封切されたばかりの映画の感想と言うのはあまり言いたくないのです
とくに、脳裏に浮かんだ事柄を全部言葉に変えようと常に企んでいる私が書くと、盛り気味になるようで
読む人に、それがさもひとつの事実のように伝わってしまったりもする
「行ってきたけど言うてたんとちゃうやんか」
と私がむやみに上げてしまった期待値から、突き落すようなことになってしまっては申し訳ない
ていうか、「封切り」って死語なんですって
若い子誰も知らなかった・・
( ̄▽ ̄:)ゞ
だからボヘミアンラプソディが
いかに私にとってツボだったかをブログで語るのも極力避けたわけですが
8回おかわりした話を中途半端にしたばっかりに
費用と時間を無駄に使わせてしまったとなると
非常に申し訳ありません
思い出すのは、ロック・フィールド農場でブライアンがギターソロを収録するシーン
ブースで聴いていたフレディが一度は「美しい」とOKを出すのだけれど、
マイクがオフになっていてその言葉が彼に届いてないとわかるや否や
「楽譜通りだな」
と含みを持たせて言い換える
「僕が書いた(楽譜だ)し?」
きょとんと答えるブライアン
んもう!
この理系男子がっ♥( ̄▽ ̄人) ←ツボ 1/1380(嘘)
この後はどうする?と聞き返すブライアンに
「オペラティックセクション」と自分の企みを明かすフレディ
「オペラティック・セクション」と呪文を授かるようにオウム返しにするブライアン
前代未聞の楽曲構成のアイデアは、この時まだフレディの頭の中にしかないのだけど、
まずはバンドメンバーに受け入れられなければ具現化は出来ない
受け入れてもらえるか
成功するか
自信はあっても共感を得られる確信はないフレディ
フレディへの信頼で応えるブライアン
皆さんもそうだと思いますが、ここのブライアンとフレディ掛け合いはものすごくいい
もう、あと二回は聞きたいですね ←ね・・って( ̄▽ ̄”)
こんなやり取りにツボって
のたうってるワタシに
付き合わせて本当にすみませんでした
m(_ _)m
映画はタイトルや広告でいかに期待を持たせるか
妄想させて思い込ませるか
それだけでも興行収入はずいぶん違うのだと思います
数十年前(1986年)「ウホッホ探検隊」という邦画があったのですが
子供が田中邦衛に連れられてアフリカにでも行くのかな?と思っていたら
単身赴任、共働き、不倫、離婚、家族の再構築を描いた作品で、地味ながら結構な見応えがあった
絶対これタイトル間違えたよね・・
このタイトルじゃなかったらもっとお客さん入ったよね・・?
という意味で私にとって忘れられない映画
逆に
普通のロマンスだったけど
「恋する惑星」
という印象深い邦題が
人気を集めたのも懐かしい
( ̄ー ̄)
でもって
「七つの会議」ですよ
小説のタイトルらしいです
末端レベルから始まった七回の会議を通し、アジェンダはどのようにして膨らみ削がれ変容し
最高会議に到達するのか
会議室のフィールドを制圧する絶妙なテクニック
プロジェクトを推進する者阻むもの
出されるお茶は湯のみかペットボトルかマイボトルかサーモスか象印か
人心は何に操られるのか
顔芸か、根回しか、恐怖か
見た目か、生き様か
袖の下か
勝利を手にするのはどの武将率いるチームか
会議とは何か
果たして
会議に正義はあるのか・・・
というような内容を
勝手に期待して行ったのですが
ちょっと
ちゃいましてん・・(;´・ω・)
私の感想は
「七つも会議あった?」
OL時代、2か月に一度の最高会議に16の茶を片手に供していましたが
私にはあの紅一点の女子社員の存在の仕方がどうにも信じられない
会社には男性社員のバトルフィールドと並行して、女性社員の密な風林火山があることを
この映画は全く考えない
頭のいい可愛い女の子が及川光博演じる課長の右腕として頑張る
だまされて不倫して居ずらくなっての嘘の寿退社目前に怖いものなし
封印された禁断の謎の解明のため、イケメン課長のアシストで大活躍って扱いは
なんだか気に入らない
他の女子が許さないよね?
ああいう存在
女子社員はまだ女子なんだ・・とか
まあ、でもそんなちっさいイチャモンを差し引いても
野村萬斎の立ち居振る舞いと
香川照之のお茶目可愛い顔芸をひたすら堪能することで全く退屈はせず楽しめる
Amazonプライムでもいいけど( ̄▽ ̄A:)
息子たちを見る限り
あんな風に会社のために人生を捧げ狂ってゆくような武士は、もはや絶滅危惧種ではないかと思いましたが・・
この辺りはパートのおばちゃんにはもうわかりません
そういえば
オリラジの藤森氏がとても印象に残りました
彼はこれからハマり役を貰ったりしたら
若しかしたら
化けるかもしれない・・ ←当てたことないけれど!( ̄▽ ̄)
けっきょくやっぱり散々言うて
今日はそんな話で
~( ̄▽ ̄)ノシ
「恋する惑星」のフェイ・ウォンの歌声に惚れて、それからわたくしのハンドルネームはずっと「フェイ」なのです(^^;
邦題と言えば、英語そのまんまのカタカナ表記として、「ダンス・ウィズ・ウルブズ」が印象深い。予告編で高らかにタイトルが読み上げられたときの「う、うるぶず?うるぶずって?」というとまどいをはっきり覚えています。
「七つの会議」は以前原作を読んだのですが私も読みながら、会議じゃねーじゃんと思ったな。7章あったんでしょうかね?
