイヤ、アイスガード6を皆さんより一足先に、雪の北海道で試してきた。はて、そんなテストができるほど北海道に雪が積もっている? と思った方もいるだろう。というのも実はこのテスト、今年の2月に開催されたもの。スタッドレスタイヤの取材は、1シーズン前に行われるのが恒例なのだ。

さて、2月のこの日はかなりの降雪だった。実際に横浜ゴムが北海道に所有するテストコース、TTCH(北海道タイヤテストセンター)に向かった際には、雪が得意なはずの北海道のバスがスタックしてしまったほど。そんなコンディションの中で、アイスガード6の試乗会が開催されたのだった。

今回のアイスガード6でトピックといえば、やはり先代のアイスガード5プラスに比べ、さらに高性能化したことはもちろん、よりマルチな性格を手に入れたところだろう。


氷への“効き”をさらに強化

アイスガード6が第一に特徴としているのが、これまでよりも氷上性能が向上したこと。日本のスタッドレスタイヤは、氷上性能の高さに関して世界一であり、とくに冬の北海道の交差点などで発生する極めてミューが低く滑りやすい路面でもしっかりと制動できるだけの性能が求められる。それだけにそもそも氷上性能は高いわけだが、今回は先代よりも制動距離でみて15%短く止まれるようになったわけだ。

そしてこの性能向上を実現しているのが、進化した非対称パターンとプレミアム吸水ゴムの採用。非対称パターンでは、タイヤの内側で氷上性能を高め、タイヤの外側では雪上性能を高める組み合わせとした。併せて滑りやすい路面でもしっかりと食いつくサイプやグルーブが新たに入れられる。またプレミアム吸水ゴムでは、凍結路面に残っているミクロの水膜を新マイクロ吸水バルーンとエボ吸水ホワイトゲルが吸い上げると同時に路面へ密着、そして氷を噛むことで性能向上を果たしているわけだ。

実際の氷上ブレーキテストでも、しっかりと食いつくことを実感させてくれた。また、後日開催されたスケートリンクでの試乗でも、高い制動力やコントロール性を披露したのだった。


氷上性能と反比例しやすいウェット性能も向上

氷上性能に次いで注目なのが、ウェット性能の向上だろう。ウェットの制動テストでは従来のアイスガード5プラスに比べて、約5%も制動距離が短くなっている。

そしてこの性能向上に関しても、プレミアム吸水ゴムが貢献している。先に挙げたプレミアム吸水ゴムの採用によってウェット性能も向上しており、結果、氷上性能を高めつつウェット性能も高めることができたのだという。

とくに降雪地域では気温の変化によって、アイスバーンをはじめ、圧雪、氷や雪が溶けた状態、あるいは除雪が済んだ場所でのウェット路面など、実に様々な路面が出現する。そうした中でも今回のアイスガード6は、ウェット性能を高めたことでより高い安心感を手に入れたといえる。

冬のウェット路面は、凍っている場所もあるかも? といった不安を感じつつ走る場合もあるので、その際のウェット性能の向上は何よりも心強い要素といえる。


多様なニーズに応える欲張りな新世代スタッドレス

そしてアイスガード6はこの他に、静粛性に関しては従来品よりもパターンノイズを1.8dB低減しており、より静かで快適な環境を作り出せるようになった。そして燃費に関しては、同社の夏タイヤであるECOSと同じレベルで低ころがりも実現しており、従来比で2%ころがり抵抗を低減している。さらに時間が経っても硬くなりにくく、4年後でも性能が発揮できるようなロングライフ化も達成されているのだ。

こうしてみてくると、アイスガード6はまさにこれからの時代に相応しい、マルチな性格を手に入れた新世代スタッドレスといえるだろう。

日本のスタッドレスタイヤは、氷上性能命であることは間違いない。だが、その部分をさらに進化させつつも、リアルワールドで求められるあらゆる性能の向上に加えて、スタッドレスタイヤであっても安心や快適といった領域を追求しているのが今回のアイスガード6。

冬のドライブにおける安心や快適を実現してくれるのは、決してクルマだけでなく、優れた性能のタイヤあってこそ、である。


サイズ
265/35R19 94Q~135/80R13 70Qの全95サイズ
※今後も順次サイズ追加を計画

価格=オープンプライス
発売日=2017年9月1日


400万人以上の査定実績!!
あなたの愛車は今いくら?全国200社の買取店ネットワークが回答します!!

