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于建:誰が下層青年のチャイナドリームを圧殺しているのか(2)

2011-01-29 17:59:40 | 中国異論派選訳
戸籍と農地改革についての4つの提案

 今の戸籍管理重点から人口管理重点に切り替える。「住宅で人を管理する」、「身分証で人を管理する」、「仕事で人を管理する」といった新たな方式を検討する。地方政府官吏の業績評価体制を改革し、地区ごとに官吏勤務評価を域内総生産成長率と一人あたりGDP成長率の重みづけを変える。

 東方早報:今は地方のレベルでは土地改革面での経済的インセンティブは非常に強いです。

 于建:今の状況では、利益衝動がなければ、改革を始動させるのは困難です。全ての地方政府は経済人〔経済活動において自己利益のみに従って行動する完全に合理的な存在。実際の人間の行動を近似したモデル〕であり、利益を見つけ出すために改革しているのです。

 東方早報:あなたの研究によると、戸籍制度と農地制度の改革の突破口は何ですか?

 于建:主に4つあります。

 第一に、戸籍制度の改革はまず社会保障制度の改革から始めるべきです。中国の都市と農村の戸籍二元制度の実質は、公共サービス、社会保障の二元化です。後者を止めれば、前者は象徴的な意義しか持ちません。本当の戸籍制度改革は、国家レベルでも地方レベルでも、必然的に公共サービスや社会保障のシステムを一体化する改革です。公共サービス、社会保障システムの一体化は二つのことを意味します。一つ目はすべてをカバーし、社会構成員全てが比較的公平な基準で各自の義務を負担し、比較的公平な基準でサービスと保障を受けることです。二つ目は富の再配分を通じて共同の発展を実現し、社会的脆弱層への適度な傾斜配分を通じて共同の受益、スタートの公平を実現し、保証機能の強化を通じて、社会の安定を維持することです。よって、旧制度から新モデルへの転換過程で、まず都市偏重を薄め、戸籍と社会福祉を徐々に切り離し、先に内容を改め後に形式を改めるというやり方で改革過程での利益衝突と摩擦を緩和し、さらに一連の経過措置を通じて都市と農村一元管理の戸籍制度を実現すべきです。直接戸籍制度を排除するのは適切ではありません。

 第二に、科学的に参入規制制度を制定し、人の合理的移動を促進することです。戸籍制度の改革を通じ、「割当量制御」の代わりに「参入条件」を導入し、国民の居住と移動の自由の実現のために市場調整を主とする制度的前提を提供することです。市場調整による居住と移動の自由は、合法的な住所、安定した職業ないし収入源を基本とする定住許可条件です〔大いに疑問、居住の合法性を前提にする発想は居住権の際限のない制限を許し現状と変わらなくなる危険あり〕。

 各地の経済レベル、社会開発、自然資源など条件の差が非常に大きいので、中国は多様な都市化を進め、比較優位を発揮しなければなりません。たとえば、東部の経済の発達した地域では、県役場所在鎮と中心鎮を開発の重点とし、都市農村一体の労働力市場を作るべきです。西部の後進地域は、人口密度が低く、生態環境を守らなければならないので、限られた資金を集中し、規模の効果を利用し、優先的に中心都市を開発すべきです。

 第三に、条件のある地区では、農業・非農業の戸籍の区別を取り消し、都市農村一体の戸籍管理制度作りに急いで取りかかるべきだ。現行の戸籍制度の主な欠陥は都市と農村分離のその二元構造です。現在、多くの地方で戸籍制度改革にすでに成果が表れ始めています。人為的、行政的な戸籍「審査」制度を廃止し、参入条件をもって計画管理に替え、属地化管理〔属人では?江戸から明治への転換は人を土地にしばりつけた属地管理から戸籍という文書上での属人管理に移し、移動の自由を実現したことだった〕と職業登記を実行し、都市農村統一の戸籍管理制度を作ることです。それを基礎として、省・自治区・直轄市を単位として漸次広げてゆき、省・市・自治区の範囲内で統一戸籍を実現します。戸籍登記制度を強化改善します。戸籍管理重点から人口管理重点に切り替えます。先進技術を使って、静的管理から動的管理に切り替えます。「住宅で人を管理する」、「身分証で人を管理する」、「仕事で人を管理する」といった新たな方式を検討します。

