東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

足踏み脱穀機を使って麦の脱穀

2017年06月17日 | 麦,穀類,雑穀



 春に小麦を伐採して綿にしました。残った小麦を綺麗に刈り取って脱穀しました。毎年発動機を使って脱穀するのですが、少量の小麦ですので今回は足踏み脱穀機を使って脱穀しました。足踏み脱穀機を最後に使ったのは6年も前の事です。田んぼで子供達に使わせたのが最だったと思います。まずは、脱穀する小麦を稲刈機で刈り取りしました。少量の小麦のためすぐに刈り取り終了となりました。

    脱穀機や唐箕を畑に運搬         稲刈機で小麦を刈り取り
  

 麦を刈り取ると、いよいよ脱穀です。しかし、久しぶりの足踏み脱穀機です。トラブル続出で困りました。一つ目のトラブルは、麦粒が飛び散らないようにする布製幌です。取り付けるアルミ製竿が短か過ぎたのです。脱穀中に巻き付いて壊れてしまいました。二つ目のトラブルは、Eさんに応急処置用の洗濯バサミなどを取りに帰っていただいている間に発生しました。江戸や明治時代に脱穀用に使われていたくるり棒を使って脱穀していると、その先端が折れてしまったのです。くるり棒は小豆などの脱穀などに使っています。やれやれ!

   壊れたくるり棒      一時棒で叩いて脱穀    時々ジャガイモ収穫
    

 Eさんが戻って来ると、アルミ製竿をU字支柱で急遽代用して、洗濯バサミを使って布製幌ををU字支柱に固定しました。以降は順調に脱穀ができました。久しぶりに使う農機具は、あらかじめ動作するか確認しておくべきだだったと思いました。足踏み脱穀機は郷土館に展示してあるものと全く同じです。まだまだ使える農機具です。

         脱穀するA君、脱穀された麦粒を集めるEさん


 脱穀された小麦粒は殻などが混じっています。手回し式の唐箕を使って殻を取りました。何度か唐箕を通していると、麦粒だけを選別することができました。後日、今回脱穀した麦粒をベランダにでも広げて、日光消毒しようと思います。そして、パンとして食べることができるように製粉します。そして、残りはこの秋の種まきに使う予定です。脱穀を手伝っていただいたA君とEさんには、早朝に収穫したキャベツと掘ったジャガイモ(3月に植えたメークイン)をもらっていただきました。脱穀の手伝いありがとうございました。

  足踏み脱穀するEさん      麦粒を集める      網を使ってゴミ取り
  


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