カメラを片手に

凌霄花(のうぜんかずら)にアリが

昨夕、大雨警報も出たが、夏至の今朝はちょっと一休み、上空は雲、
梅雨雲が残るが、御蓋山の後ろから水蒸気が立ち昇り

春日奥山原生林の山の端まで見えてきた。


先日の古典文学講座(坂口由佳先生)からこんな歌を・・・
万葉集 巻四(五八四)大伴坂上家の大嬢
 大伴宿祢家持に報(こた)へ贈る歌
『春日山 朝立雲之 不居日無 
             見巻之欲寸 君毛有鴨』
「春日山 朝立つ雲の 居ぬ日なく 
             見まくの欲しき 君にあるかも」

訳)春日山に朝立っている雲のように絶える日もなく
             見つめていたいあなたです。
*「報」を(こた)と読むが、もう一つ『和』という漢字もあり、意味は
  報は、おもっていないの?いえおもっているよと思わせぶりに
  和は、お互いに気が合うから、両想いです。

昼からお日様が見られるはず・・・。
土曜日まで雨は無く、北大阪の被災地では復興が進みそう。有難い。

このお日様に映える花、『凌霄花(のうぜんかずら)』が咲きだした。
漢名の「凌霄花」、「凌」は”しのぐ"、「霄」は”そら”の意味、


昨日の雨のもとでは、似合わない。
そそぐ雨尽きぬ炎の凌霄花』榮晃
 そそぐあめつきぬほのおののうぜんか
6/20

雨が止むと、早速アリさんが仕事を開始した。
花はもとより、茎も甘いらしく、蜂やメジロもやってくる。


陽が似合う、梅雨明けが待ち遠しいような・・・。

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