 第四に、戸籍と土地制度のワンセット改革を実施することで改革の統一性が増します。都市で生活し仕事をしている農村労働力が経済発展の成果を共有できるようにするために、また都市の経済成長の潜在エネルギーを高めるためには、土地制度と戸籍制度の連動改革が必要です。建設用地割当量の地区を超えた再配置を許すべきであり、同時に、より多くの建設用地割当量を得た沿海都市はより多くの外地戸籍定住者を地元戸籍に受け入れるべきです。具体的に言うと、全国統一計画の中に都市建設用地割当量と農村の住宅用地の整理と耕作再開によって増える建設用地割当量を新たに盛り込み、どちらも地区間で再配置できるようにすべきです。しかしその過程では、土地の再配置は戸籍改革と連動し、より多くの建設用地割当量の必要な地区は、必ずそれに応じて地元戸籍付与者を増やさなくてはいけません。とりわけすでに都市で仕事や生活をしている外地戸籍の人々を受け入れなくてはいけません。地区間の土地利用割当量の取引メカニズムは効率と平等を兼ね備えていなければなりません。労働力は土地割当量と一緒に動き、土地制度と戸籍制度の連動改革を促し、より多くの労働力が経済集積の利点を享受できるようにする必要があります。地方政府官吏の業績評価体制を改革し、異なる地区の官吏の業績評価は別々にGDP成長率と一人あたり成長率の異なる重みづけをしなければなりません。

 公務員試験の不公正は非常に大きな問題

 今の中国社会は排他的体制になっている。最大の特徴は社会構成員の階層移動に非常に大きな障害があることだ。下層からの垂直移動の障害はますます多くなっており、本当に上層移動を実現できる人はますます少なくなっている。

 東方早報:いま中国経済移行における「第二世代」農民労働者の苦境について分析しましたが、あなたは一線都市〔北京、上海など特大都市〕の「アリ族」についてどう思いますか? 卒業後仕事が見つからなかったり、賃金の低かったりするために一線都市の農村との境界域に集まって住む大学卒業生が「アリ族」と言われています。一方で、かれら大学卒業生は大都市が提供する市場環境で仕事をしたいし、もう一方で、大都市の生活コストが上がっても、彼らは二線、三線都市に退却することはできない。なぜなら二線、三線都市は縁故主義がもっとひどくて、市場のチャンスが少ないからです。彼らは将来の不安も抱えています。

 于建:「アリ族」が直面している問題の、第一は生存の問題です。大都市はチャンスは比較的多いですが、生活コストも高く、卒業したばかりの若者にとって、親の援助がなければ、苦しい生活を送るしかありません。ただ、仕事を始めたばかりならそれも当然です。根本的な問題は自分の努力でキャリアアップしていけるかどうか、上昇の機会があるかどうかです。まさにそこに問題があるんです。

 今の中国社会は、排他的体制になっています。最大の特徴は社会構成員の階層移動に大きな障害があることです。下層にいる人の垂直移動の障害はますます多くなっており、本当に上昇移動を実現できる人はますます少なくなっています。ですから、「アリ族」たちは今ほとんどがまた希望と我慢の入り混じった段階にいて、どちらかと言うと自分に「努力」や「意志堅固」などを要求していますが、もし個人がどんなに努力しても現状を抜け出すことがでず、不利益が構造化されたら、彼らが社会の現実を厳しく問い詰める方に向きを変えないとは言い難い。それが進んだら社会に対する不満によって、「憤青」意識に満ちた下層青年になるでしょう。「役人の二代目」と「金持ちの二代目」が無節操にチャンスを独占し、社会の基本的な公平と構成のルールを破るのを見て、下層青年の心の中の公平正義の理念は踏みにじられ、社会に対する反感が芽生えるでしょう。ですから、「アリ族」の本当の問題は、「農民」労働者「第二世代」と似たところがあり、これもやはり「希望」と「絶望」の問題です。

