ツユクサ(ツユクサ科)露草
今、道端のどこでもツユクサの青い花を見かける。
子供の頃ホタルをとったときには虫カゴにツユクサを入れた。
色違いがあったり少し品種の違うのもあるらしいが、
今日は詮索しないことにする。
ときどき、こういう風に2段に咲いているのを見ることがある。
ツユクサの花の構造は面白いので、この写真でチェックしてみよう。
ツユクサの花は茎の先に付いた二枚貝のような苞から咲く。
この苞の中にはちゃんと2段目の花も用意されているが、
全てが2段揃って咲くわけではなさそうだ。
2枚の青色の花弁がきれいだが、白い小さいのも3枚目の花弁だ。
そして透明に近い3枚の萼片がついている。
オシベは3種類も持っている。
最上部のπ 形の3本、中段のΛ形の1本、そして最も長い2本。
花粉を出すのは1番下の2本が中心らしい。
メシベは長いオシベの間に見えるのがそうだ。
上段の花にはメシベがない。
つまり上段の花は雄性花で、下段(一つだけの場合はこちら)の花は両性花だ。
ツユクサは一日花で午後には長いオシベもくるっと丸くなるので、
メシベとも接近して自家受粉が起きやすいのかもしれない。
それなのに最上部のオシベまで用意して虫を誘うのも面白いことだ。
夕方には、すっかりしぼんでしまう。
トキワツユクサ(ツユクサ科)
ときにはツユクサのすぐ傍で、この白い小さい花が咲いている。
ツユクサとは形がずいぶん違う。
大きさは全く違うが、
花の形がトキワツユクサに似ているのが
ムラサキツユクサ(ツユクサ科)
ツユクサは自生だが、
ムラサキツユクサは、
玄関の植え込みや庭などで
よく見かける。
紫だけでなく薄紫や白色など園芸種も多いようだ。
これも一日花で、夕方にはしぼむ。
おーちゃん先輩の丁寧な紹介の記事で、理解がより深まったようでうれしかったです。
ありがとう、ございました。
今朝ほど、畑に行くとトウモロコシ、ジャガイモ、キュウリの、枝豆の下草にたくさんたくさんの露草がはびこっていた。
しゃにむに、ねじり鉢巻でむしりとろうとしたが、根が、がっちりへばりついている。
節間が長く2~3日前に行ったのにもうこんなに大きくなっている。成長が早い。
野菜は、それほど大きく成長はしないが草だけはアットいう間に菜園を制覇する。
雑草よとまれ。
ムラサキツユクサはよく見かけますが、
ツユクサは近くでは、最近見かけなくなりました。
小学生の頃、夏休みの宿題で根から引っこ抜き押し花にしたのを思い出しました。
この季節にぴったりの色ですね。
もういい加減写真を撮ってるのに
見つけたらバシャバシャ撮ってしまいます(笑)
ムラサキツユクサ、いろんな色が有るみたいですね。
鉢植えにしてらっしゃるお宅も結構見ます。
白地のものを見た事ないのですが、キレイですね。
こうして拡大していただくと、どんな立派な蘭にも負けない構造になってるんですね。
ありふれた花と思っていて写真にしたのは今回が初めてかもしれません。
よく見ると面白い花だと分かりました。
露草の根はそんなにしっかりしているのですか。
根を張る前に見つけないといけないのでしょうね。
やっぱりモンシロチョウでよかったんですね!すみませんでした・・・・
しかしモンシロチョウの中にも全体がピンクに染まったようなのも居て、個体差があるんですね。
面白いけど同定するのが大変・・・・
植物はもっとですよね!
露草といえば青いのしか知りませんでした。
2枚目のちょっと紫のは見た事がありませんでした。
小学生の宿題には、いろんな形で取り上げられそうな花ですね。
ムラサキツユクサも去年よりよく見かけます。
たぶん関心がなかったからだと思いますが。
もっと白い花も見たのですが撮りそこないました。