わずらわしい、営業電話なし!あなたの買い取り相場がスグわかる!
Goo買取 中古車査定プロモーション

かんたん車査定ガイド
コメント

小さくても刺激はビッグに!! 国内コンパクトホットハッチ頂上決戦

2017-11-21 10:00:00 | ライバル車比較
yahoo自動車carviewより


こんにちは、山野哲也です。トヨタがGRというスポーツモデルブランドを立ち上げて、積極的にニューモデルを投入するというので、ボクもとても興味津々です。スズキはスイフトスポーツをモデルチェンジして1.4Lターボエンジンを搭載するとともに、あえて3ナンバーボディになることを辞さずワイドトレッド化するなど、走りの質を求めています。フェンダーフレアで対応するのではなく、フロントフェンダーからリアフェンダーまで外板パネルを専用としているのは、コスト的にも小さくないので、スズキはスイフトスポーツの操安性能に真剣に取り組んでいるのだろうということがわかります。そんな盛り上がりを見せる国産コンパクトスポーツを代表して、マーチNISMO、ヴィッツGR、スイフトスポーツに乗ってみました。

文:山野哲也/写真:西尾タクト



■マーチNISMOにはレーシングカーの息吹を感じる

 今回乗った3台のなかで、スポーティな操安性、サスペンションのよさという点で評価すれば、圧倒的によかったのはマーチNISMOです。レーシングマシンの開発、セッティングの経験豊富なNISMOの底力を見せつけた、という印象。試乗した道路はけっこう路面が荒れていて小さなうねりがあったり、マンホールのフタの部分が段差になっているような場所もあり、サスペンションやボディの善し悪しがクッキリと見えてくるのですが、マーチNISMOはいっけんガチガチの乗り心地のように感じるものの、うねりや段差でしっかりとサスペンションが動いて、"ダダン!!"という入力にもボディが負けることなく足が動いて車体の上下動が少なく抑えられています。これはかなり緻密にクルマに合わせて減衰力の特性などを突き詰めていかなければ、ここまでは煮詰め上げられません。

ヴィッツGRの評判は高いが、マーチNISMOの仕上がりは「ジムカーナキング」の山野哲也氏をもってしても納得だという

 同じようにヴィッツGRを走らせると、ヴィッツGRも悪くはないのですが、突起乗り越え時に"ダン!!"とボディが揺すられるような動きをしてしまい、完全に入力を吸収し切れていません。もうちょっとフラットな路面でヒラリヒラリと山道を走るような場面では、ヴィッツGRのハンドリングもとてもいいのですが、条件が厳しくなってくるとマーチNISMOの足の「よさ」が際立ってきます。でも、室内の雰囲気や全体的な仕上げの「豪華さ」というか作りのよさは圧倒的にヴィッツGRが勝っています。ブレーキのよさもヴィッツGRが勝ります。

 おそらくNISMOの開発陣は、ものすごい量のタイヤとサスセッティングの組み合わせをテストして、最適なものを導き出しているのだと思います。マーチNISMOのタイヤサイズは205/45R16という、ちょっと変わったサイズなのですが、これもベストを追求した結果のタイヤサイズなのでしょう。 

