カメラを片手に

太安万侶の墓へ

今日は旧暦では4月1日なのに15.9℃と平年よりは高い。上空には雲が厚く
覆い、蒸し暑ささえ覚えるほどで、最高気温は27℃と予報されている。
      11時半、22.6℃、61%

1873年のこの日は「ジーンズの発祥」の日で、150年になります。もとは
1870年に仕立て屋のヤコブ・デービスがリーバイス社のリーバイ・ストラウス
から仕入れたキャンバス生地を用いて銅リベットでポケットの両端を補強した
仕事用パンツを発売し、これが鉱夫らの好評を博したことからで、特許取得し
ようとしたが資金がなく、権利を折半するという条件でリーバイ・ストラウス
社に特許申請を依頼して、受理された日になる。
ということは、Levi's 501 ® の誕生から150年ということですね。 

いまや世界中で履かれ、若者以外でも一人一着以上はお持ちでしょう。

話は、奈良県にある天然記念物スズラン群落、吐山と向淵群落を訪れた帰りは
丁度天理市内は上皇ご夫妻が訪問中なので、北上して奈良市田原地区へ回れば
、田原から近い此瀬町で1974年に発見された「太安万侶の墓」は、連れ合いが
行ったことがないといい、寄り道を。
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急な茶畑を70mほど上れば「太安萬侶墓(太安万侶墓)」、
      

お花が供えられて、きれいに整備されている。地元の方のおかげですね。


実は、茶畑の開墾中に偶然に発見されており、墓室の中から遺骨や真珠ととも
に銅版製の墓誌が見つかりました。
奈良時代の火葬墓で、木櫃の下に置かれていた銅板墓誌41文字墓誌には、
日本書紀と並ぶ最古の歴史書である「古事記」の編纂者の太安萬侶の名前が
刻まれ、冠位や現在のJR奈良駅の西に住み、養老7年7月6日(723年8月11日)
に亡くなったことが記され、太安萬侶は実在の人物として証明された。

「左京四條四坊従四位下勲五等太朝臣安萬侶以癸亥
           年七月六日卒之書養老七年十二月乙巳」
      奈良県立橿原考古学博物館蔵

上から南を望むも、木々が茂り見えない。


向こうには女性映画監督「河瀬直美 」2007年の第60回カンヌ国際映画祭にて
グランプリを受賞した『殯の森』の撮影地があるはずなんですが・・・

ブームも去ったので、訪れる人はいないようです。

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