EKKEN♂

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開かれているとか閉じているとか。

2004-08-20 | goo BLOG
この記事は、2004-08-20 18:24:48にアップされた『goo BLOGにおけるコミュニティの問題』を改題し、加筆訂正した物です。
なお、今後加筆される可能性があります。

むだづかいにっきは、僕の予想に反して、たくさんのコメントやトラックバックを頂いている。イヤミに思われるかもしれないが、正直なところ、どうしてこんなにコメントが寄せられるのかが不思議だ。
僕はどちらかというと無愛想なほうだし、一つ一つのコメントに対して丁寧にレスを入れるということもしていない。気の向いたときには一つのコメントに対して、長文のレスを入れるけれど、実のところ大部分のコメントに対してはおざなりなレスをいれているだけだ。
コメントレスに時間が取られると、記事を書く時間がなくなってしまうからだ。
記事を書くためには、なるべく多くのほかのblogを巡回している。
で巡回先のいくつかの場所で、2ちゃんねるにブログ板というのが最近出来たらしいことを知り、ソフトウェア板以外の板を久しぶりに覗いて見たのだけども、goo BLOGスレ、あるじゃないですか。
しかも、僕のニセモノまでいるじゃないですか。
まぁ僕はROM専門なので、敢えてそのことについて書き込みはしませんでしたけど、ちょっと気になる書き込みがあったので、引用します。
【CSS・HTML】goo BLOGってどよ【編集不可】の29番の書き込み
しかし、上位ランカー同士の馴れ合い的コメント・トラックバック合戦は、はたから見ていて暑苦しいものがある。
結局のところ、それはBlogという開かれた場の中で小さな閉鎖的コミュニティを形成しているというに他ならない。

【CSS・HTML】goo BLOGってどよ【編集不可】の31番の書き込みにて訂正されていました。
(便宜上、この発言をされた方を29氏と呼びましょうか。
同一人物と言い切ることは出来ないですが、「追記」と称して発言されている方も、ここでは同一人物とさせていただきます。
上位ランカー→自称【積極的ブロガー】

前半部分はともかく、後半部分にちょっとドキッとしたんですよ。
一時期、これについては真剣に考えていましたから。
閉鎖的なのがイヤだ、と常々言っている割には、僕はgoo BLOGという括りから飛び出ようとはしていません。これって閉鎖的なのかなぁ?

