カメラを片手に

井上道義、京響を聴かせる、見せる、唸らせる

雲量の多い朝、最低気温の14.9℃から10時前には夏日となる25度を越えて、
今日は真夏日になる30度近くまで上がりそう。
本当にこのところは暑く、季節は一月ほど早まっている。
      10時半、24.6℃、62%
             
東の若草山、一重目から二重目の褐色帯(ススキ)は山焼きが中止になり目立
っていたが、一気に緑色に変身し新たなススキが覆い始めているようですね。

NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花はナデシコ科の「セキチク・石竹
花言葉は「女性の美」
      

1973年の今日、歌手「山口百恵」が『としごろ』でデビュー 、75位に初登場
し、その後405週連続で100位以内にチャートイン、デビュー50年になる。
女優としても期待されたが、1980年に結婚宣言と共に芸能界からの引退に。
シングルは31作の累計で1,142万枚、1970年代に最もレコードを売り上げた
歌手とされる。
芸能界等への復帰はなく、寂しいですが・・・

さて昨日の午後は京都北山へ向かえば、京都駅は人が・・・・
14時半「京都コンサートホール」で京都市交響楽団「第678回定期演奏会」。
      

前日までには、SNSで完売御礼がでていた。
指揮者は2024年12月で指揮活動引退を表明されている「井上 道義」さん
1990年~1998年京都市交響楽団・音楽監督/第9代常任指揮者ですから
満席になってもおかしくはありませんね。
井上イズム満載のプログラムでの乗りに乗られたドライブ、
「井上道義が京響を聴かせる、見せる、唸らせる」通りで、
本当に素晴らしい演奏を披露して下さった。
感謝感謝感謝!!!
 
       井上道義オフィシャルウェブサイトより

プログラム
前半・ヴェル:「ダフニスとクロエ」組曲 第2番 16分
     1.夜明け 2.無言劇 3.全員の踊り
     指先が下がれば、井上さんの世界に引きずり込まれるように
     京響のメンバーの素晴らしい演奏が・・・

  ・ドビュッシー:夜想曲 25分
     1.雲 2.祭り 3.海の精(京響コーラス・女声)
     ソプラノ、メゾソプラノ各12名が唱う(下から9・9・6)
     母音のみでの合唱、海の精の神秘的な情景が。。。
     照明も素晴らしかった。
      

        ・・・・・休憩20分・・・・
後半・武満徹:地平線のドーリア 10分 (17の弦楽器群のための作品)
    舞台に左右対称にヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス
    後方の客席P席にコントラバス3、ヴァイオリン6
    井上さんのこの配置が絶妙でしたね。

    2017年1月の新日本フィルでのオール武満徹プログラムで述べられた  
    下記の言葉を思い起こされました。
   "彼らは、実に素直に、
    僕のつたない棒(殆ど持たないけど)に協力してくれた 
    僕も必死。
    指揮者の立ち位置はあのような曲ではバランスを取るには
    過酷な環境。
    一か所から彼の音楽の特徴である回遊式庭園の庭を想像する
    ようなもの。"
    (舞台展開に10分ほどかかる)

  ・ドビュッシー:交響詩「海」 25分
     1.海の夜明けから真昼まで 2.波の戯れ 3.風と海との対話

素晴らしい演奏を思い起こしながら、帰路につきました。

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