「お客様ですか」？？？

先日、そば屋に寄ったときのこと。
店の中に入ったら、「お客様ですか？」と聞かれたのです。
これを聞いたとき、ちょっと戸惑いました。
「お客様は何名様ですか？」と聞かれるのならともかく、「お客様ですか？」とはどういうことなんだろう。。。
このそば屋には、お客様ではない人が来るのか？
それとも、私の格好が、お客様ではないくらいみすぼらしく見えたのか？
いや、そんなはずはないぞ。
この日は桜木町に出かけていたので、ファッションには気を使っていたのだ。
白系色のカジュアルシャツに、紺のジャケットという組み合わせ。
これで客ではないと疑われるなどありえないはず。
では一体なぜ、「お客様ですか？」と聞かれたのだろう。

後日、謎が解けることになった。
再びこのそば屋に寄っていたときのこと。
店に、訪問販売員さんがやってきたのだ。
リクルートスーツを着た男性と女性が一人ずつで、何やら化粧品を売ろうとしていた。
これを見ていたら、すぐに閃いた。
………！そうか、私はこの方々と同じではないかと疑われたんだ。
たしかに、格好的には訪問販売員に見えなくもなかったかも。
にしても、そば屋に化粧品を売りにくるなんて、なんて場違いな人たちなんだろう。


というわけで、「お客様ですか」というセリフの謎は解けたのでした。
些細な日常の一コマでしたが、謎が解けると探偵になったような気分になったのでした♪