 東方早報:公務員試験の面接試験で不正が問題になっています。たとえば、公務員採用になぜ「声をかけた人」〔コネからの連絡〕がよくあるのかです。

 于建:どうやら、公務員試験の不正は大問題のようです。国家公務員試験は現在唯一庶民が上昇して体制に入るという希望をかなえられる制度です。もし公平公正が維持できなければ、この社会は非常に危険です。これは非常に重要な最低ラインです。もし私が農民の子で合格したら、それは社会に努力しさえすれば、社会的地位を得られるという実証効果を与えます。

 公務員試験の公平を維持できるかどうかは、中国においては任用制度の問題であるだけでなく、深刻な政治問題です。それは私たちの社会の下層社会の青年が、希望を感じられるかどうかの最低ラインです。もしもこの土台さえだめなら、反抗するしかありません。

 例えば「私の成績の方が良かったのに、なぜ採用されないんだ」となったら、どうなるでしょう? これは一人二人の将来の問題ではありません。社会に対する基本的な信任の問題であり、信頼の問題です。

 社会には二つの基本的信頼があります。一つは司法の公平であり、私たちの権利が侵害された時の救済を保証します。もう一つは社会的上昇の機会が平等に与えられているということ。多くの下層民衆の不満は剛性公平の公務員試験を通じて鎮めることができます。私は、下層民衆の上昇の最後の望みが断たれないことを願っています。

 社会の最低ラインはすでに形成されている

 「役人二代目」や「金持ち二代目」といった身分の形成は、中国社会の階層分化がすでにほぼ完成していることを示している。

 東方早報:あなたは最近下層青年と社会安定の問題を研究されていますが、それについて紹介してください。

 于建:その課題は中国社会科学院の委託課題です。今年初め、私が新華社のインタビューを受けた時、下層青年問題について話しました。彼らは私の見解を内部参考〔党幹部に提供する情報〕にまとめました。中央の指導者がそれ見て書面指示を出し、うちの社会科学院が私に詳細研究を委託したのです。私たちは主に社会安定の視点から、現在の社会の基本的感情、たとえば下層青年、芸術青年、社会憤青の意識、および彼らの感情が社会にどのような問題をもたらすのかを研究しています。

 例えば、個別の襲撃事件、「3・23南平小学校殺人事件」〔2010年の3月に福建省南平市の小学校校門前で起こった殺人事件。小学生8人が死亡した。犯人は失業していた中等専門学校卒の元医師。〕は明らかに重大な犯罪ですが、インターネット上の評価は違って、多くの人が殺して当然と言っていました。ニュースの評論も問題があり、一部の新聞は、タクシー内で、運転手があそこの学校は貴族学校で、金持ちか役人の子供だと言ったと書いていました。これは非常に簡単な対立の論理です。

 「南平事件」発生後、私は24日福建に行きました。私はこれは反社会的人格の問題だと思います。反官僚の問題だと考えるべきではありません。反社会的心情と反官僚的心情は違います。例えば上海の「楊佳事件」では、警官の制服を着た男という明確な攻撃目標がありました。警官の制服を着た女は目標ではありませんでした。湖南省永州の「朱軍事件」では、その明確な目標は裁判官でした。しかし、南平事件は違います。彼が目標を小学生に定めたのは、小学生が攻撃し易かったからです。ですからこの二種類の事件は違うのです。

 上述の社会意識を研究していて、憤青の最大の特徴は「官民対立」と考えることだという発見をしました。どんな問題が起きても、憤青は必ず「民」の側に立ちます。それには「遊侠」の含意もあります。「おれは正義を貫く。役人のやることには何でも反対する」という調子です。

 南平事件で「殺して当然」という見方は深刻な社会の精神不安定を反映しています。私が南平から戻ってから、ある国家級のメディアがわたしに編集者、記者への講義を依頼してきました。ある30過ぎの編集者が、次のように話したので私は意外で驚きました。「私は殺して当然だと思います。かれら金持ちの役人は生まれた時から多くの資源を握っているんですから、そのためのリスクを負担するのは当然です」と彼は言いました。

