ここのところ夏の恒例・大阪ヤッサ詣で。
今年はちょっと足を伸ばして、高野山に詣でてきました
なんばから南海電鉄で高野山まで約2時間。まるで別世界でした
何がって、音がないw
前日の夜は、ギラギラしたなんばでお好み食べながら閉店まで飲んでいたのに。。。
翌日は、凛とした空気に包まれた山の上の宗教都市へ。
そして泊まるのはもちろん宿坊。いただくのは精進料理。10時消灯です。
このバランス。サイコーです
お世話になったのは「總持院」という宿坊。
お部屋のお世話をしてくれた小僧さん(修行僧)が、
「すぐそこの二重の塔がライトアップしてますので、後で行かれるといいですよ」
と教えてくれたので、夕食後に出かけてみました。

ほんのちょっとだけ歩いた夜の高野町はとにかく静か。というか無音。
深紅の黒バージョン。深黒?そんなイメージの音がしてました。
実際は何の音もしなかったんだけど。BGM:無音。こわいよー
その深黒の世界に浮かび上がる壇上伽藍の根本大塔。圧巻でした。

雑念が消えてなくなる瞬間。そんな感じ。
美しかったー
今回の高野山で一番印象に残ってます。
翌日は朝6時からの勤行に参加するため、5時起床
銅鑼の音に導かれて本堂へ。
読経。そして住職の説法。
関西弁の説法なんて聞いたことなかったから…まるで噺家のようw
説法は…眠気との戦いが並列していたため、あまり定かではないのですが
「四苦八苦」について話していたような
人間の苦しみとされる「四苦」。生・老・病・死。
だが「苦しい」というのは形容詞。
ということは、そこには「経験」が伴っているということ。
でもこの4つを経験しているという人間はいない。はて。
そこでお経を原文へと読み解いていくと…「不如意」となる。
つまり「思うようにならない」
これが人間の苦しみの正体。ということだ。
そんな話だったと思います。
他にもたくさん話してくれたのですがすっかり忘れてしまいました
毎日毎日いろいろあるけど。
泣いたり、怒ったり、忙しいけれど。
「不如意」
これだけが根っこなんだと思ってると、
みんながみんなそうなんだよね~。一緒だね~と思っていると、
細かいことにいちいち振り回されなくていいと思います。
朝のお勤めが終わると、部屋には朝食のお膳が用意されていて
しかもお料理は、動物性の食材を全く使っていないのが信じられないくらいのお味。
カツオだしさえ使っていないなんて嘘でしょう?本当においしいの
時間が早いこと。お世話をしてくれるのがお坊さん。
という意外はまるでホテルと同じでした。
朝食後、早めに宿を出て、弘法大師さまの御廟がある奥の院へ。

行ったことある方は分かると思いますが、ここは本当に特別の場所。
土足で踏み込んではいけない場所です。まちがいなく「います」w
帰ってきてからなんとなく体調が悪いのはそのせいか?と
いや、もしかしたらインフルか?

その後も、大門、壇上伽藍と歩き回り。昼間の根本大塔を拝覧して。

先人たちの知恵、美意識に敬服しつつ、
当時の世界を空想しながら、時間の流れの不思議をかみしめ
今の一瞬を生きるしかないんだよな、などど
柄にもなくすっかり内省的になって夏休みを締めくくりました。
そして戻ってきた大阪なんばは相変わらずギラギラしていて
「あぁ、これも好きだぁ
」と思ったのでしたw
☆9月6日まで、東京でも高野山体験ができます。詳しくはこちら。
わたしも時間があったら出かけてみようかと思ってます
今年はちょっと足を伸ばして、高野山に詣でてきました

なんばから南海電鉄で高野山まで約2時間。まるで別世界でした

何がって、音がないw
前日の夜は、ギラギラしたなんばでお好み食べながら閉店まで飲んでいたのに。。。
翌日は、凛とした空気に包まれた山の上の宗教都市へ。
そして泊まるのはもちろん宿坊。いただくのは精進料理。10時消灯です。
このバランス。サイコーです

お世話になったのは「總持院」という宿坊。
お部屋のお世話をしてくれた小僧さん(修行僧)が、
「すぐそこの二重の塔がライトアップしてますので、後で行かれるといいですよ」
と教えてくれたので、夕食後に出かけてみました。

ほんのちょっとだけ歩いた夜の高野町はとにかく静か。というか無音。
深紅の黒バージョン。深黒?そんなイメージの音がしてました。
実際は何の音もしなかったんだけど。BGM:無音。こわいよー
その深黒の世界に浮かび上がる壇上伽藍の根本大塔。圧巻でした。

雑念が消えてなくなる瞬間。そんな感じ。
美しかったー

翌日は朝6時からの勤行に参加するため、5時起床

銅鑼の音に導かれて本堂へ。
読経。そして住職の説法。
関西弁の説法なんて聞いたことなかったから…まるで噺家のようw
説法は…眠気との戦いが並列していたため、あまり定かではないのですが
「四苦八苦」について話していたような

人間の苦しみとされる「四苦」。生・老・病・死。
だが「苦しい」というのは形容詞。
ということは、そこには「経験」が伴っているということ。
でもこの4つを経験しているという人間はいない。はて。
そこでお経を原文へと読み解いていくと…「不如意」となる。
つまり「思うようにならない」
これが人間の苦しみの正体。ということだ。
そんな話だったと思います。
他にもたくさん話してくれたのですがすっかり忘れてしまいました

毎日毎日いろいろあるけど。
泣いたり、怒ったり、忙しいけれど。
「不如意」
これだけが根っこなんだと思ってると、
みんながみんなそうなんだよね~。一緒だね~と思っていると、
細かいことにいちいち振り回されなくていいと思います。
朝のお勤めが終わると、部屋には朝食のお膳が用意されていて

しかもお料理は、動物性の食材を全く使っていないのが信じられないくらいのお味。
カツオだしさえ使っていないなんて嘘でしょう?本当においしいの

時間が早いこと。お世話をしてくれるのがお坊さん。
という意外はまるでホテルと同じでした。
朝食後、早めに宿を出て、弘法大師さまの御廟がある奥の院へ。

行ったことある方は分かると思いますが、ここは本当に特別の場所。
土足で踏み込んではいけない場所です。まちがいなく「います」w
帰ってきてからなんとなく体調が悪いのはそのせいか?と

いや、もしかしたらインフルか?


その後も、大門、壇上伽藍と歩き回り。昼間の根本大塔を拝覧して。

先人たちの知恵、美意識に敬服しつつ、
当時の世界を空想しながら、時間の流れの不思議をかみしめ
今の一瞬を生きるしかないんだよな、などど
柄にもなくすっかり内省的になって夏休みを締めくくりました。
そして戻ってきた大阪なんばは相変わらずギラギラしていて
「あぁ、これも好きだぁ

☆9月6日まで、東京でも高野山体験ができます。詳しくはこちら。
わたしも時間があったら出かけてみようかと思ってます
