EKKEN♂

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ジャケ買いしたくなったCDをいくつか

2005-08-27 | 音楽の話
 なんとなくはてなダイアリーを読むようになって、良い意味で「濃い」書き手が多いなぁと思い、いろいろ読み漁った中で、気になったブログのひとつが、sao chiang maiなのです。藤子不二雄が好きそうという共通点もあるのですが、一番気になったのは、そのヘンテコなカテゴリの名前、[ーモーヤーリ]
 すいません、全く意味が分かりませんッ! (それが筆者のokraさんの狙いかなぁ?)
 それはともかく、sao chiang mai:ジャケ買いしたくなったCDをいくつか
 CDジャケットの美術展ですねぇ。実に美しい。中身に興味がなくとも欲しくなってしまうCDってありますね。
 僕は学生時代、バイト代が入るとそのままインポートCDショップに走り、特に目当てもなく、主にブラックコンテンポラリーの中からジャケットの気に入ったものを買いあさっていたものでした。
 最近はそういうバカな買い方をできなくなったのですけど、okraさんの記事を読んで、Amazonを探索してきました。
 以下、僕がジャケ買いしたくなったCDを。
 
テンション上げまショー 伊集院光選曲 おバ歌謡 キューティーハニー SONG COLLECTION SPECIAL オレンジズ&レモンズ スヌーピーのビートルズ
脚線美の誘惑 ファイブ・オー・ファイブ Keepin Dah Funk Alive All of Mid-Summer Blossoms パストラル

 この統一性のなさに乾杯!

アクセス過多を誘発するツールを、ブログサービスが提供するなよ

2005-08-27 | WEBにまつわる話
 アクセスが増えると、普通のブロガーさんはお喜びになる事でしょう。
 アクセスが増えると嬉しいのは、「アフィリエイトの収入が増えるから」というものを別にすれば、恐らくは「自分が書いたものが評価されたから」だと思います。
 悪意ナシに考えると、アクセスが増えるのは、「多くの人が関心を持ったから」「面白いものが書けたから」だと思われます。
 仮に2ちゃんねるなどで「晒された」としても、その良し悪しは別にして、「関心があるから」なのです。結果「荒らされる」ケースに陥る事もあるでしょうが、正しく批難されている限りにおいて、ブログ主の書いたものは、それなりに読まれていることになります。中には書いたものを全く読まずに、‘祭り’に参加しているだけの「荒らし」も存在しますが。
 が、ここでは悪意あるもののことまでを考えると、この先話が進まなくなるので、「悪意あるユーザーによるカウント」のことは別儀とさせていただきます。
 
 単純に「カウンター」の数字がまわる事が嬉しい人は、それが何故嬉しいのでしょう?
 同一IPのアクセスをカウントしない物でなければ、その数字は「読んだ人の数」が増えているわけではありません。誰かが何度も閲覧してカウンターを廻しているのかもしれないし(それはそれで熱心に読んでいる読者ということにもなりますが)、コメントの有無を確認する為に自分が廻している数字かもしれないです。
 そもそも「カウンターの数字が増えた」=「読者が増えた」訳ではないのです。
 よくある「アクセスアップ」の方法を紹介するサイト、SEO対策がどうのこうの、とか書いているわけですが、アレで読者が増えると思ったら大間違いね。
 読者を獲得するきっかけの一つにはなるかもしれないですが、検索されやすい単語を埋め込んで訪問者を増やしてカウンターの数字を廻しても、そこに書かれたことがつまらなければ、訪問者は回れ右してしまいます。つまり訪問者は、あなたの書いたものを面白がって読んでいるわけではなく、むしろ無駄な時間を取らされたと、機嫌を損ねているかもしれません。
 SEO対策が読者獲得に有効なのは、まず「面白い記事」が先にあってのことです。検索で有用な情報を求めるネットユーザーが、駄記事にたどり着いたところで、その人が読者になることはないのです。言及を伴わないつまらない記事からのトラックバックが嫌われるのも、同じ理由です。
 
 で、ここからが本題。(今まで前置きだったのかよッ!!)
 