 これは一種の新しい「出身論」です。もし国家級メディアの従業員がこのような考え方をしているとしたら、憤青は下層の憤青だけでなく、全社会いで新しい対立感情が生まれているということです。それはいよいよ社会の溝が大きくなり、社会に下層が生まれ、上層と下層が分離しているということです。

 なぜ民衆は「金持ち二代目」と「役人二代目」を憎むのでしょう? 若者が官途についたら、大衆はすぐに「お前の親も役人だろう」と言います。なぜでしょう? なぜなら若者の中には、「親が役人でない」人が少ないからです。これは私たちの社会が関心を寄せなければいけない問題です。

 「チャイナドリーム」の意味
 
 チャイナドリームは誰もが民主的立憲制の政治体制の下で、自分の努力で自分の運命を変えることができ、公平に国家経済発展の成果を享受できることである。

 東方早報:米国が台頭する過程で、アメリカンドリームが生まれました。それは米国ではがんばり続ければより良い生活が得られるという理想、また人は自分の仕事を通じて勤勉、勇気、創意と決意で繁栄に至るのであって、特定の社会階級や他人の援助に頼るのではないというものです。アリ族大卒者と第二世代「農民」労働者にとって、チャイナドリームとは何でしょう?

 于建:私が思うに、チャイナドリームとはつまり経済的に発展した中国がより民主・自由・平等・公平になることです。彼らが民主的な立憲制の政治体制の下で、自分の努力を通じて自分の運命を変えることができ、公平に国家経済発展の成果を享受できるようになることです。この夢の前提は、中国の現在の排他的体制が徐々に解消し、一人一人の努力が報われるようになることです。

 収用条例は暴力的収用を止めることはできない

 一つの収用条例だけで違法な暴力的収用を解決することはできない。それは体制的な問題である。我々は末端役人だけを責めるわけにはいかない。中央政府は地方政府の多くの負荷を減らさなければならない。地方政府の負荷を減らすことで初めて中央の負荷を減らすことができる。地方の負荷を減らすことで初めて民衆の負荷を減らすことができる。

 東方早報:今年初めに国務院法制事務局が「国有土地上の家屋収用と補償条例(意見募集稿)」を発表〔2011年1月21日国務院が公布・施行〕しましたが、この条例が施行されたら、違法な暴力収用は減ると思いますか?

 于建:減りません。土地収用の代々の問題は地方政府の巨大な利益と結び付いていることです。現在の経済発展の中で非常に重要な方法は投資で、投資を最も増やすのは建物と土地です。土地が足りなければ家を壊す。この巨大な利益と経済発展方法は一つにつながっていて、この問題が解決しなければ、一つの収用条例だけで違法な暴力収用は解決しようがありません。これは体制の問題です。役人の個人的資質の問題ではありませんから、暴力的収用は減ることはありません。

 東方早報:あなたは末端役人についてどう考えていますか? 現在たくさんの末端役人の腐敗事件が起きていますが。

 于建:私たちは末端役人だけを責めることはできません。私が思うに、中央政府の末端政府機関に対する判断には問題があります。それは、末端は汚職役人で、中央だけがちゃんと仕事をしているとか、中央の幹部だけが良い幹部だという判断です。もし末端幹部が民衆のために仕事をしなかったら、上級政府が一票否決制〔業績評価で、多項目のうち1項目でも不合格なら再任しないという制度〕で首にするという考え方には大きな問題があります。

 中国の末端官吏が悪いのは制度が生み出したものです。例えば、税負担が重いのは制度で定められています。そうしなかったら今世界で二番目に豊かな政府でいられますか? しかし、中央政府は末端だけを責めて、勝手に税を徴収していると言っている。中央政府は国税が足りなかったら、地方税で補え、地方税が足りなかったら、財政で補え〔事業を減らせ〕、財政で足りなかったら、給料で補えと言っている。末端の郷鎮幹部は、農民からカネを集めなかったら、給料もない。ですから私たちは地方政府の困難も理解する必要があります。

