老いの途中で・・・

人生という“旅”は自分でゴールを設定できない旅。
“老い”を身近に感じつつ、近況や色々な思いを記します。

自己管理が難しい人へのヒント

2019年07月09日 20時49分42秒 | 思い出すままに
 先日、“買い物難民化する高齢者?”というブログを書き込みしながら、私自身が金額面でルーズというか完全な自己管理に自信がないことを自覚していますので、
「カードなどの使用に際して、どのような環境が整えば、カ-ド決済の社会の仲間入りできるか?」ということで、自分自身に対してどのような自己規制が有効かなどと考えていました。

 例えば、1回又は1ヶ月当りのカード使用額の設定と、どうすればその厳守が可能なのか、というようなことを考えていたのですが、そんな時、長い間忘れていた昔の出来事をフト思い出しました。


 就職して社会人になったばかりの頃のことですが、当時は男子社員の殆どがマージャンを楽しんでおり、私も入社当初から先輩達に誘われれば喜んで退社後にはマージャン屋に直行していました。

 今では大きな問題になるでしょうが、当時はマージャンと言えば、少額とはいえ賭けマージャンが常識で、しかもこれを社内で管理職も交えて堂々と行っていて、幹事が毎月の点数表を管理して給料日に決済をしていました。

 学生時代から嗜んでいたので、ある程度の自信はあったとはいえ、相手は経験豊かな海千山千のつわもの。やはり私や若い社員はどうしても負け越すことが多く、給料日には苦労していました。


 そのような状況を把握していた、当時の課長からある日マージャンメンバーに通達があり、
・如何にマージャンとは言え、負け金は必ず期日には決済すること(自己責任)。
但し、
・社内での掛けレートは〇〇以下とする。
・給料の10%を超える負けとなったものは、その日から給料日までは、出場停止処分とする。
というような内容でした。(因みに私の初任給は約2万円でしたので、マイナス2000円で出場停止でした)

 今から思えば笑い話のような話ですが、私にはこれで賭けごとに対する基本態度のようなものが出来て、その後の人生に置いて賭けごとで周囲の人に迷惑を掛けることはなかったと思っています。

 更に、その後自分が好きなマージャンを長く続けられるように、余り負けないで続けられるノウハウのようなものを身に付けることができました。
本当に有難い経験でした。


 趣味の部類に入るものと、片や実生活の必需品と言う違いがあるので、余りヒントにはならなかったでしょうか?(まさ)