ヴィッツGRはWRXなどのイメージを彷彿とさせるが、山野氏いわく足回りの詰めがもうひとつ、だそう

■スイフトスポーツは誰もが楽しめるマルチプレイヤー

 マーチNISMO、ヴィッツGRと比べると、スイフトスポーツは日常からスポーツ走行まで楽しめるスポーティハッチです。マーチNISMOやヴィッツGRはスポーツチューニングモデルです。対するスイフトスポーツは、スポーティなモデルではありますが、あくまでもレギュラーモデルのなかのスポーティ仕様という位置付け。乗り心地や操舵フィールなど、普段使いにはスイフトスポーツが一番扱いやすく、しかもいざとなれば相当に気持ちよく走れるという楽しさがあります。リアトレッドが拡大したぶん、スタビリティが高く安心感のあるハンドリング特性です。

 1.4Lターボエンジンはフラットトルクでとても扱いやすく、どの回転からでもアクセルを踏めばグッとトルクが立ち上がって加速できます。エンジンという意味では当然ターボで23.4kgmというトルクを出すスイフトスポーツが一番なのですが、NA1.5Lの2台ではマーチNISMOのほうがパワフル。低回転からエンジン回転を高めていった時の伸びまで幅広い回転域でトルク感が味わえます。高回転の伸びもよく、ある意味古典的なNAチューニングエンジンの雰囲気です。ヴィッツGRのエンジンはノーマルのままなので、専用チューンが施されたマーチNISMOのほうが気持ちいい。

 でも、ヴィッツGRのCVTは驚きました。制御のチューニングでマニュアルモードで10速にステップが切ってあるのですが、1→2→3速と加速させていくと、シフトアップで500回転しか落ちない。レーシングマシンでもこんなクロスレシオはありません!! 思わず笑っちゃうほど楽しい「仕掛け」。しかも、シフトアップしていく時に一瞬オーバーシュートしたような感覚を見せるのですが、最近のレーシングマシンと同じ雰囲気なんです。わざとその雰囲気を演出しているのでしょう。これは楽しいです。ヴィッツGRには5速MTもあるのですが、街乗り主体だったらCVTを選んでも楽しめると思います。

 室内の仕上げ、例えばシートのよさなどではヴィッツGRがとてもいいと感じました。ただステアリングは握りの革のつなぎ目があと20mm程度センタースポーク寄りにあるとベスト。スイフトスポーツも同じような位置。それが上手なのがマーチNISMOのステアリングです。操作した時にステアリングの切り角がこのつなぎ目の感触で把握しやすいのです。レース経験豊富なNSIMOらしい細やかな部分です。

スイスポは足回りも含めて評価が高い。乗り手を選ばず楽しめる1台となりそうだ

【ヴィッツGR 230万3640円】

エンジン=直列4気筒 1496cc  馬力・トルク=109ps/6000rpm 14.1kgm/4400rpm

【マーチNISMO 184万2480円】

エンジン=直列4気筒 1498cc  馬力・トルク=116ps/6000rpm 15.9kgm/3600rpm

【スイフトスポーツ 183万6000円】

エンジン=直列4気筒ターボ 1371cc  馬力・トルク=140ps/5500rpm 23.4kgm/2500-3500rpm


400万人以上の査定実績!!
あなたの愛車は今いくら?全国200社の買取店ネットワークが回答します!!
わずらわしい、営業電話なし!あなたの買い取り相場がスグわかる!
Goo買取 中古車査定プロモーション
かんたん車査定ガイド
コメント

「選べるカラーパック」も設定。力強い顔つきに生まれ変わったダイハツ・ハイゼット カーゴ

2017-11-20 10:00:00 | ダイハツ
yahoo自動車carviewより


衝突被害・軽減ブレーキを含む安全パッケージである「スマートアシスト?(スマアシ)」を新たに搭載したダイハツ・ハイゼット カーゴ。

今回のマイナーチェンジは、フェイスリフトを含め、ボディカラーに新色を加える「選べるカラーパック」も設定されています。こちらは、軽トラックのハイゼット トラックが掲げたキャッチフレーズの「農業女子」と似た戦略にも思えます。


