Sim's blog

電子工作はじめてみました

LPT接続版BDMデバッガの記事(Interface 11月号)

2008-09-27 00:45:11 | その他のマイコン
Interface誌2008年11月号に「Interface2008年9月号付属ColdFireマイコン基板を活用するためのLPT接続版BDMデバッガ・インタフェースの製作と使い方」という記事が出ています。最初の2ページだけpdfで読めます。

回路は74LV244Aをバッファにしたレベル変換回路です。74LV244AをぐぐってみるとTIのSN74LV244Aが見つかりました(pdfへのリンク)。動作電圧が-0.5~7V 2V~5.5V、入力電圧も-0.5~7V 2V~5.5Vです(最大定格)。今回は3.3V動作で入力が5Vトレラントです。秋月で売っているTC74VHC244Fでも代用できます(通販番号I-01125)。TC74VHC244Fも動作電圧-0.5~7V 2V~5.5Vで入力電圧も-0.5~7V 2V~5.5Vです(最大定格)。5個で100円なのでお買い得です。

監修にぐらろさんの名前があります。また、参考文献に@eleのURLがあげられています。

最後のページ(p.136)に「緊急告知 USB接続BDMデバッガ開発中!」と書かれています。次号(12月号)で公開する予定だそうです。


以前(8/11)、BDMデバッガについて調べて、すんさんの掲示板に投稿したのですが、ここにも載せておきます(掲示板の記事へのリンク)。1ヶ月くらい前なので情報が古くなっているかもしれません。

- BDMケーブルというかMULTILINKにも色々とあるようです。そのあたりの話はnoritanさんが書かれています(リンク)。
- FREESCALE推奨のものは、以下になります。Interface9月号にも写真が出ていますね(リンク)。
- BDMについては、hamayanさんの所で色々と議論がなされているようです(リンク)。
- また、k_tさんのところでも色々情報が出ています(リンク)。
- BDMの自作については、この掲示板(すんさんの掲示板のこと)にも顔を出されるきぃたんさんが色々と情報を集められています(リンク)。きぃたんさんの製作記事
- sentec社のパラレルポートBDM (回路図あり) (リンク)
- 自作のパラレルポートBDM (cfpod.pdf 回路図あり) (リンク)
- USB版BDMケーブルTBLCF (回路図あり) (リンク)
- パラレルポートのものは、CPLDを、USBのものはHCS08を使っています。
正確な経緯はよくわかっていませんが、きぃたんさんの情報を元にぐらろさんという方が、BDMケーブルを2種類作られているそうです。回路図は@eleというSNSサイトの会員なら見れます。SNSですが、特に紹介もいらず、メールアドレスだけ登録すれば会員になれるようです。一番のお勧めがぐらろさんの回路みたいです。(@eleへのリンク)
- ぐらろさんの回路図を元にmasatoさんが実際にBDMケーブルを作られています(8/9の記事)。 バッファ用のIC1個、抵抗数本といった程度の部品で作れるようです。
- ColdFireはBDM、JTAG、EzPortという3種類の書き込み方法(前2つはデバッグも含む)があります。EzPortについては、きぃたんさんが調べておられます(リンク)。
- masatoさんに教えてもらいました。オプティマイズさんでも作られているそうです。回路図も見れます(リンク)。こちらもぐらろさんの回路を参考にしているみたいです。

その後、すんさんの掲示板の常連さんのkawanaさんがBDMデバッガを作成されたようです。

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2 コメント

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Unknown (nsx)
2008-09-28 01:08:39
こんばんは
たぶん表現だけの話でしょうが、
最大定格の電源電圧、入力電圧 -0.5 V to 7 Vで、
動作電源電圧は、2 - 5.5V (動作入力電圧は略)
ですよね
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Unknown (Sim)
2008-09-28 08:21:02
こんにちは、nsxさん
なんか変な表現ですよね。直しておきます。ありがとうございました。
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