カメラを片手に

夕闇迫る猿沢池に映る興福寺の五重塔

今朝は7.1℃とやや冷えこみ、最高気温も19.5℃止まりで、寒気が残る。
でも明日からは平年並みになり、残った小畑仕事に精を出さねば。
遠く東の春日奥山も木々の緑の色が深くなっているようだ。
11時

御蓋山(春日山)にも緑のグラデーションが 、この季節ならの風景に。
11時

昨夕午後6時頃、所用で奈良町周辺へ、閉められているお店も多く、
食べ物屋さんも、多くはテイクアウトのみに。
短時間だが猿沢池の周りを巡ると、観光客らしい方は数えるほど。
左に興福寺中金堂、右側に五重塔が水面に映るも、水面にゆれる。


南円堂も猿沢池に映る。


南円堂に近づけば、石段に鹿が一頭


まだねぐらに戻らずに草を食む鹿の集団が・・・


興福寺の五重塔、この姿は10年ほど見られなくなるらしい。
光明皇后が730年に建てられたが、焼失や再建を繰り返し、
現在の塔は1426年に建てられており、近年瓦の傷みが顕著になり、
1901年(明治34年)以来、約120年ぶりに大規模修理を実施されると。
夏頃から3年かけ診断の上、方針が決定されるそうで、10年もかかった
薬師寺の東塔のような大規模修理ならば、55mの東寺五重塔に次ぐ、
第二位50mの興福寺五重塔は、それ以上かかるかもしれない。

夏頃までには覆屋に覆われ、この姿を10年は見られなくなるのかな。


帰り際、風が止み、興福寺の五重塔が猿沢池に映り込んでいた。

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