東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

ごはんCUP稲刈りとNHK取材

2007年10月14日 | 家族関連

 肌寒い天気の中、今年最初の稲刈りをしました。高校生二人が稲刈りにやってきました。彼女達はめでたく今年の高校生「ごはんCUP」優勝大会に出場することが決まりました。去年の大会では涙をのみましたが、今年は晴れての決勝出場です。今日は、「ごはんCUP」優勝大会で調理するお米の収穫のための稲刈りです。農機具の移動などはボランティアの大学生に協力してもらいました。
 「ごはんCUP」では、料理の食材を作る高校生チームと調理を作る高校生チームがペアとなって競います。全国規模で高校が参加するため、決勝大会に出場することは並大抵のことではありません。それぞれのチームの努力と個性、そして良い相手チームとペアになることがポイントです。

     干した稲を、千歯こぎ,足踏み脱穀機など昔の古い脱穀機で脱穀


 今日は、大学生のボランティアとNHKの取材のためのカメラマンもやってきました。取材の目的は、高校生が「ごはんCUP」で決勝大会に出場が決まり、その食材の一つであるお米の収穫シーンなどを撮影するためです。途中インタビューもありました。

              千歯こぎで脱穀した籾の回収     

 作業は稲刈りした稲を束ねるワラを作ることから始めました。木槌でワラをたたいてやわらかくして小川の水に軽く浸します。そして、いよいよ稲刈りの開始です。刈って束ねた稲を次々に竹の棒に掛けていきます。昼前に稲刈りをひとまず終了して、脱穀の開始です。千歯こぎと足踏み脱穀機を使います。この二つの脱穀機は籾とワラくずがたくさん出るので網を使って籾とワラくずを選別します。そして選別できなかった細かいワラくずは唐箕を使って風選します。この後、発動機を使った脱穀機も使いました。

                 網を使って籾とワラくずを選別


 昔の発動機を使った脱穀をしている途中、多摩大学のフィールドワークの社会人学生達がやってきました。その学生からいろいろな質問を受けるため10分間程度の休憩をとりました。その後、脱穀作業を続けました。脱穀作業が終わると昼休みです。ボランティア,取材の方々と雑談しながらの楽しい昼休みです。

      稲刈りの最後、収穫した稲ワラで編んだ縄で「鍋敷き」作り


 昼休みが終わると、今度は収穫した籾を精米しました。まず、籾すり機を使って、籾を籾殻と玄米に分離します。ただ一年ぶりに使うもみすり機はあまり調子良くありませんでした。なにしろ昔の脱穀機で脱穀した籾には、取り除けなかったワラくずなどが混じっていますので調子悪くなるのも仕方ありません。続いて精米機で玄米を白米と糠に分離します。この精米機を通すと、やっと普通に食べることができる白米の出来上がりです。
 続いて、籾を収穫して残ったワラを使って縄を編みました。手で編むと時間がかかるため、今日は縄ない機を使っての縄作りです。縄ができるとその縄を取り出して、数メートルごとに切断します。その網を細いしゅろ縄を使って巻くように編んでいきます。こうして鍋敷きの出来上がりです。今日は一日にしては、稲刈り・はさ掛け・脱穀・籾すり・精米・縄編み・鍋敷き作りなど、本当に盛りだくさんの稲刈りメニューでした。
 高校生達,ボランティア,取材の方々、本当にお疲れさまでした。

           稲刈りした高校生達,ボランティア,取材の方々

コメント