ボヘミアン~ は1回しか観てないけど、最後のライブには熱く胸にこみあげるものがありました。
その後ガガ様の「アリー」で号泣しております。ああ伝える力を持つ人って、すごい…
えええええ!そうなんですか!
ああ、でもイメージあるかも
ショートカットで色白でスタイリッシュな感じ
きっと似てらっしゃるでしょう?
あの頃の香港はパワフルでおしゃれでカッコ良かったです
ダンスウイズウルブズ覚えてますよ予告
人生で一番映画を観ていた時期だったので
ダンス ・ウイズ ・うるぶず
ってゆっくり言ってましたね
狼の複数形はブずなんですね・・
ボヘミアンのLIVEがどうしてこみ上げるかは
歌詞の翻訳にあったと思います
「歌は知ってたけど
あんなこと歌ってるって
思ってなかった・・」
って若い子が真っ赤な目をしばしばさせながら劇場を出る姿
何回も観ました
フレディの優しさが世代を超えて伝わってる姿にはおばちゃん感動でした
ガガさまのアリ―もね
見たいんですけども・・
気が付けばウチではもう21時からの一回上映
終電で帰るのは寒くて・・
これはなんかアカデミー賞で取ってもらって
アンコール上映に期待です
(ノ ̄▽ ̄)ノガンバ!
まあ、万斎さん見に行ったので満足ですが。
私は会社で働いたこと無いから女子のいろいろはよくわからんですが・・・・
きっと女ばっかりの私の職種と、男女一緒の会社員じゃ世界が違うんだろうねぇ。
突っ込みどころはいろいろあれど、面白かったからいいや!
シニア料金900円、時間がないので一本だけ、若女将は小学生
及川さんは相棒のイメージがやたら強い
失脚した愛之助は
藤原紀香に乗り換えるからじゃ!
とか脳内小人がうるさいし
ドラマも映画も、使う俳優さん集中しすぎよね
旦那の大学の専攻は冶金で
就職してからも金属の強度実験は何徹もしてずっとやってたはずなのに
「面白かった」としか言わなかったのが不気味だったなあ
( ̄▽ ̄)
社内不倫を3年もしててバレてないのはありえないし
及川光博クラスの社員とタッグを組んで昼間どこにいるかわからない経理の女子社員なんて速攻潰される
気がするのは
私の経験がよろしくないからねきっと・・
( ̄▽ ̄)
( ̄▽ ̄)
上映時間1時間だと時間つぶしには素晴らしいセレクト
絵画と映画における東京の凄味は
庶民でも手が届くだけにもっと取り入れたい気がします
そして、、フレディの歌詞の翻訳・・(涙)
そうなんですよ!そうなの!!
あと、翻訳のセンスがとっても素敵です♡
前から思ってたけど、なんとなく清志郎の言葉に似ていると思うんです。
そうですよね!そうなんです!( ̄▽ ̄人)
翻訳には確かQueenをちゃんと知る音楽評論家が関わっておられたから
その辺りの抜かりがなかったのかもしれませんね
この映画のサントラ買ったんですが
5人くらいアーティストの声が聞こえます
清志郎も、マイケルもいるし、プレスリーもいるしフレディの声は自由自在
忌野清志郎氏は本当によく憑依してて
ボヘミアンラプソディの
oh~べいべ~♪の下りなんて、
もはや確信犯的に清志郎がコピーしてるとしか思えないし
レディオガガの後にやった
Hammer to fallなんか清志郎サウンドでした
私は忌野清志郎の歌詞をちゃんと聞いたことが無くて
(若かったからなんか怖くて・・)
言葉の方まで意識がいかなかったけど
そうなんですね
ママ、人を殺しちゃった・・
なんて歌いだすのは
清志郎か奥田民生かなあ
なんて思ってました( ̄▽ ̄)
それが、この後の歌詞に繋がる・・・と。
-------☆☆☆-------
So you think you can stone me and spit in my eye
だから僕に石を投げつけて魔除けのために僕の目に唾を吐きかけるつもりなんだ
So you think you can love me and leave me to die
つまり 僕を愛しながら見殺しにするつもり?
-------☆☆☆-------
カミングアウトして、それが”killed a man” なんだとか。
うーむ、かなりコジツケみたいな気がします。
初めまして( ̄▽ ̄)
さて、歌詞の解釈ですが
私もテレビの言う通りに?
解釈していました
父さんと母さんが思う僕
「ゲイではないあなた方の立派な息子」を僕は殺しました
罪深い自分としてありのままに生きてゆきます
僕の事には構わず
どうぞそのまま元気に生きて行ってください
という宣言なのかな?と
英語、特に歌詞の解釈は私の手に余るので深入りできないのですが
セクシュアルマイノリティの苦悩はいかばかりだったかと
LIVEAIDでは泣きませんでしたが
そっちでは泣きました
映画の中でフレディは
「歌詞は聴く者の物だ」と言っていますし
遠慮なく好きに解釈していいのではないかと思ってます( ̄▽ ̄)ノシ