ケロの与太

「全力で与太話」
読んだら忘れてください(” ̄▽ ̄)ゞ  

福袋と幸せ日記

2023年01月13日 | 日記

お正月に一斉に売り出される福袋の話

福袋は日本固有のものなんだそうで
海外にはこの販売形態はあまりないんだそうです
何が入ってるか見せないで、見ないで、売買出来るって
日本人ならではの常識や誠実さの裏打ちがあってこそ
なのでしょうか

初売りのモールで大きな福袋を二つも三つも持って歩いてる人々を見ると
季節を目一杯楽しんでる感じが羨ましいし
羽振りがいいなあと思います

中身を見せてくれる福袋とか
目当てのものが入っているかどうか聞けば教えてくれる福袋とか
絶対使えるものしか入ってないお茶や食料など
ギャンブル要素が希薄なものなら何度か買ったことがあります
総じて<福袋はお得>なのでしょう
好きなブランドの物なら好きがいっぱい詰まってるかもしれない

でも私は
福袋が好きじゃないんです

例えば千円出して三千円相当の商品が入った袋を手に入れる
そのお得感、豊富感、思わぬ出会いは素敵かもしれない
解っちゃいるんだけど
<何が入ってるはお楽しみ>という嵌められるかも感
良いものなのかもしれないけれど、好きになれなくて
もしかしたら損をするかもしれない
と不安に怯えるドケチ感
それでも、もしかしたらすっごくお得かもしれないという
濡れ手に粟を夢見る自分
福袋の輝きは
私のそういう小さぁい部分を照らし出す気がして
安易に近寄れない

例えば、3千円分の玉ねぎが入ってる千円の袋
なら買うんです
( ̄▽ ̄”q)←それは福袋と言わない


私という人間は
三千円分の野菜が入ってる!ということで千円の福袋を買って
実際に1500円分の玉ねぎ❤️をゲットしたとしても
他が
ウドとシシトウとケールとツルムラサキだったら
もう喜べない

(・・・千円出して1500円分の玉ねぎが手に入ったのに?
500円得したじゃないの)
私の中の脳内小人が囁きますが
だって、じゃあ残りの1500円はウドやツルムラサキってことよ?
こんないらないもの1500円分も持たされてさ
これどうするの
ああ、やっぱり買うんじゃなかった
とがっかりするのが私



そこには、嬉しかったこと、よかったなと思った事、
幸せだなあと実感した事しか書かない
と縛りをつけました

そうすると、最後の記憶が楽しい事になって脳がその気になり
幸せな気分のうちに眠れるらしく
えっと、
後なんだっけ
そうそう、自分が幸せだったと心に刻むことによって
それが自分が幸せだと思える訓練になる
自分が幸せだと思えたら、人への思いやりが持てるようになる
人は加齢で筋肉を失うように、思いやりの気持ちも失うんだそうで
その予防のためにも良いらしいです
( ̄▽ ̄💧)←忘れとるがな


そしたらもう、これが大変!
何が大変かって
毎日の中に幸せを探すのが大変!
考えに考えて結局
良いお天気だった、空が綺麗で通勤が気持ちよかった とか
店に来たお兄さんがびっくりするほどイケメンだった とか
そういうのをひねり出して書くことになるのです

なんとなく解って来ました
私は自分が思うよりはるかに感謝が足りない事に・・・

一月も半ばを前に驚きとともに判明したのは
私が日記に書きたいのは往々にして
ああすれば良かった・今度はこうしようという後悔と反省が大半なのだという事

頑張って最初の出だしを感謝で始めても
・・・だからもっとこうすれば良いと思う・・と帰結しがち
単純な感謝と喜びで帰結させるのがまあ大変!

これは想像だにしなかった
大いなる発見でした

私は<生きてるだけで丸儲け>だ 
とは決して思ってないのです
命永らえている以上
健康で、どこも痛くなくて
毎日三食食べてあったかい布団で寝たい
私の周囲の人たちもそうであって、その上で時の流れを一緒に過ごしたい
それが私の<普通>
そうじゃないと<不運>

とても素敵な時間を過ごしたとして
あー楽しかった! 
の次に必ず
次はいつ会えるかなぁ?
あれがちょっと残念だったから
次は・・
この、終わりなき野望
如何ともしがたい欠乏意識は
福袋への私の思いとちょっと似ている気がします


