日本肝臓病患者団体協議会(試行版)

 日本肝臓病患者団体協議会(日肝協・JHC)の活動などを紹介するブログ(試行版)です。sinが情報提供を担当します。

民主党からヒアリング、自公PTに要望書

2007-09-06 23:08:35 | 活動報告
 9月6日、民主党B型・C型肝炎総合対策推進本部の肝炎対策立法作業チーム第1回会合でヒアリングを受けました。民主党では、臨時国会に肝炎対策法案を提出するために9月末までに法案をまとめるとしています。
 中島代表幹事ら3人が衆議院第一議員会館で、仙石衆院議員・山西参院議員、山井衆院議員に、法案化にあたっての要望を伝えました。
 資料として下記のものを提出
①国会請願項目や地方自治体での意見書採択された項目。
②インターフェロン治療での後遺障害に対する保障規定から除外されていること ③C型肝炎患者の高齢化の実態とC型肝炎の最新治療とその治療効果。

 法制化にあたっては、
①「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」の理念に基づいて感染者の人権と適切な治療が受けられるような法律に。
②肝炎患者は高齢化している。治療については慢性肝炎から肝硬変・肝がんにいたる治療費と療養のための社会的支援を。
③インターフェロンによる後遺障害が出た場合の保障を。
④都道府県では、北海道・東京に続いて長野県も今年10月からB・C型肝炎患者に対する医療費助成制度に改められる。このことも参考に。
⑤B型肝炎感染者に対する対策。

 ヒアリングを受けてから、午前中に与党PTの責任者である川崎二郎議員(自民)と赤松正雄議員に「要望書」を届けました。
  ウイルス性肝炎対策に関する要望書

 6日午前10時から与党肝炎対策プロジェクトチームの会合が開催され、C型肝炎のインターフェロン治療への医療費助成を来年度予算編成に間に合うように検討を始めることを決めました。B型肝炎や肝がんの治療への助成についても検討するとしています。
 また、川崎二郎与党プロジェクトチーム座長は、薬害肝炎についても、7日に予定される仙台地裁判決の内容を見た上で解決策についても検討するとし、月内にも薬害肝炎訴訟原告団に会うことを明言しました。

★与党PTの動きを紹介する新聞記事★
  <(キャッシュ : ウェブ魚拓) を利用しています。>
公明党 C型肝炎に公費助成 インターフェロン治療を支援来年度から実施 B型、肝がん患者も検討 与党プロジェクトチームが方針
読売 C型肝炎の治療助成…政府・与党方針
朝日 インターフェロン助成へ 肝炎治療で制度新設方針
産経 C型肝炎に医療費助成へ 自公の対策PT会合
東京新聞 インターフェロン、助成へ C型肝炎で与党チーム方針







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