カメラを片手に

佐保周遊は佐保川へ

今日も昨日に引き続き五月晴れの奈良、放射冷却で13.6℃と
冷気が気持ちよい朝を迎えました。
      9時

27日に車検を待つ間で、佐保周辺の散策は不退寺から狭岡神社
そして黄檗宗・瑞景寺、県立奈良高校の前を通り、佐保山茶論、
長慶寺さらに東の興福院前から南下して大仏鉄道公園まで行き、
佐保川を巡る予定だったが、残り30分時間切れのようで、
長慶寺から南下してショートカットして佐保川へ
      

狭岡神社から住宅街を東へ、赤い山門が現れ「大日山・瑞景禅寺」
1679年即空上人開基の黄檗宗のお寺です。
左手の本堂前向かうと、障子が少し開けられ御本尊釈迦牟尼仏の
お姿に手を合わせた。なお後で知ったことだが、左手奥の墓地に、
江戸時代の奈良奉行や儒学者、そして天明狂歌として流行の狂歌師
子弟三人、杉岡宵眠・久世宵瑞・橘宵甫の辞世の狂歌も刻まれている。
特に久世宵瑞は江戸中期の平城京跡研究者で「平城坊目考」1795年
を著すも、金井寅之助は村井古道「奈良坊目拙解」を準拠していると。
      

県立奈良高校な正門前を通り、佐保山茶論(左)、長慶寺(右)前に。

右の「長慶寺」は明治・大正の奈良を代表する稀豪・吉村長慶が建立
した寺で拝観は不可。、近畿地方を中心に石造物を造立している。
 (*昨年12月に既述
左は「佐保山茶論」玄関先に万葉歌碑(巻十九・4291・大伴家持 )がある
原文「 和我屋度能  伊佐左村竹  布久風能 
            於等能可蘇氣伎  許能由布敝可母
「わが宿のいささ群竹吹く風の音のかそけきこの夕かも 」

時計を見れば正午、残り30分で戻らねば、太陽に照らされ暑い中、
長慶寺の狛犬を背に、興福院へは行かず、南下して佐保川へと急ぐ。
     

一本筋を間違えて住宅地をうろうろしたが、佐保川の堤に到着


JR奈良線の踏切があり、電車が221系が通り過ぎ、気が付いた。
電車からここの花筏を撮ったことを、
桜の季節はもちろん、秋の紅葉も素晴らしい。
      

飛び石迄設置されている
      

地元の方が桜の保存をされており、遊歩道の掃除をされていた。
向こうの橋には「佐保川水辺の学校」と書かれている。
      

堰が作られており、段々の魚道が設置されていた。
      

この右岸は「佐保川小学校」があり、授業にも使われているのでは。

万葉歌碑(巻7、1123作者不詳)が
原文「佐保河之  清河原尓  鳴知鳥  河津跡二  忘金都毛」
佐保川の清き川原に鳴く千鳥 かわづをふたつ 忘れかねつも
       C

「万葉歌碑散策マップ・佐保川周辺」の案内板が・・・

次回は紅葉や桜についでに全部巡ってこらければなりませんね。

なんとか時間ぴったりにたどり着き、急いだものですから暑かったこと。

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