お守りブログ

ちょい守ってほしい・・・
It is a maniac defense blog
「棒ほど願って針ほど叶う」

古都 ほとけ様

2010年10月12日 | 寺院
お釈迦さん。
清涼寺
このお釈迦さんは「生身の釈迦」、つまり「生きたお釈迦さん」として造られたものです。
胎内には絹製の五臓六腑が納められています。ふつう仏像の耳には穴はありませんが、
清涼寺のお釈迦さんは耳の穴が開いています。耳の穴には水晶玉が入っています。
つまり、このお釈迦さんには、みんなの声がちゃんと聴こえてるいる、そういう造形になってるんでしょう。

さてさて、手の形を・・・
右手を胸のあたりに上げて手のひらを見せる施無畏印は衆生の恐れや苦しみを取りのぞくことを意味し、左手を下にして手のひらを見せる与願印は、衆生の願いをかなえてくれるという意味とか。
これはお釈迦さんのもっとも一般的なあ印相とか。