2014年に新型にスイッチした現行ハイゼット トラックは、カラフルなボディカラーも設定し、「農業女子」など若い女性ユーザーの掘り起こしも狙っています。

2017年11月にマイナーチェンジを受けたハイゼット カーゴの方は、フロントフードの位置を上げ、下側にボリューム感を持たせ、末広がりのグリル形状により安定感を抱かせる力強い顔つきに。

また、マルチリフレクターハロゲンヘッドランプのデザインが変更され、シャープさも増しています。リヤコンビネーションランプも同様で、意匠が変更され、LED テール&ストップランプを採用。さらに、LEDヘッドランプ、LEDフォグランプをオプション設定され、視認性と省電力性、質感向上を実現します。

細かなところでは、フロントバンパー左右下端を従来よりも20mm切り上げるとともに、左右下部に着脱可能な「コーナーピース」を設定。これにより、縁石などで擦ったり、傷ついたりする恐れを低減するとともに、傷がついた場合でもバンパーごと交換の必要がないため、修理費用や交換作業の低減に貢献。

ボディカラーは、「ホワイト」、

「ブライトシルバーメタリック」が標準色で、先述したように「選べるカラーパック」が新設定され、「ファインミントメタリック(新色)」、「パールホワイト?」、「ライトローズマイカメタリック(新色)」、「ミストブルーマイカメタリック」、

「ブラックマイカメタリック」が用意されています。



内装も質感を向上。インパネをブラック基調で上質感あるデザインに変更。マルチインフォメーションディスプレイ付メーターが採用され、メーター大型化により視認性が向上されたとしています。

さらに、ファブリックシート表皮が撥水加工に変更され、グリップ径が太く握りやすいステアリングホイールや、クリーンエアフィルター、キーレスエントリー(キー一体式)などが設定されています。

使い勝手も磨かれています。間口が広く、使いやすい助手席トレイ/センタートレイをはじめ、メッシュ形状に変更されたことで置いたものがひと目でわかるオーバーヘッドシェルフ、マルチユーティリティフック、AC100V電源などを新たに用意。そのほか、17.8km/Lというカタログ燃費の向上なども盛り込まれています。(塚田勝弘)


400万人以上の査定実績!!
あなたの愛車は今いくら?全国200社の買取店ネットワークが回答します!!
わずらわしい、営業電話なし!あなたの買い取り相場がスグわかる!
Goo買取 中古車査定プロモーション
かんたん車査定ガイド
コメント

HVモデル追加で追撃体制が整ったステップワゴン。王道ミニバンの復活なるか

2017-11-18 12:05:28 | Honda
yahoo自動車carviewより


求められていたハイブリッド車
1996年5月に当時の「クリエイティブ・ムーバー」の第3弾として登場し大ヒットした初代ステップワゴン。その斬新なパッケージ、価格設定、何よりもファミリー層におけるライフスタイルを豊かにしてくれる仕掛け(機能だけでなく「こどもといっしょにどこいこう」のCMなど)が市場にミートしたこともその理由だろう。

とはいえ、人気車種の仲間入りを果たしたステップワゴンも2008年前後から少し販売に苦戦することになる。もちろんクルマが悪いわけではない。ライフスタイルの変化や初代のステップワゴンに乗っていたファミリーの子供たちが成長して、親と一緒に乗る機会が減ったこと、そしてハイブリッドカーの台頭である。

個人的には「現場の空気を知る」という意味で頻繁にディーラーに行くようにしているが、現場から聞こえてくるのは「ステップワゴンにハイブリッドがあれば…」という声である。そんなことはホンダ本社だって十分理解しているし、現場の声がすべて正しいとは言い切れない。ただ、ライバルとなるミドルクラスミニバン市場の約45%がハイブリッド車であること、そしてこれをラインナップすることで全体の販売増に貢献していることは否定できない。