生きる1日を用意されている
それが福袋だとして

その中にあるはずの
喜ばしい事を私は喜べてない

さらにこれから
どこも痛くなく生きるのはますます至難の技になるし
周囲の人たちを誰一人失わずに生きるのもそう

もっと言えばこの先
毎日の暖かい寝床や
困らなかった食糧を懐かしむ日が来るかもしれない

せいぜい今この手の中の福袋に潜む
嬉しいことを喜べる人間になるべく
邁進しようと思ったのでした

ただね
テレビで見たGODIVAの福袋には惹かれました
6000円だったらしいけど大きな5箱、多分
2万円分くらい入ってた
 ( ̄▽ ̄人)❤ 

実は年末お歳暮の返礼にGODIVAのチョコを戴いてました
これまでまともに味わったことのなかった私は
その美味しさに心底たまげて
感動したのです


参考資料 
2つ食べちゃってから慌てて撮影 
これで4500円だとか!※娘調べ
( ̄ー ̄”)

あれは来年買いに行っても良いかなあ・・
ああ!でも
お酒入ってるのはいらないなあ
あ!でも

チョコレートに6000円なあ・・

( ̄一 ̄”)←いつまでも幸せにはなれそうもありません


今日はそんな話です



〜( ̄▽ ̄)ノシ







🎁🎀🛍



6 コメント

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Unknown (ライチ!)
2023-01-13 17:10:57
GODIVAのチョコ福袋6,000円也、かぁ…
うーむ、なんとも悩ましい…
自分にご褒美!で買うかな?
あ、いかんいかん!
また糖尿病に頭突っ込んでしまうわ。笑
5年日記、書かなくても良いんじゃない?
だって、こうやってブログを
長い事書き続けてるんだもの。
大したものですよ!
私、ブログ再開まで8年かかりました。
Unknown (萩)
2023-01-13 17:22:08
禿同。←いつの流行り言葉だ

私もそうだなぁ。好きなお店のほしかった商品が
福袋に入っていてたとえ9割引きの値段で手に入っても
欲しくなかったものが手元にやってきた不幸と
その残念感に支払った金額が、幸福感より勝ります。
なので、性格上、福袋は買えないです~。

そんな私ら(一緒にすな!)に
そもそも幸福を見い出して書くというのは
ある意味修行かもしれませんね。
そろそろ、同じ繰り返しの毎日を書くという修行が
つまらなくなってきてますが、まだ続いてます~。
Unknown (ちるる)
2023-01-13 21:31:28
私も福袋って毎年買ってる「ある程度中身が選べるお茶」以外買わないな~。

そっか~、日記結構大変なのね=。
仕事柄、ちちゃいことで喜んでる事多いんだけど、仕事辞めたら見つけるの大変かな?

でもさ、「ここがダメだったから次はこうしよう」って思えるのってすごいと思うけどな。
コメントありがとうございます (ライチ!様)
2023-01-14 15:03:42
でしょ?
チョコレートに6000円払うお金あるんだなあ私
ってちょっとお金持ち気分になるんですよね
これも幸せなんだろうなあと思うんです
例えば年金生活に病を得てカツカツとか
病気の関係でチョコは絶対の禁忌とか
その選択肢を思い浮かべることすらできない生活っていうのも
あるんですもんね
まあ、なきゃないでもその時はその時なりの幸せがあるのですけども

5年日記ね
2000円くらいなんですけど
で、1日3行とは言え5年分なので分厚くて
表紙も硬くてまるで新刊本
結構な存在感で
新品感が抜けないこの帳面を
えいや!で捨てる男前をキメるか
続けるかの二択
これはトレーニングなのでとりあえず1月いっぱいはやってみます
( ̄▽ ̄)ノシ
コメント有難うございます (萩様)
2023-01-14 19:12:29
コメントにカキコ有難うございます
未だに
続きキボンヌとか
脳内でつぶやいてる香具師です
あまりに新鮮で忘れられないのかも( ̄▽ ̄)

そうそうそうなんですよ
<欲しくないものに払った残念感です>

映画「すずめの戸締り」では
被災地に残る
おはよう いただきます 行ってきます ただいま という言葉を象徴に
同じことの繰り返しの日々の気配が
幸せの記憶として描かれていました

そうか
同じことが繰り返される毎日は幸せなんだなと映画で学習したのに
忘れてました

新年の二週間の継続
お慶び申し上げます( ̄▽ ̄)
コメント有難うございます (ちるる)
2023-01-14 19:21:26
欲しいものにしか対価は払いたくないもんね
小麦粉の福袋とか
玄米の福袋とかあれば買うけど
福袋って、
目玉商品と一緒に見切り処分品も混ぜ込んで売るっていうのも目的にあるんだろうね

いやいや、仕事辞めても培われたものは無くならないでしょ
大丈夫だと思うよ

そう
この次は!今度は!と思う気持ちで
人類はここまできたんだと思う
で、そう思うことが大事と思い込みすぎて
足るを知るを忘れるというか
見落としてることがあるのかもしれないね

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