僕がgoo BLOGで始めてから、1週間経った3月20日、goo BLOGのblog総数は2224件でした。
8月18日現在の10分の1以下です。
この頃、僕は他所のblogを読みまくってましたから、全体の4分の1くらいのblogを把握していました。とはいっても、素直に「面白い」と感じるものはそんなに多くは無かったので、はてなダイアリーやSeeSaaBLOGなどのよそのサービスを巡回する余裕はあったのです。しかし、1日に100くらいの新たなBLOGが始まり、goo BLOGそのものにについて言及することが増えてくると、他所のサービスのblogを見て回る余裕がなくなりました。
goo BLOGの数が増えてくると、その中で面白いblogを探すことのほうが簡単だったし、世にあるさまざまなblogをターゲットにするのは、数が膨大すぎてキリが無いと思ったからです。
僕は新着記事の一覧を見ていて、興味を引く題名のblogがあれば、積極的に読みに行くようにしています。面白ければコメントを入れます。見て回るのは、goo BLOGという括りにしていますけど、これって、閉鎖的なんですかね?
それとも29氏はそんな数多あるblogを、くまなく見ていらっしゃるのでしょうか?
だって、読みきれないですよ。
正直なところ申し上げまして、面白いblogって、そうそうあるものじゃないです。
でも面白い記事が載ったblogなら、いくらでもあるんです。
だからそれまで知らなかったblogでも、キッカケさえあればつい覗いてしまう。
で、残念に思うのは、その知らなかったblogでも、数名のコミュニティが生成されていたりするんですよ。まぁ、ハナから「知人以外お断り」な雰囲気を作り上げているところもありまして、そういうところは僕もなかなかコメントできないですけど、ちょっと勇気を出してコメントを入れると、案外歓迎される物ですよ?
そう思っているのは、コメントを入れた僕のほうだけかもしれないですけど。
「コメントはお気軽に」と書いてくれているblogも結構多いです。
しかしながら、そうした方自身が、他所に積極的にコメントを入れているのか、といえば、案外そんなことは無い物です。
僕は「閉鎖的」というのはそうした人たちのことを言うのじゃないかな、と思ってます。
よほど面白い記事が書かれているのならともかく、そうでないのなら、他人と積極的に交流を図ろうとしなければ、コメントなんてそうそうつくものではありません。
上位ランカー同士の馴れ合い的コメント・トラックバック合戦は、はたから見ていて暑苦しいものがある。
という発言に関してですが、部分的に同意できる物の、この発言をした名無しさんはちょっと勘違いしているのではないですか?
※後に訂正された「上位ランカー→自称・積極的ブロガー」、言葉は言い換えていますけど、この方のいいたいことってあんまり変わってないですよね。
goo BLOGでは既に慣例化しているっぽい、トラックバックの送りっこ(いわゆるお返しトラックバック)は、正直なところ僕もあまり好きではないのですが(長くなるので、これについての説明は省きます)、「トラックバック合戦」は、お互いのblogが盛り上がっているように見せるという点で、決して否定されるべき物ではないです。それにこの発言をした方の「上位ランカー」って、どういう基準なんでしょう?
確かにかなり巨大なコミュニティが作られているblogは多いです。
しかしですね、そこに集まってコメントを書いていく人たちが、必ずしも上位ランカーとは言えないですよね。PV数は決して多くなくても、コメント欄の賑わっているblogもあります。どのblogにいっても、たいてい目にするbloggerも多いです。僕も一時期ほどではないですけど、他所にコメントを入れることは多いです。
でもそれが馴れ合いとは思ってません。
pv100位圏内にいることが多いbloggerのうち、いろいろなところでお目にかかる方は、僕の見る限り結構います。それは「馴れ合い」ではなく、彼等が活発な証拠です。

僕は常々言っているように「掲示板の閉塞性に嫌気が差した」(ここで言う掲示板というのは、個人サイトに付属する物です)として、blogをはじめました。極度な馴れ合いの元では、自由な意見が言い辛いと判断したのです。
しかし、それなりに人が集まってくると、やはり「馴れ合い」っぽいコメントの応酬は避けられるものではありません。そしてそのうちに、それが楽しくなってきます。
ただ、忘れてはならないのは、コメントを残してくれる方に気遣って、自分が本来言いたいことを引っ込めるようなマネだけはしないということです。
自分と考えを異にする人の発言は、むしろ歓迎です。僕は自分の意見を述べる記事が多いので、反対意見もあって当然だと思います。
閉鎖的というのは、メンツの固定化よりも、むしろ反対意見を受け入れないような人のことだと思います。
29氏はいったいどのようなblogを望んでいるのか、お聞きしたいところです。
だって、最初の発言で、
活発にコメント・トラックバックをしようという風潮はあるので、オレもgooに落ち着いた。
って仰っていますよね?
これはご自身のblogにも、コメントやTrackbackが欲しいということではないのですか?
雑談の多いコメント欄は、活発に見えます。
何かの意見交換をしたくて、記事の内容に沿ったコメントだけで活発に見えるblogは、そんなに多くはないでしょう。っていうか、そんなblogger資質の高い人のblogを、ぜひ読んでみたいです。
結局29氏は、自分がどこかの仲間に入ることを拒んでいるから、ご自身のblogが活性化しないのではないですか?
僕が、【CSS・HTML】goo BLOGってどよ【編集不可】において意見をしないのは、blogという土俵があるにもかかわらず、そしてご自身もbloggerであるのに、わざわざ匿名性を生かして、自分はいつでも逃げられるという環境にありながら、他人を批判するという姿勢が好きになれないからです。僕は批判的なコメント/Trackbackについても真摯に受け止め、可能な限り対応させていただく所存です。



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