そして2017年9月、5代目ステップワゴンのマイナーチェンジが行われ待望のハイブリッドモデルが追加された。競合へのインパクトも含め、その実力をチェックした。


スパーダにのみハイブリッド追加の理由

今更だがグレード構成を確認すると、ハイブリッド車はスパーダのみの設定であることに気がつく。ホンダによると、現行モデルが登場してからスパーダの販売比率は常に高く、約80%とのことだ。つまり求められているのはスパーダ自体の進化でもあり、これに新しいハイブリッド車を追加することが全体の商品力向上につながると判断したのだろう。

今回ハイブリッド車を新設定することに対し、スパーダはエクステリア、インテリアとも大きな進化を遂げている。シャープなフルLEDヘッドライト、ワイドかつ厚みのある大型グリルの採用、そして気に入ったのがこれらの新造型による“突進感”というデザインコンセプトだ。やはりこの手のクルマは押し出し感や塊感、少し変わった視点で言えばルームミラー越しに映った際のインパクトも重要だったりする。専用デザインはもちろん、ハイブリッド専用も含めたボディカラーを三色追加するなど気合いが入っている。

インテリアに関しては「かゆいところに手が届く」的な変更だ。スパーダの内装仕様はグレードに応じて3種類設定、ハイブリッドとガソリン車共通になるが快適装備も充実。

1&2列目のヘッドレストレイントのクッション性向上や3列目床下収納シートの操作ストラップの素材を変更することで操作性を向上させているという。

LPL(開発責任者)の斎藤葉治氏に対し「ヘッドレストレイントの固さまでこだわるのか?」と質問をぶつけてみたら「デザインや動力性能はもちろん重要ですが、何よりも安心して楽に移動するための快適空間を提供したいわけです。そのためにお客様の声なども真摯に聞くことでさらに良いモノを作り上げたわけです」とのこと。ウーン、すでに試乗前にその隙の無いクルマ作りにすっかり気持ちを奪われてしまったかもしれない。


ハイブリッドでも従来どおりのパッケージを実現

搭載するハイブリッドシステムはすでにアコードやオデッセイで搭載済みの2モーターによる「SPORT HYBRID i-MMD」である。システムとしては確かにそうなのだが、じゃあ「それでおしまい!」じゃないのが今回のステップワゴンのミソだったりする。

前述の斎藤LPLによると「当初オデッセイ用のシステムを組み込んだら全長が100mm延びていた」とのことからも、ステップワゴンにこのシステムを組み込むためには並みの改良では達成できないということになる。結果、エンジンのほか、IPU(インテリジェントパワーユニット)を搭載するための専用骨格を新設計して採用することになった。

これにより全長は+25mmに抑えつつ、室内空間はガソリンモデルと同等、何よりもステップワゴンの売りのひとつであるマジックシート(3列目シートの床下収納)も使えるわけだ。この辺はパッケージング技術では定評のあるホンダの面目躍如というところだろう。そもそもミニバンという使い勝手を特に重視する商品において、それらがシステムによって邪魔されてしまうというのは本末転倒である。

システムを搭載することでフロア自体は少しだけ持ち上がっているが、フロントシートの着座位置もガソリン車と同等であり全体としては“誤差の範囲”。ハイブリッドだから何かを犠牲にしたということはない。正直、お金をかけた大改良であることがこの点からも理解できるのである。


機能や使い勝手もよく考えられている

運転席に乗り込むと見慣れたはずのステップワゴンのインパネに小さな変化を感じることができる。

元々ステップワゴンのインパネデザインはかなり素晴らしいと感じている。前方視界を邪魔せず、必要な情報を目の前に表示、ナビやエアコン類の吹き出し口やスイッチの位置まで非常に考えられており、同社のフリード同様、このクラスの商品の中ではトップレベルと言える。

そしてハイブリッド車は専用のセレクトレバーやメーター類を採用することでガソリン車とのさりげない差別化も図れている。またEPB(電子制御パーキングブレーキ)やEVスイッチなども含めた機能を集約した、大型のセンターコンソールを装備している点にも注目だ。

