EKKEN♂

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仲良しコミュニティで気をつけること

2005-07-25 | WEBにまつわる話
 これは少し昔のハナシなんですが、まだブログツールという物が生まれていなかったころ、僕は個人が運営するテキストサイトに入り浸っていたわけですが、そこの常連さんという人たちが、ネットが世界中に公開されていることを理解しているのかいないのか、まぁ個人情報垂れ流しなわけですよ。
 
 ブログにおいても、日記主体の仲良しコミュニティにおいては、自分の誕生日にはそのことを報告し、お友達からお祝いコメントが付くことが多いのですが、誕生日というヤツも立派な個人情報ですからね、ちゃ~んと用心した方がいい。
 
 てなことを、当時の掲示板に書くと、もぉ批難轟々ですよ。
 まー「空気嫁」と言うことなんでしょうけどね、曰く「誕生日くらい知られたってどうってことないだろ」
 そこで僕から一言。
 キャッシュカードの暗証番号、だいじょうぶ?
 
 
 
 
 
 すまん、まさか、本当に暗証番号に、誕生日を使っているとは思わなかったんだよぉ~っ!
 
 
 
 ブログの管理画面はURLに含まれるIDと、パスワードを入れるわけですが、パスワードを誕生日にしている人は、要注意ですから。

無断リンク禁止関連の追記

2005-07-25 | WEBにまつわる話
無断リンク禁止宣言こそが常識知らず

 さて、はてな界隈ではいまだ続いている「無断リンク禁止問題」ですが、どうも「無断リンク禁止」を掲げるブログ主、およびその擁護派というのは、とても大きな勘違いをされているようです。
 まず彼等は、勝手にリンクすることは、悪意を伴った行為である、という認識をされていないでしょうか?
 無論、悪意を伴ったリンクもあるでしょう。
 「こんなバカいましたよ」「こいつイタイ(キモイ)です」といったフレーズと共になされるリンクには、確かに悪意を感じます。
 しかしブラウザの「ブックマーク(お気に入り)」に入れたり、自分の記事の補足の為に「参考サイト」としてリンクすることが、何故「悪意ある行為」なのでしょうか?
 また、間違った言動を指摘する行為や、意見の相違を唱えるために引用(通常はリンクを伴う)することが「攻撃」と考えるのは、おかしな話ではありませんか?
 だいたいにおいて、無断リンク禁止を訴えるサイト主は、「勝手にリンクすること」をルール違反だとか、常識のない行為と言っていますが、リンクすること自体は、ルール違反でもマナー違反でもないのです。むしろリンクを禁止することのほうが、マナー違反と言えなくもない(「マナー」というものは大変曖昧なものであり、こと、ネットにおけるマナー=ネチケットの大部分は、それを謳う人が守って欲しい事=ローカルルールです)。
 ローカルルールを一般常識と信じる事で、それを守らない人を「常識知らず」と批判するにもかかわらず、その訂正を求める反論(その為に「どこについて言及したものなのか」を示す事は、間違った行為ではない)を認めないのなら、オープンなスペースでサイト運営するのをやめて、自分と気の合う仲間だけでサイト運営(PASS制を導入できるサービスはいくつでもある)すれば済むだけの話。
 自分は何か(誰か)を批判するけど、自分は誰かから批判されたくない……
 無断リンク禁止を主張する人の多くの心理は、こんなところと推測。
 
 そうは言っても、本人が「勝手にリンクしないで」と主張しているのだから、それくらい守ってやれよ、という意見もございましょう。
 そんな時、僕はこう言います。
 「勝手にリンクしないでという主張を、勝手にしないで」
 
