Sim's blog

電子工作はじめてみました

赤外線リモコンを試してみました

2007-04-27 23:38:48 | V850
6月号のInterfaceは5月号付録のV850基板の色々な製作事例が載っています。
部品が一番少なくって手持ちの部品でまにあう第3章の赤外線学習リモコン(p.80-92)を試してみました。

R1は誌面では33Ωですが、すぐ見つかったので22Ωにしています。赤外線LEDは千石電商で買ったTLN105B(F)です(40円)。データシートはここです。誌面では秋月電子で売っているOSIR5113Aを使っています。秋月ではばら売りしていなくて100個単位でしか売っていません(700円)。TLN105B(F)の最大定格は100mAですが、パルス駆動したときは最大1A(!)まで流せるようです。といってもトランジスタが2SC1815だとそんなに流せないはずです。Q-Steerのリモコンには5Ωがついてました。

組み立てはいつものようにブレッドボードです。

うーん、とりあえず動いたけど学習させるのが難しい。慣れというかコツをつかめるまでは失敗の連続でした。

デフォルトのhexファイルは28kバイト以上あるのでFPLを使うときは、最初のブロックだけでなく次のブロックにも書き込まなければいけません

著者の森岡澄夫さんのホームページです。Design Waveでよく見かける名前です。NECの方だったんですね。

赤外線受光素子のPL-IRM0101も秋月電子で売っているものです(110円)。ところで多少問題があります。買うと一緒に入っているデータシートではVccの最大定格が4.5~5.5Vになっているのですが、誌面では3.3Vで動かすことになっています。一応動いているようですが規格外での動作ということを注意しておく必要があると思います。V850は5V耐圧のピンがあるので、5V耐圧のピンにつなぐようにする方が安全です。
ちなみに付録基板は38pinが5Vです。5月号の表4ではV+とか書いてありますがこれは間違いです。

このプログラムを改造すれば、2章に載っているようなコントローラの改造をしなくても、原理的にはQ-Steerのコントローラが作れるはずです。hamayanさんmasatoさんはMSP430でQ-Steerの制御をしています。MSP-430のタイマーはCPUに負荷をかけないで勝手にパルスを出す機能があるので38kHzのキャリアを作るのが便利でした。このプログラムではタイマー割り込みでキャリア信号を作っているようです。

部品は33Ωの抵抗以外は秋月電子でそろえることができます。

通販コードI-656 赤外線LED 5mm (100個入) [OSIR5113A] 700円
通販コードI-622 赤外線リモコン受信モジュール(38kHz)シールド付 [PL-IRM0101-3] 110円
通販コードI-881 トランジスタ 2SC1815GR(20個入) [2SC1815GR] 100円
通販コードR-16102 カーボン抵抗(炭素皮膜抵抗) 1/6W 1KΩ (100本入) [RD16S 1K] 100円

赤外線LEDはこれしかありませんが赤外線センサーは他にもいくつか種類があります。
33Ωに近い値だと47Ωがあります

通販コードR-16470 カーボン抵抗(炭素皮膜抵抗) 1/6W 47Ω (100本入) [RD16S 47E] 100円

10Ωでもいいかもしれません

通販コードR-16100 カーボン抵抗(炭素皮膜抵抗) 1/6W 10Ω (100本入) [RD16S 10E] 100円

千石電商さんマルツパーツさんでも赤外線LEDは扱っていますが赤外線センサーはないようです。鈴商さんはお店では売っているのですが通販はないようです。

スイッチ付USBハブ

2007-04-27 01:17:15 | V850
ヨドバシカメラで何気にUSBハブをながめていたら、スイッチ付のがあったので衝動買いしてしまいました。メーカーはELECOMで型番はU2H-TAP34200SWHです。USB給電のマイコンボードにはちょうどよいのではないかと思いました。アマゾンでも買えます。