このコンソールに設置されたトレイ、前後265mm、左右120mmあるので普段自分が使っているA4サイズの書類が入るブリーフケースなども余裕で置ける。さらに内張りに柔らかな素材を使うことで荷物が傷つくことを防ぐなど芸が細かい。


またグレード別やオプション対応になるが、昨今の必需品! とも言われているUSBジャック(それも急速充電対応)や1500Wまで対応する100V電源もここに組み込まれる。アウトドアなどでもこの余裕ある電源はかなり役立つはずだ。


クラストップレベルの上質さを身に付けた

前述したように搭載するハイブリッドシステムはアコードやオデッセイと同等のものだ。2Lのアトキンソンサイクルエンジンに135kW(184ps)、315Nm(32.1kg-m)のモーターを組み合わせる。

走り出してまず感じるのが「静かである」ということ。走り出しから一般道のクルーズ、高速道へ移動してもその静かさは切れ目無く維持される。さすがに山道をSモードにして走るとそれなりのモーター音は侵入してくるが、不快感の大元となる周波数などはうまく遮断している。特に感じるのがフロア回り、あと意外と言っては失礼だが3列目シートに座った際のタイヤハウス周辺からの透過音の少なさだ。また道路の細かな継ぎ目を乗り越えた際の振動の少なさや収まり感もこれまでのステップワゴンからワンランク以上アップ、安易に上質という言葉は使いたくないのだが、全体のバランスの良さも含め、このクラスではトップレベルの上質さを身に付けている。

また何度も言うようだが、この新型ステップワゴン、特にハイブリッドは目に見えない部分にかなりお金がかかっている。フロントガラスの遮音化や各種インシュレーターの性能向上など数多くのアイテムが新採用されているが、それを効率よく静粛性向上のために使っている点に好感が持てる。

基本的にこのハイブリッドシステムは2モーターを採用することでガソリンエンジンはクルーズ時や加速時のほかは発電用としての役割が大きい。バッテリー残量がある状態でEVスイッチを押せばエンジンを始動することなくEV領域で走ることができる。

先進安全技術である「ホンダセンシング」は全グレード標準装備だが、ハイブリッド車のみACC(アダプティブクルーズコントロール)の渋滞時追従機能が付く。実際使ってみるとその“効き具合”はもちろん、EV領域でかなりの時間を走ることができたのでガソリン節約には貢献するはずだ。


改めて感じたガソリン車の良さと「わくわくゲート」の利便性

大きな進化を遂げたステップワゴン。その人の使い方にもよるが、まずは予算が許せばハイブリッド車を第1候補としたい。グレードは3種類あるが、オススメは装備と価格のバランスの良さで真ん中に位置する「SPADA ハイブリッドG ホンダセンシング(335万160円)」だ。

下位のハイブリッドBとの価格差は4万9680円だが、フルオートエアコンに「プラズマクラスター」機能が付くなどコスパは抜群だ。最上級の「SPADA ハイブリッドG・EX ホンダセンシング」はハンドリングや快適性を向上させるパフォーマンスダンパーが唯一標準装備、また前述した電源コンセントもこのグレードしかメーカーオプションで選ぶことができない。価格差は20万9520円高になるが、より上質なモデルを求めるのならばこの選択肢も十分に有りだろう。

そして改めて評判の高い「わくわくゲート」を使ってみたが利便性の高さを実感した。そもそもリアゲート自体は重量があるし、後方に壁がある場合などは開閉に注意が必要なのはご存知の通り。ライバル車にはガラスハッチなどを採用し利便性を高めているモデルもあるが、狭い場所で重い荷物を載せたい時、そもそもガラスハッチの高さまで荷物を持ち上げること自体が大変なのである。その点、横開きのわくわくゲートの場合、地面からの距離が短く、ちょっとドアを開けてサッと荷物を積み込むことができる。もはや便利を超えてスゴイ! の領域。これは一度ディーラーで体験することをオススメする。

