曇天

堪え切れず、雨粒は落ち・・


『銀魂』　第百七話　【親の心子知らず】

ロールスロイス （リムジンらしいデス） っぽい外車に乗って、
万事屋の３人は浮かれ切っていますョ。
今回の報酬に期待しながら到着した場所には・・
怖いお兄さん方がいっぱいいました☆

「奴ら目からビーム出そうとしてんじゃねェか？」
とか軽くおちょくった会話をしながら、
「白い粉を運べぇ」とか言われたら、
黙っておとな～しく運ぶんだぞぉ・・なんて、
完全にビビッています。（神楽まで～？

実はヤクザの引きこもりの息子を、
蔵から出してくれという依頼なんですが、
銀さん達のやり方は超危険で、馬鹿らし過ぎでした～☆

完全なお笑い展開だったのに、
なんとラストは銀さん流血～！！
松風雅也さん演じる京次郎はイイ奴だと思ってたのに、
何ィ～！？

それは、月のきれいな、静かな夜でした・・



第百八話　【言わぬが花】

途中までふたつの予想をしていました。
京次郎は堅気になりたがった鬱蔵を、人知れず逃がした。
鬱蔵はどこかで生きているんじゃ・・？
でも、もうひとつの予想の方が当たってしまいました・・

親分さんの命は長くない。
だったら生きている間だけでも、鬱蔵が生きていると思わせる。
その後自分はどうなっても良い・・
泣かせるよなぁ・・

そういうのをわかっていて、
「三文芝居」に付き合って、
京次郎はもう駄目なんだってわかっていて、
最期まで励ましていた銀さん。

誰も、何の得にもならない。
そんな事に義理立てして、馬鹿を通す男達。
皆、愛しくて、堪りませんでした・・


先週「お前も狛犬のようになれるんじゃろうかのう・・」
と言った人は、京次郎の父親かしらん？と思っていたら、
彼は天涯孤独の身の上で、
ああ言ったのは組の者だったんですね。
言われた京次郎が、眉間にシワをよせて狛犬を睨んだのは、
「きっとそうなってみせる！」という決意だったのかも。

魔死呂威下愚蔵役の内海賢二さん。
ヤクザの情の厚い親分さんは適役でしたね。
親分さんは初めから京次郎を特別に思っていたのかもしれないと思いました。
子どもがたったひとりで生きてゆく事の困難。
親分さんはそういうのを知ってて、
京次郎を我が子と同等に愛情を注いで、
彼なりの真っ当に育てたいと思っていたのかも。
それがお坊ちゃま育ちの鬱蔵には、
自分に薄情に思えたのかもしれませんね。
「親の心子知らず」です。
血の繋がりがあろうと、想いが通じない事もあるんですよね。
でも、
長い時を経て、後々になってから、わかる時が来る事もあるんです・・


野良犬と蔑まれた男の子は、
親分さんの愛情を受け、
最期に気高い狛犬になれたのです・・



第百九話　【人生は試験だ】

銀さんが
いっこも出て来ないんですけど～！？

山崎退と桂小太郎と愉快な仲間達の回でした☆
（ん？龍隊長が出演のトップになってるョ？

密偵として攘夷志士に潜り込もうとする山崎。
しかし、履歴書とか面接とかリクルートスーツがどうのとか、
まったく就活ですよ。
企業じゃないだろ！とか数々のツッコミをしながら、
終始楽しく視聴させてもらいました。
まず、
試験の解答が楽し過ぎ
「将軍」と書いて（松平健）あるいは（暴れん坊）（料理好き）って何だよ☆
（あのザクもどきのＭＳ何だよ☆

龍（ドラゴン）隊長役の石丸博也さんは、
ジャッキー・チェンの吹き替えでお馴染み。
（子どもらはアパチャイの声の人だって言ってましたが☆
潜入捜査試験中とはいえ、問題をいちいちフリップで出す桂。
どっから出してるんだYO！
そういうのに、もれなくツッコミを入れる山崎。
もうもう、桂がバカやればやる程どんどん好きになっちゃいます


最後に、山崎は真選組だとバレて良かったですよね。
このまま密偵として桂達と一緒にいたら、
絶対彼らの事を好きになって、どうにかなっちゃいそうですよ・・？

ジャッキー映画のパロディの数々。
最後まで～☆☆☆
しかし、
どんだけ
ジャッキー好きなんだYO☆
お笑いからどシリアス展開に持ち込んだり、その次の週にこのふざけよう（褒め言葉）
『銀魂』大好きだ～～！！！

次回　【人は皆 自分という檻を破る脱獄囚】