ケロの与太

「全力で与太話」
読んだら忘れてください(” ̄▽ ̄)ゞ  

ジェンガな五十路~働けなくなるまでの10年をどう過ごすか( ̄ー ̄)

2016年08月10日 | ゆめゆめ笑うなゆく道だ(義母と施設と)







二日目の夜に泊まった京橋のホテルから
大阪城は見えませんでしたが、
遠く淀川の花火大会の様子が見えました。



この帰省では、
大学の同窓会ランチの他にもう一人
義母の家の最寄り駅近くに住む会社の同期ともお茶をしました。
今回再会した旧友はみな同じ年で
語り合う近況から見える展望や
考えもほぼ
同じ。

そう、
物理的な子育てが終わり
これから「働けなくなるまでの10年」をどう過ごすかと言うこと。


男女雇用機会均等法の施行されて間もない頃に就職した世代でしたが
類は友を呼ぶのか
私の友人にはバリバリのキャリアウーマンは一人もおらず
偉大なる農家の嫁
個人教室の経営者
サービス業のパート
結婚前の仕事のスキルを活かした派遣社員など
30代の終わりから始めた非正規の仕事の展望について
それぞれ不安と不満と希望の狭間で日々考え暮らしているようでした。


使えない正規社員の多さ、
そのフォローの切なさ
いちいち抗わないと上がらない時給
スキルは正社員に勝ると認めて貰えても、
あくまでもお手伝い扱い
保証されない身分

The
非正規あるある。

私と一人の友人は
この夏の契約更新でさらなる賃金交渉をしていました。
私は微々たる額の時給のupという可愛いものですが
友人は所属する部署の作業効率を独自のプログラミングで著しく上げた見返りとして
正規雇用を要求しているのだそうです。
これは成功したら凄い!
非正規の星として頑張って欲しい。
ただ、プログラムが会社に渡ってしまっているのなら、
ゴネることで
体よく契約を切られたりしないといいけれど・・。


「その仕事だって、誰か一人がどうにかなったら、どうなるかわからないんよね・・」

夫の親・自分の親・支えあうはずの兄弟
皆がそれそれに年を取り、
プチ病もあり
今元気でいることで平穏は保たれているけれど
何がどうなっても不思議ではない世代
誰かの異変で
自分の生活も一変する


って
なんかジェンガみたいやん!


妄想するだけ妄想して
まだ他人事のように笑い合えた私達を
いつかまた
振り返る時が来るのでしょう。




さて、私の義母の件
実は半年くらい前に一度
斜向かいに住む姉御肌の介護職のエキスパートに
ざっくりと相談したことがあります。
男前の彼女は
夜勤明けの散歩中、愛犬のリードを手にふんふんと私の話を聞きながら
ニヤリと私を見つめると
あっさりと言い放ったのです


うん。
それもう(認知症)始まってるね。
でもさ、麦さんみたいな長年の遠距離別居の嫁が
今になって慌てて親身に何かしようとしたって無理よ。
認知かどうかだけ知りたいって
引きずって医療につなげたとしても、
わかってた状況がわかるだけで、たぶん特に何も良くならないわよ。
で、騙したり、無理に連れて行ったって憎まれるんでしょ
認知が進んだら、麦さんへの感情はその憎しみだけになって何かと面倒よ?
本当に不思議と
恨みと憎しみしか残らないのよ。

もうね、八十過ぎてるなら
そのうち転倒して骨折するとか、内臓が弱るとか、なにかしら
どうしても医者に診てもらわなきゃならない時が近々来るって。
その時まで、一人で楽しく好きなように暮らしてもらえばいいわ。
で、そのままプロに預けちゃいなさいよ。
そのためにも、引き取ったりしちゃ駄目よ。
独居老人であることが優先順位になるんだから。



割り切ったプロの発想に心底驚きつつ
彼女に私の黒い腹の中まで
全てを見透かされて


五十路は夜だ黄昏だと騒ぎながら
へえ・・ 
一人でほったらかしておいて
それで本当に優先されて順位が来るのなら
そんな虫のいい事が本当にあるのなら
それはそれで
凄く良いな・・




そんな事を考えている
本当の鬼嫁がココにいます。


全てはきっと
お金があれば
の話なのでしょうけれど





今日はそんな話です。













                     ~( ̄ー ̄)ゞ
















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6 コメント

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またしても! (POULA)
2016-08-10 05:06:23
またしても同じことを‼‼‼(笑)

前回のに書こうか迷って書かなかったことが、そっくりここに書いてある!

