陶芸ブログ「ひとりごと」

マイペースに陶芸やっています。
委託販売や通販も行っております。

作品アップとミシン刺繍のアサギマダラ試作中紹介

2024-07-12 | Weblog
今日のお天気雨
トップ画像は蓮の蕾モチーフのもの。
今度ちょっと制作方法を変えて作ってみようと検討中です。

緑系桜雫根付。
釉薬の緑が上絵の白に映りこんで、全体的に落ち着いた色合いになったと思います。

雪うさぎ根付。
こちらは、雪うさぎ部分がビーズになっていて、座金、Tピンで組み立ててあります。
ぐらつきを抑えるため、隙間にフローレンテープを入れています。
接着剤を使っていないタイプです。


アサギマダラの刺繍簪試作中。
浅葱色で、キラキラ感のあるオーガンジーを見つけ、これでアサギマダラ作りたい!と思ってから数年(笑)
ようやく取り掛かりました。
上下の翅を別々に作りカット。

触角は案外しっかりしていますが、翅の強度がもう少し。

金具につけたときのバランスもまたちょっと考えたいなと。
裏の見た目もこれだと微妙。
縫い目隠しにフジバカマの花を添えてみる?

というわけで、完成はまだ先になります。


根付ストラップアップ

2024-07-11 | Weblog

今日のお天気曇りと雨
トップ画像は朝顔のストラップ。
手描きです。

青を重ねた薔薇の根付。

薄青釉薬の薔薇根付。
同じ青でも、雰囲気は大分違いますね。

緑どんぐりの根付。

畑に行くと、畑仲間からうっかり大きくなってしまったというきゅうりを沢山頂きました♪
こういうのは漬物にしたりもするのですが、それでも余ったので・・・

パスタにしてみました(笑)
水漬けパスタを使って簡単に。
きゅうりと、青じそ、ホーリーバジル、ニンニク、牛乳を加えてミキサーに。
ハムを炒めて、パスタときゅうりのスープを加えて数分煮る。
生姜の醤とクリームチーズ(溶けやすいタイプ)、鶏がらスープ、塩、コショウで味付け。
飾りはオニオンフライとパルメザンチーズ、リーフレタス。
青じそとホーリーバジルとリーフレタスは自分で育てたもの。

こんな感じの謎料理を思い付きで作ることが多いです。
味は、特に問題なく美味しく頂けました。

かんざし帯留めアップ

2024-07-06 | Weblog
暑い日が続きますね。
ちょっと暑さに負け気味のまちゃぷです。
エアコンさまさまな日々を過ごしています。


トップ画像は朝顔の簪。
薄青色です。

こちらは秋向きの舞落ち葉簪。
リーフの一部にグラデーションを使用して、雰囲気ある仕上がりに。


赤椿簪。
赤に色むらがありますが、この上絵の具の特徴かも。
3回くらい重ねて焼いて、深みのある色合いに仕上げています。

白磁の帯留め。
浴衣にも。

Creemaインフレームにも作品アップ。

同じ白磁の帯留めですが、こちらの方が少し大きめ。
形もちょっと違います。

赤磁器帯留め。


赤玉簪。

<お知らせ>
かんざし金具の仕入れ先が、今月から価格改定がありました。
2回ほど改定があったため、現在の当店販売価格での対応が厳しくなりました。
そのため、8月1日より簪価格アップ致します。
ご了承願います。

ご検討中の方は、是非今月中にと思います。
どうぞ、よろしくお願い致します。

長年放置してきたまちゃぷのHP、リニューアル中です。
ワールドプレスを利用してみています。

まだよくわからない感じで弄っています。
今後、お知らせなど見やすい形にして行ければなと思います。

ブログについては、とりあえず暫くはこちら継続予定。
様子見ながら、試しながらしっくりする形にしていきたいと思います。



作品アップ

2024-06-29 | Weblog

今日のお天気曇り。
トップ画像は黒系素地に舞落ち葉柄の帯留め。
転写紙の柄に手描きで色を重ねてグラデーションなど表現してみました。
まだ季節には早いけど、在庫の都合上気に入ったら早めがお勧めです。
一辺にいくつも作らないため、季節になると在庫切れのリスクがあるからです。

青萩釉薬に白い管菊柄の帯留め。
優しい色合いです。
転写紙のペタっとした感じが気になったので、上から上絵の具を重ねてぷっくり感だしてみました。
さりげなく手はかかっているけどそう見えないかも^^;

檜の葉を型押ししたヘアゴム。
黒と金雲母を重ねて絵付け。

風合いを出すまで何回焼いたかな・・・
試行錯誤もありましたが、上絵だけで8回くらい焼いたかも。
その分ちょっと重厚感ある色合いに仕上がってくれたかな。


青銅マット釉薬のヘアゴム。
青っぽさと紫っぽさの混じった不思議な色合い。

一番下の画像の左右作品、同じ釉薬なんです!
本焼き後は緑っぽい、酸化焼成の色合いでした。

が、上絵を描いて焼くと、色味が還元焼成したときの色合いに近づいてきました。
銅を使った釉薬はこのような色変化ありますが、上絵も酸化焼成なんだけど?
多分焼成後のガラス質で覆われた状態で再加熱されたから還元色が出てくれたのかなぁ?

転写紙→手描きで白を乗せる→もう一回乗せる→黄色を乗せて焼く
と、上絵を4回焼く間に、どんどん還元色が強くなり、別物みたいな色合いに。

この色、何色と言っていいのか分からないけど綺麗。
気に入ってくれる方がいらっしゃれば良いなと思います。

帯留めとヘアゴムアップ

2024-06-28 | Weblog

今日のお天気雨。
今年の梅雨は短いそうですね。

トップ画像は紫釉薬に紫陽花柄のヘアゴム。

こちらは同じ柄の帯留め。

紫釉薬をかけて本焼きした素地に、一旦銀の雲母ラメで絵柄を描く。
窯で焼き付けた後、青系のラメを重ねて描いてもう一度焼く。
芯の部分の色を強くするため、もう一度重ねて800℃で焼き上げました。

こちらの雲母ラメの上絵の具、銀の上に色を重ねると綺麗に発色してくれるため、色ムラが出てOKなこのような絵柄には活用しています。
見る角度によって、色味が違って見えたりすることが楽しい人にお勧めの作品です。

黒柳に燕の帯留め。
先日、赤の発色が微妙だったため、色を追加してもう一度焼いたものです。
合計4回、上絵の窯で焼いた作品です。
素焼本焼き加えると6回窯に入っていたりします。


こちらはトランプスートのヘアゴム。
市販の転写紙(販売利用可能デザインです)を使用しています。
が、こういう市販転写紙も焼き上がりの色が「えっ?」というときがあります。

そういう時は、手描きで絵付けを補強して焼いていきます。

膨張係数とか合わないとエラー起こしてダメになったりします。
が、幸い合っているようで安心。

膨張係数合わなくてボツになった作品も過去にあったりします。
兎に角テストを繰り返してデータを集めたりすることの積み重ね。

最初の職業で、無機化学系の液分析やってたのですが、その経験が案外に役に立っていたりします。