 繰り返しますが、無断リンクという行為そのものは、攻撃でも嫌がらせでもありません。
 そのリンクに伴って発言される言葉に問題があるのです。
 

弱者である事を武器にするな

 rahiemの宗教社会学blog - メンタルヘルス系サイトに「無断リンク禁止」が多い件についてから始まったと思われるはてなダイアリーでの無断リンク禁止論争(リンク先のリンクや、トラックバックも含めてお読みいただけると幸いです)。メンタルヘルス系と呼ばれるサイト主は、病気である事を馬鹿にされたくない故に、無断リンク禁止を主張する人が多いですが、それはただの被害妄想でしょう。メンヘルであることを揶揄する為のリンクをする人も、中にはいるでしょうし、それは恥ずべき行為と思いますが、多くの場合、その発言そのものを取り上げて言及する為にリンクしていると思います。その反論を「攻撃」と感じるのは、あるいは病気の為かもしれないが、言及する側には言及先の管理人がメンヘラーであるか否かなんてのは、実はあまり気にしていないものです。
 病気である事を非難する気は全くありませんが、こうしたメンタルヘルス系サイト主の中には病気である事を武器にする者がたまに存在します。
 以下、具体的に誰のことなのかを示すのは避けさせていただきますが、実例をいくつか。
 某ブログサービスにて、ごく普通の日記ブログが、そのサービスのランキング上位100ヶ所全てに向けて、何の関連性もないトラックバックを発信。案の定、批難されるが、当事者Aは「心のビョーキなんです、勘弁して下さい」と言い訳。
 その後、Aは、いくつものブログサービスを利用してアフィリエイト狙いのブログを立ち上げていたが、Aのブログからの無差別トラックバックを受信したものは数知れず。
 また、親しみやすいキャラクターで人気の、某個人ブログのキャラクターをそのまま流用し、そのブログ内で指摘を受けると、あくまで自分がオリジナルだと主張し、心の病気を持っている自分に言いがかりをつけるなんてひどい、と同情を求める記事を公開。この時は、流用したのはそのキャラクター性だけであったものの、最近、人気のあるブログサービス評価ブログの記事をそのままコピペしたものを開始していたようです(この人物と前述の人物が同一であるかどうかは分からないのですが、URLに埋め込まれたサービスのIDが酷似していた事から、ほぼ間違いないと思われる)。
 あるいはAは本当に重度の精神的な病に冒されていたのかもしれませんが、気の毒な話ではあると思うものの、だったら先に病院へ行って治療を受けてからブログ活動をすればいい話で、病気のせいにすれば許してもらえるという発想がある限りは、公の場で他人とかかわるようなまねはするな、と思うのです。こんなことがまかり通るようになれば、病気の真偽を別にして、何か許されがたい失態を犯した時に、全て「病気のせいなんです」という言い訳で問題解決を図る者が現れます。
 意見を主張するブログにおいて、さんざん他人を批判しながらも、自分が批判された際に「自分は社会的弱者であるから、自分を批判するな」と言うのはいかがなものですか?
 この場合、自称「社会的弱者」というのは、精神的な病を抱えている人や、小中学生、初心者であること(あるいはそれらを装う人)を理由として持ち出す人の事を指しますが、本人だけでなく、それを擁護する人も同様に、卑怯ものの手段を利用している事を強く訴えたい。




アクセス解析撤廃のススメ

2005-07-25 | WEBにまつわる話
 新たにブログを始める人の多くが求める機能の一つ、それがアクセス解析なのですが、gooブログにアドバンスサービス(有料バージョンで、無料版では設置できないアクセス解析機能を有する)が始まる以前から「ブログにアクセス解析は不要」と言ってきました。
 僕自身はリファラを辿ったり、どの記事がよく読まれたかを知るために有効に利用させてもらっているのですが、アクセス解析というヤツは、自分の知らない場所で自分の悪評がされていることに耐えられない、多くの日記系ブログ主には、害はあっても利が少ないと思うのです。
 