先日呑んだ友人との話題は、
自分のキャリア、子ども、そして介護。

親の家が行くたびに物が増えてて、畳が見えなくなってきた!
「このままじゃ躓いて転ぶよ」と言っても「そのうち片づけるから」と、その気は全くない様子。
他にも、カードや通帳を失くしたり、「もうダメかしら?最近冷えなくて」って言ってる冷蔵庫は賞味期限切れの物ばかりびっしり入ってる。

「もうさ、私が入って掃除すれば収まるって段階じゃないんだよね。
自分はボケてないと思ってるから病院どころか、老人宅ってことで様子を見に来てくれる民生員さんに「私はまだあなたにお世話になる段階じゃありません」って玄関で追っ払うし…
この際、ほんとに躓いて骨折でもしなきゃ、介護の段階に行かないんだよ。」
って友達が話すのを、ほんとに自分の事だと思って聞いてました。

昨年亡くなった義父、認知症になりつつあった時、転んで骨折したの。
上手く歩けないから、家から勝手に出ちゃってもさほど遠くには行かなくて、介護する側は助かったの。
私、義母もそうだったらいいかもって思うことがある。
みんなどっかで鬼嫁だよね。汗
返信する
Re:POULAちゃん ()
2016-08-10 09:23:20
たまにはね
面白おかしく暮らしてるところばっかり切り取らないで
こういう事も書いとこうかと
( -_-)

家はこの姉御のアドバイスに従って
ガス関係を全部電化にしたの。

足が悪いのに火事を出して死なれる様なことがあっては!
って言うのもあるけど
姉御によると
それより
隣の家を焼かないようにするためなんだって
この話だけは夫にしたらすぐさま動いてた
解ってるんだよね。

足の運動をやってみましょうと説得したり
ぬりえをやろうとしたり
タブレット簡単だから
Skypeで連絡し会いましょうと提案したけど
小手先じゃ駄目なのね
今ある生活全部捨てて大阪で二人で暮らすくらいしないとね。

解ったんだけど
ワタシやりたくないのよね。
( ̄一 ̄)
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私だって! (POULA)
2016-08-10 10:41:58
私も自分の気持ち分かってるの。
文字にするとしんどさが増すから書かなかっただけ。
やりたくないんだもん。

夫が同居を考えてる旨の話をしたとき、
「年寄りは引越しさせると途端に(痴ほうが)進むんだってよ」って、ほんとのことだけど、半分脅し文句で使っちゃった。

ガス関係ね。
それは本人がオール電化にあこがれててやったわ。
でも、こっちは冬の死活問題のストーブが怖いのよね。

あ~~あ、この次のうちの問題は、いつ運転免許を取り上げるかだわ。
動作、判断共に遅いのに、車だけは手放さない。(TωT)
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Re:POULAちゃん ()
2016-08-10 11:44:16
そうかー
じゃあお互い諸々
後々後悔しないように
出来ることと出来ないことをシビアに見据えて
生きていこうよ( ̄∇ ̄)

婆あ嘲うな行く道だって言うし
親にしたことを子供にされるんだろうし
出来るだけ認知出来るように
生きていたいよね

免許は
真紅の天鵞絨を内側に小箱でも用意して
うやうやしく片膝ついて
お疲れさまでございました
ささ、どうぞこちらに
と、返納していただけるといいんだけとねえ
(ノ ̄▼ ̄)ノ ハハー
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Unknown (ちるる)
2016-08-11 01:39:57
50代仲間に突入して、私も同じだわぁ~って読んだよ。

うちの義母も一人暮らししてるしね~。
長年鋭意距離別居ってのも同じだし。
姉御のアドバイスは、「なるほど!」だわ。

そんでもって「ホントはやりたくない」のはみんな思ってることだと思うよ。「ホントはやりやくない」けど、しょうがないからがんばるけど・・・・できれば少しでも楽だといいなぁ~って。

まったくそんなこと思わない!!なんてできた人はそう居ないんじゃないかと。
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ちるる ()
2016-08-11 18:58:50
ちるるはこの十年の計画を早いうちにたてて
試験も受けて華麗にフルへ転職したし
やることはやっりきったよね
そのスキルであの扱いかい!
って言うのはあるけども

義母の世話と言うのはね
それぞれにそれぞれの諸々が有って
一律じゃないけど
職場の先輩方も頑張っててね

あの難しいおばあさんの世話
やりたくない~(▼皿▼)
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