東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

耕耘機(管理機)の修理を依頼される(1)

2010年03月04日 | 農機具,工具

 先日知り合いの友達から耕耘機の修理を依頼されました。依頼されたのは家庭菜園などの小規模農園でよく使われている小型管理機(耕耘機)です。最初、その耕耘機が置かれていた畑に行ってみました。まずプラグに火花が飛ぶがチェックすると全く火花が飛びません。電気系統が故障しているようです。

              修理を依頼された小型管理機:クボタ製


 畑では十分なチェックや修理ができないので、いったん鈴木牧場に耕耘機を移しました。電気系統が故障であることが分かっていたので、テスターでどの電気部品が故障か探しました。まず、プラグとアースの間の抵抗を測定すると、12kΩありました。火花を飛ばす誘導コイルは大丈夫のようです。次に停止スイッチを測定するとONにしても抵抗が0Ωになりません。スイッチが入らないようです。スイッチの故障かも?

     誘導コイルは正常値             このスイッチは故障?
   

 しかしながら、このスイッチの故障だけでは火花が飛ばない理由にはなりません。誘導コイルに電気を送る点火部品の故障が疑われます。そこで、耕耘機を分解してみることにしました。カバーを外して点火装置を露出しました。露出してみるとこの耕耘機はCDI方式の点火装置でした。

    耕耘機カバーを外す          冷却ファン傍に露出したCDI装置


 CDI装置はそれ以上分解できないので、交換するしか修理の方法はありません。サイリスタなどの部品が露出していれば電子部品の交換もできるのですが、すべての電子部品はユニットとして一体化してエポキシ樹脂に封入してあるのでこれ以上手が出ません。高圧電圧の漏電などの可能性もあるのでもう少し調査をしようと思います。やれやれ。

        サイリスタやコンデンサなどが封入されたCDI点火装置

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