 無断リンク禁止を謳うサイト主は、自分のサイトが無断でリンクされていることを、どこから知るのでしょう?
 ネット友人が偶然見つけたものを知らせてくれた、というケースもあるでしょうが、多くの場合、アクセス解析の「リンク元」の結果表示から知るのではないでしょうか?
 アクセス解析なんて見なければ、無断でリンクされていることなど知らなくてすむのではないですか?
 僕は自分の書いたものに対して、その良し悪しを問わず、どういう反応があったのかは気になります。たとえ悪評であったとしても、それが意見として納得できるものであれば受け入れて、これからの自分を変えていけば良いのだし、受け入れられるものでなければ、その評に対して反論するか、それもできなければ無視すれば良いだけです。根拠のない批判にまで、いちいち相手にすることはありません。
 まぁ、全く傷付かない、と言えばウソになりますが、僕はこのブログの記事に、何か(あるいは誰か)を批判しているものが多い以上、それを良しとしない人からの反感はあると思っているし、それを具現化する反論の全てに耳を塞ぐようなことはしたくありません。。
 そういうことを自覚している人は、アクセス解析を設置してその結果を見ることは、むしろ今後の自分にとって良い糧とすることも出来ると思うのですが、そうでない人にとって、自分が想像もしていなかった批判、時にはただの悪口を読むのは、耐え難いことでしょう。
 その日あったことを淡々と綴る日記系のブログ、読んだ本や見た映画の感想を綴る趣味の記録系ブログにおいては、他人からの反感を買うことは少ないと思っている人は多いでしょうが、そうした記録の中にも、知らないうちに誰かを不快にさせている記述があるものです。それが具体的にどういうことなのか、ということを書くことは、ここでは避けますが、無自覚に書いていることが相手の怒りを大きくすることもあるはず。そして、自分には「他人を批判している」という自覚がないものだから、リファラの解析から知ったリンク元に、予想外の自分に対する批判(または悪口)を発見し、怒り出したり傷付いたりするのです。
 こんな嫌な思いをしなくてすむ方法は、実はとてもカンタン。
 どこからリンクされているか、なんてことを、いちいち確認しなければいいだけのハナシ。
 トラックバックでやってくる批判は、たいていはただの悪口ではないはずですから(中には例外もありますが)、冷静に受け止めるか、気に入らなければ無視するか削除です。自分の書いたものにきちんと言及されているにもかかわらず、自分に対する好意的トラックバックは受け入れ、異論を唱えるトラックバックは受け付けたくない、というのなら、SNSに行くか、特定サイトからのトラックバックを受け入れ拒否できるシステムを構築すべきであって、言及報告という意味で正しい使い方をされているトラックバックを、スパムだ迷惑トラバだと扱うのなら、それはただのワガママです。
 トラックバックによって不快な思いをすることは、トラックバック機能を利用している限り、なくなる事は無いでしょうけれど、自分の知らないところで書かれている悪口に耐えられないのなら、アクセス解析を利用しないこと、リンク元検索をしないことが、最も簡単で誰にでもできることなのです。
 それでもついアクセス解析を覗いてしまうのは、自分に対する賞賛の声は聞きたくても、自分に対する批判は一切認めたくないというだけの、単なるナルシストだけなのでは無いでしょうか?
 
 さぁ、アクセス解析を撤去しよう!



 余談ですが、アクセス解析が設置できなくても、Googleなどの検索サイトやブログ検索サービスサイトに、自分のブログのURLを入れるとか、あるいはブログサービスのID(僕の場合simauma_dx)、ブログの題名を入れることで、ある程度リンク元を調べることができます。gooブログの場合だと、サービスが提供するアクセス解析よりも細かなものまで拾ってくれます。
 blogmapや、はてなブックマークのURL検索もかなり有効と言えるでしょう。
 もちろん、その先に残されているコメントは、必ずしもあなたを賞賛するものではないばかりか、不快にさせられるもののほうが多いであろう、ということをお忘れなく。
 今現在、当ブログの各記事、コメント数やトラックバック数が表示されている隣の「B」マークは、それをクリックすると、はてなブックマークでの登録者とそのコメントを読むことができます。

 補足を二点ほど。
 この記事は、自分に対する「気付きにくい場所での悪評」に耐えられない人に向けて、「それだったら、その悪評がなされている場所を知らずにいれば良い」というものであって、アクセス解析を設置していない人のサイトへの悪口を勧めるモノではありません。
 批判されることに対して、こういう姿勢を見習いたいというものが、僕の愛用フリーソフト、のグラフィックローダー「VIX」に同梱されたREAD MEファイルの作者の言葉です。
・紹介
ViXの紹介は書籍、雑誌、Webサイト、メール、その他あらゆる媒体について、いかなる内容であろうと自由です。賞賛はもちろん、誹謗中傷であろうともです。
下記のような理由によります。

・現実に私の側から規制するのは不可能だから
・批判ですら宣伝に役立つと考えるので
・事実と反する内容を記載した場合には、私がどうこう言わなくてもも誰か彼かの指摘を受けるのを覚悟する必要があって、それは記載した者の責任であり私には無関係だから
・純粋な悪口なら無視すればよいから
これも、許可など求めず勝手に紹介して頂きたいという点は配布と同様です。

VIXのREAD MEファイルより

 高機能な上、ヘルプファイルも充実、初心者にも使いやすい画像ビューワー「VIX」の入手先は、
http://homepage1.nifty.com/k_okada/となっております。