カメラを片手に

遠くの奈良・春日奥山と若草山の移り変わりを定点観測し、
道端などの花々、ちょっとした出来事などを綴ります。

咲き出したムクゲの花に雨粒が

2020-06-28 15:00:25 | 花日記
深夜に雨が降ったようで、降る前の蒸し暑さに負け初めて寝室のエアコンの
スリープを効かせた。効果てきめん、目覚めたのは午前4時頃だった。
シャッターを半開きにすると、雨音に混ざりトーキョウトッキョトカキョクと、
ホトトギスが雨に負けず鳴いていた。
この雨も8時頃には上がった。
       7時半

その前に、NHKラジオ深夜便、4時台は夜明けのオペラ対談を紹介したい。
4月の再放送ですが新進気鋭、姫路出身のバリトン歌手「池内響」さん、
テーマは「世界に一つの自分という楽器を磨きたい」と。
池内さんが自分の声を意識し声楽を勉強するきっかけは、
高校1年生でお母さんの一言、「あんた良い声しとんねな」と・・・
初めて勉強した日本語の歌曲は滝廉太郎「秋の月」で渋い曲、
進学した東京芸大ではオペラ科なのにオペラは嫌いだったそうで、
人前で演技をするのは恥ずかしかったと。
だが芸大大学院卒業公演で拍手をもらいオペラって楽しいかもと気づいた。
だが自分の声から出るイタリア語がカタカナぽく聞こえるのが嫌だった。
本物を知るため2018年からイタリアに留学され、その成果はコンクールで一位、
さらにイタリアオペラデビューでも「完璧な発音だ」との新聞のこの高評価に
カタカナぽさを克服された時だったと述べられていたおり、
最後に声に言葉が乗る、言語はなんであれ言葉を大事にしたいと。

言葉って簡単なようで難しい!、一度池内響さんのお声を聴きにいかねば
しかしCOVID-19でクラシック音楽界も自粛、ニューヨークは年内は無理、
やっとウィーン国立歌劇場は6月7日から客席数を制限した歌曲のリサイタル
等小規模なイベントで再開した。
また日本でも先週からオーケストラも40人程度の最低限のフルオーケストラ、
休憩なしに一時間程、観客も半数以下で始まったばかり。オペラは???
ある飛行機会社のCAさん曰く、コロナ前に戻るのは2024年ぐらいと。
影響は長引くみたい、古希まで元気なうちに旅ができれば幸いとしなければ。

さて小庭に夏の茶花の代表の『ムクゲ・木槿』が昨日から咲き出し、もう床に。
千家三代・「千宗旦」は白の一重花に中心が赤い底紅種を好んだことから
「宗丹木槿(そうたんむくげ)」とも呼ばれる。
       『低き木に花咲くそれは白木槿』  正岡子規 
       

白居易の詩を誤訳され一日花と誤解されるほど開化期は短い。
でも次々に花を咲かせてくれ、10月頃まで重宝しているようだ。

ムクゲは中国原産のアオイ科フヨウ科の落葉低木、奈良時代には渡来したと。
でも木槿とアサガオを混同されているらしく、万葉集にはこの名は見られない。
木槿の名の由来は、中国名の「木槿」(ボクチン、モクキン)がなまった説と、
韓国の国花で「無窮花」(ムグンファ、ムキュウゲ)が変化したという説がある。
さらに別名の「木波知須(キハチス)」は、花の咲き方がハスに似ており、
ハスの実が蜂の巣の様からとされハチスよりキハチスと。
 
江戸時代から多く園芸品種が作られ、花は五弁の一重、八重、半八重咲きがあり、
色はピンク、白、紅紫、水色などがある。
花底は紫紅色で、柱頭の下におしべが付き、めしべの先はまっすぐ、
甘い蜜で蟻がいっぱいつく。活けるときは花全体を水に浸してからに。
雨はれて心すがしくなりにけり窓より見ゆる白木槿のはな』 斎藤茂吉

俳句では「木槿」や「底紅」として用い、初秋の季語になる。
      『底紅や白雨に沈む奈良が見ゆ』  岸田稚魚


花言葉は「尊敬」「柔和」「信念」「繊細な美」など。
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