 例えば陳情で上がってくる問題の多くは中央の政策が原因ですが、何年も前の未解決問題で、いまでは地方が解決しようもない。しかし中央政府は地方に対して問題を地元で解決しろと言うだけで、能力のありなしには関わりません。もう一方では地方政府に圧力をかけ、一票否決制を実行しています。ですから、官職を維持するために、末端官吏は陳情の民衆を捕まえ〔拉致監禁し〕ないで、カネを出して安定を手に入れないで、何か別の方法があるでしょうか? ですから私たちは地方役人の悪を全て人格の悪さだと判断すべきではないのです。職務の悪と人格の悪は関連はありますが、やはり別のことです。

 多くの場合、中央政府は多くの面で地方政府の負荷を減らす必要があります。地方政府の負荷を減らすことで、初めて中央の負荷も減り、地方の負荷を減らすことで、初めて民衆の負荷も減ります。中央は末端官吏について正確な判断をすべきです。末端官吏にはもちろん腐敗があり、飲み食いは大きな問題です。しかし本当の大きな腐敗は末端ではありません。私たちは末端官吏について新たな判断をすべきです。全ての悪を末端に帰すべきではありません。

 人民代表の専任化

 末端から始めて、人民代表の専任化は多くのことを変えることができる。民衆が人民代表の選任をコントロールできるようにし、空間をもって時間に替え、一歩ずつ社会を進歩させなければならない。

 東方早報:末端官吏の問題について分析を続けてください。現在一部の末端官吏のヤクザ化現象が暴露されています。例えば広東省雷州のある鎮の人民武装部長はヤクザの幹部でしたし、重慶市公安局の元副局長の文強らもヤクザ事件に連座しました。

 于建:末端官吏のヤクザ化にはいくつかの原因があります。第一に、長年の利益対立で、利益のためにやむを得ずヤクザと組む人。第二に、一部の幹部がなぜヤクザを利用するかと言うと、ふたつあって。まず、ヤクザを利用して利益を得る。次にヤクザを利用して事業を進める。例えば収用、収用はヤクザを利用して官吏が儲けるのではなく、家を壊させるのです。

 ヤクザは非政府の暴力組織なのに、なぜ末端官吏と結び付くかと言えば、利用関係です。農民が〔その後廃止された農業税の〕徴税に抵抗していたころ、一部の官吏はチンビラに徴税を頼み、1万元集めたら2千元をチンピラに渡したりしていました。役人は暴力をふるってはいけないので、チンピラに頼んで、チンピラが政府の代役をしたのです。

 東方早報:あなたは今の末端人民代表大会をどう見ますか? メディアではよく人民代表が酔っ払い運転で人をひき殺したとか、不法行為を行っていたとかという記事をよく目にしますが。

 于建:それは大きな問題です。誰が民衆の家を壊しているのか? それは彼ら人民代表です。多くの人民代表は政府・裁判所・検察庁の役人が兼任しています。ですから人民代表を使って末端の問題を解決することはできません。

 私たちは、人民代表の専任化を通じて、政府・裁判所・検察庁の監督を行うことを提案しています。民衆が政府を信用する社会、民衆が人民代表の選任をコントロールできる社会を作らなければいけません。この方法を通じて社会の進歩を推進します。

 この人民代表職業化は、人民代表を兼任して自分に箔をつけようとする人を駆逐することができます。4年間は専任の人民代表で、事務室も給料も与え、毎日事務室に行って民衆を迎え、民心民意を理解させる。四川省の羅江県ではすでに始めています。末端から始めて、人民代表を職業にし、社会保険も科級〔係長級〕幹部の給料も払い、民衆のために仕事をさせる。人民代表を職業化することによって、多くのことを変えることができます。社会を一歩ずつ前に進め、空間をもって時間に替え、末端から改めて行けます。

 現在の安定維持のコストはどれほどでしょう? 陳情受付事務局のコストはどれほどでしょう? 国家にはある種の和解、ある種の政治的な相互信頼が必要です。社会を新しい構造に作り変え、新しい問題を解決しなければなりません。

 私たちは、なんとかして社会に方向を示す必要がありますが、人民代表の職業化は民衆と政府の関係を強め、政府・裁判所・検察庁を制約し、民衆のために役立つサービスを提供することができます。

原文出典:http://www.rmlt.com.cn/News/201007/201007151239332210.html

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