過食症・拒食症の摂食障害の克服は対人関係療法で!!

対人関係療法で過食症や拒食症の摂食障害で悩まれている方をサポート。 摂食障害を克服していくための具体的な情報を掲載。

☆私はダメ人間だという思いこみ☆

2011-06-30 10:41:09 | 摂食障害克服のために
”私には愛される資格ない”



と、なぜか思っている。




そのような気持ちが、幼少期の体験によって形成されていて、



無意識に影響を与えているという先日の話がありました。





スキーマと言われていて、幼少期に満たされなかった感情欲求です。



その満たされなかった感情欲求がずっと影響を与え続けます。




その満たされなかった感情欲求は様々あり18種類が考えられています。




例えば、



見捨てられるという不安な気持、



人が信じられないという気持ち、



私は欠陥だらけのダメ人間だという思い、



感情表現や自己主張をしてはいけないとい思い、



自分の満足は犠牲にしなければいけないという思い、



などなど



があり、それらが大人になってもずっと影響を与え続けるというものです。





これらの幼少期に形成された思いが、同じような状況に陥ると活性化されて



悪い影響を与えていきます。



それが、摂食障害であったり、うつ病、パーソナリティ障害などに繋がっていきます。




その中でも、摂食障害の人に多いのが、




”私は欠陥だらけのダメ人間だ”




という思いだったりします。





自分に自信がない、



自分はダメ人間だ、



という思いがずっとあって、自己否定をしていき自己嫌悪に陥り、



過食衝動へと結びついていく。




でも、その自己否定感の源になっているのが、自分であまり気づいていない



幼少期の経験であったりします。




そこを解決していくには、



まずそこに気づき、現在との関係を認識していく必要があります。



そして、無意識下にあるイメージを変容して、再構築をしていきます。




詳しくはまた・・・









摂食障害克服カウンセリングのSINBI
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☆自分は愛されない☆

2011-06-29 08:34:52 | 摂食障害克服のために
自分には愛される資格がない。



愛されるはずがない。



人に冷たくされても当然。




なぜか、そのような気持ちを抱えている人がいます。




そして、そのような人は、



愛情が薄くて冷淡なパートナーを選んでしまうことが多いようです。




本当であれば、愛情深くて優しいパートナーを選べば幸せになれそう



なのに、



なぜか、冷淡な人を選んでしまう。




それで、いつもパートナーで苦労して辛い思いをしている。




でも、不思議と冷たい愛情の薄い人に惹かれてしまう。



愛情深い人には魅力を感じない・・・・




なぜ、そのようなことになってしまうのか???




そこには、意識にない幼少の頃の体験が影響を与えているようです。




スキーマと言われているものです。



感情欲求で、幼少期に満たされなかった欲求



によって形成されたものを早期不適応的スキーマと呼んでいます。




そのスキーマが大人になってからも影響を与え続けます。




特にパートナー選びにこの幼少期の感情欲求が大きく影響を



与えているようです。




それは、うつ病や摂食障害などにも大きく関わっているものです。




この感情欲求を理解して対処していくことによって、



今まで無意識であったなぜかそうなってしまうということに



対応できるようになっていきます。





詳しくはまた・・・・













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☆自動反応がポイント☆

2011-06-28 08:50:56 | 摂食障害克服のために
摂食障害を克服していく上で重要なのが、



”心のバランスを整える”



ということなのですが、




多くの人が自分の心の状態がなかなか把握できなかったりします。




それにはいくつか要因あるのですが、



ひとつは、感情を感じないようにしてきたから、あるいは避けていたから、



ということがあります。



嫌な感情だから避けたり、抑え込んだり、紛らしたりしているから分からない・・・




そして、もうひとつの原因が、



”自動反応”



だから、わからないということがあります。




何らかの刺激があると、自動反応している。



つまり、そこには、考えやイメージが沸く前に、



いきなり、感情が湧き出してしまって、その感情の理由がよくからない



ということです。




寂しさや孤独感やどうしようもない不安がただこみあげてくる・・・・・




でも、その理由が分からない・・・




あるいは、その感情すら分からずに、感情に気づく前に、



”過食”