 ブログ検索サービスで、「アクセスアップ」という単語を入れてみたことがあるでしょうか?
 実は僕は、gooブログ検索に「アクセスアップ」を検索させ、その結果のRSSを、リーダーに登録しています。アクセスアップに興味があるわけではなく、「アクセスアップ論」に興味があるからです。
 しかし、このブログ検索、ここ数ヶ月間、ほとんど役に立っていません。「アクセスアップ」という単語の検索では、ほとんど有用な情報は手に入らないのです。実際にやってみて下さい。そこから得られる情報の多くは「トラフィックエクスチェンジ」に関するものです。簡単に説明すると、アクセス交換システム。
 同じトラフィックエクスチェンジサービスを利用するユーザーのサイトを開くと、その数に応じて、自分のサイトのアクセスを増やせるツールですね。
 具体的にどのような仕組なのか、ちょっと理解していないのですが、このツールを利用する事によって「読者が増える」かというと、実はコレは大きな間違い。カウンターの数字は上がるのでしょうし、増える可能性が全くないわけではないでしょうが、こんなもので読者は増えません。アクセスランキングが用意されているブログサービスであれば、ランキングに掲載される事で、そこからの訪問者が期待でき、あるいは「読者」になってくれるかもしれませんが、トラフィックエクスチェンジというツールでしか訪問者を呼び込めない内容では、あまり期待しない方がよいでしょう。つまらない事しか書いていないサイトに、わざわざ何度も足を運ぶ人はいないからです。
 そもそも、このシステム、本当に相手が自分のサイトを見ているのでしょうか?
 僕は利用した事がないし、いくつかのサービスの説明を読んでも、本当に相手のパソコン画面に表示されているのかも分かりません。
 案外サービス会社の方で、ポイントのたまったユーザー(つまりこのサービスを信じて必至こいて他の登録ユーザーのサイトを巡回している人のことね)に対して、スクリプトでIPチェンジを繰り返しながら閲覧更新しているだけ、ということはないのでしょうか?
 仮に「そんな事はない、ちゃんと登録したユーザーのサイトを見ていれば、相手のパソコンにも貴方のサイトは表示されている」のだとしてもですよ、趣味が合うかどうかも分からないサイトを、「自分のサイトも見てくれた」という理由だけで、熱心に読む奇特な人は、どのくらい存在するでしょう?
 はっきり言って、そんなユーザーなど存在しません。
 トラフィックエクスチェンジという、カウンターの数字だけを廻す事が目的のサービスを利用する人は、「読者」を増やす事に興味を持っていないのです。彼等にとって大事なのは、あくまで「カウンターの数字」です。
 だいたい、このシステムに興味を持って、これから利用しようとしている人は、読者を獲得する為に、同じサービスを利用する他のサイトを熱心に読みますか?
 読まないでしょ、きっと。
 自分のサイトのアクセスを増やす為だけなら、タブブラウザでも使って、登録しているユーザーのリンクリストから「リンクを全て開く」で一気に表示させ、アクティブウインドウは普段の巡回先にデモしておけば良いんです。そのまま規定の時間を経過させて、「今見ているページ意外を閉じる」でも選択し、もう一度別のリンクリストを開いて……(以下繰り返し)
 そんな使い方をされているかどうか知らないけれど、僕がこのシステムを利用するなら、確実にそうする。興味ないサイトなんて、わざわざ見ないですもん。要するにこのツールを利用するに当たって大事なのは、なるべく高速なブロードバンド回線と、パソコンのメモリの搭載量でしょう。相手のサイトの内容なんてどうでもよいのです。
 で、最近ユーザー数で、あのlivedoorブログを抜き、その使い勝手のよさで評判のFC2なんですけど、イタタタタ、始めちゃったよ、トラフィックエクスチェンジ……
「うちのブログ、アクセス数が全然伸びない…」
そんな悩みをブログジャンキーが解決します!

仕組みはいたって簡単。 ブログジャンキーに登録して、他のユーザーのブログを見るだけ。 そうすればあなたのブログにポイントが貯まります。 そのポイントが増えた分だけ、あなたのブログに多くの人が訪れます。 つまり、みんなのブログを読めば読むほど、あなたのブログのアクセス数が上がるサービスなのです。
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 まったく、なに考えているんでしょ。
 そうでなくともブログは、トラックバックやコメントのやりとりでトラフィックの増えやすいシステムなのに、そのサービスを提供する側が、わざわざサーバーに負荷をかけるツールを提供しちゃいますか……
 
 個人的にはDOSSアタックをブログサービスが提供しているように思えて、納得いかんです。