実は今回ハイブリッドに乗って逆に感じたのが1.5Lターボ車(228万8520円~)の良さであった。他のライバル車の場合、ハイブリッド車以外の選択肢としてはコンベンショナルなガソリンエンジンになる。性能自体は悪くないだろうが、何か特徴というか“華”が無いのである。それに比べるとステップワゴンの場合、ターボによる加速力や2.5L並みのトルクなどもあり、予算的にハイブリッド車に手が届かなくても選ぶ理由がある。



ハイブリッドの追加自体はもちろん素晴らしいが、これによる1.5Lターボ車の再認識とバリエーションの豊富さによる「商品力の大幅向上」。これがステップワゴンを試乗した総括と言える。



スペック
【 ステップワゴン SPADA ハイブリッドG・EX ホンダセンシング 】
全長×全幅×全高=4760×1695×1840mm
ホイールベース=2890mm
車両重量=1820kg
駆動方式=FF
エンジン=2.0リッター直列4気筒DOHC
エンジン最高出力=107kW(145ps)/6200rpm
エンジン最大トルク=175Nm(17.8kg-m)/4000rpm
モーター最高出力=135kW(184ps)/5000-6000rpm
モーター最大トルク=315Nm(32.1kg-m)/0-2000rpm
トランスミッション=CVT
バッテリー=リチウムイオン
使用燃料=レギュラーガソリン
サスペンション=前:マクファーソン式、後:車軸式
タイヤサイズ=前後:205/60R16
JC08モード燃費=25.0km/L
車両本体価格=355万9680円


400万人以上の査定実績!!
あなたの愛車は今いくら?全国200社の買取店ネットワークが回答します!!

わずらわしい、営業電話なし!あなたの買い取り相場がスグわかる!
Goo買取 中古車査定プロモーション
かんたん車査定ガイド
コメント

ホンダ オデッセイ 改良新型はフロントマスク刷新、安全運転支援システムを全車標準装備

2017-11-18 10:57:59 | Honda
yahoo自動車carviewより


ホンダは上級ミニバン『オデッセイ』の改良新型モデルを発表。

安全運転支援システム「ホンダ センシング」を全タイプで標準装備するとともに、デザインや装備、使い勝手などを向上させ、11月17日より販売を開始する。

新型オデッセイは、衝突軽減ブレーキをはじめとするホンダセンシング全8機能をガソリン/ハイブリッドモデル全タイプに標準装備。安心・快適な運転や事故回避を支援する。また、ハイブリッドモデルはACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)に渋滞追従機能を追加。適切な車間距離を保つよう支援し、高速道路などでの運転負荷軽減を図る。

新型オデッセイ プライドを捨てたホンダの本気



エクステリアでは、フロントのバンパーおよびグリルのデザインを変更し、力強い印象のフロントマスクに仕上げたほか、LEDフォグライトを標準装備し、全タイプのデザインを統一した。







また新規デザインのアルミホイールを採用。

ボディカラーは新色「コバルトブルー・パール」と

「プラチナホワイト・パール」を含む全7色を設定した。







インテリアでは、

2列目プレミアムクレードルシートに大型ヘッドレストを、

足元にはスマートフォンやペットボトルなどが収納できる小物入れを採用。また、純正ナビゲーション「ギャザズ」は9インチに対応し、ナビ装着用スペシャルパッケージと組み合わせることでより使いやすく、ドライブをサポートする。

価格はハイブリッドが375万円から415万円、ガソリンモデルが298万円から365万3600円、福祉車両が322万円から341万円。


400万人以上の査定実績!!
あなたの愛車は今いくら?全国200社の買取店ネットワークが回答します!!
Goo買取 中古車査定プロモーション
かんたん車査定ガイド
コメント