したくなってしまう。




ただただ、自動的に過食のスイッチがオンになってしまう。




結構、いきなりスイッチが入る。




でも、カウンセリングをしながらつぶさに観察していただき、



気持ちをモニターしていくようになっていくと、



だんだんわかってくるものです。




そこでの気持ちの動きは・・・・




でも、気持はわかっても、多くの場合は、その感情を抱えている理由が、



”よくわからない”



といったことが起きてきます。




それは、記憶にない出来事によって自分に染みついている感情反応



だからです。




自動的に反応する感情だし、記憶にもないから、



よくわからない・・・・



そのよくわからないものに長年苦しめられてしまいます。




よくからない、




”自動反応”




そこはまた・・・









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☆食をコントロールすると・・・☆

2011-06-27 08:34:21 | 摂食障害克服のために
やっぱり、どうしても食をコントロールしてしまいます。



摂食障害をどうにか改善させようとすると・・・・




それは、確かにそうです。



異常に食べてしまったり、あるいは食べることができなっかたり、



そのような症状があれば、



やっぱり、どうしても食に目は行ってしまいます。




それで、どうにか食をコントロールしようとする。





特に周りの目としては、食べた食べないという、目に見えて、



分かりやすい現象に捉われてします。




でも、摂食障害は心の病気なのです。




心がとてもアンバランスで、持って行き場のない感情を抱えている。




食は、病気の症状。




だから、自分ではコントロールできなくてあたりまえ。




だから、注目してコントロールしなければいけないのは自分の気持ち。。。




でも、頭では理解しても、なかなかそうはいかないのが人間というもの。




結局、食をコントロールして悪循環に陥るパターンへ・・・・





そのような場合には、



もっと大きな目で見てください。




自分の人生を。




長い人生の中で、今という一瞬の期間の体重増加を抑えるのが重要なのか、



それとも、病気を克服することが重要なのか・・・




そうです。




まずは、病気の克服を優先してください。




体重のコントロールはその後でも十分できるのです。




それでもだめなら、その根底にある、




”体重増加への恐怖”




を真剣に克服していきましょう。




その根底にある考え・思い・気持を徹底的に追及していき、



根本から変えていく必要があります。



それは、深い潜在意識に根差しているのかもしれません。





そのような場合にはご相談ください。



一緒に克服していきましょう。











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☆父親の場合もあります☆

2011-06-25 10:24:51 | 摂食障害克服のために
昨日は、母親との関係性が様々な影響を与えていることが



多いということでしたが、



それが、父親であることもあります。





最近の家庭では、父親不在というケースが多いのですが、



父親不在の場合は、あまり悪い影響には至ってないようです。




父親との関係性で問題となってくるケースは、父親が教育熱心である場合



に様々な影響を与えているというもの。




父親が過干渉で、何かと関わってきて、枠にはめたり、有無を言わせずに従わせ



たり、頭から否定して話を聞かなかったり、最悪の場合には暴力でねじ伏せるといった



ような場合。




こうなると、父親には何も言えない。




ここをうまく母親がカバーしている家庭ならいいのですが、



母親も一緒になって、父親の言っていることを守らせようとしたり、



子供の気持ちや意見を聞いてあげずに否定するようであると、



子供は逃げ場を失ってしまいます。




父親に追い詰められて、母親にも同じ様に追い詰められてしまうと、



子供はあらぬ方向へと助けを求めていくことになります。




それが、摂食障害になるのか、異性交遊になるのか、家出になるのか、暴力になるのか、



非行に走るのか、人それぞれの方向にはけ口を見つけていきます。




子供の辛さというものには、親はなかなか気づかないようです。




それは、きっと子供の将来のために一生懸命にやっているからだとは思います。



それが、子供への愛情だと思っているから、



”愛情を注いで何が悪い”



と思うのでしょう。




でも、子供も一人の人間。



自分の人生を生きている立派な存在。



きっと、生まれてくるときにこんな人生を歩んでいきたいと決めているのです。




それを、



親が思うような人生へと枠にはめていくことはいかがなものでしょうか。




子供の意思や思いというものを大切にしたいものです。










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