1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

Hot!

2007年05月08日 | Weblog
今日が暑かったということではありません。

私が今気に入っているテレビ番組は、FOXチャンネルのものが多いです。
ドラマ以外では、American Idol、America's Next Top Model、そしてAmerican dance Idol。
全てオーディション番組です。

審査員からの褒め言葉で多いのが"Hot!"なんです。
たいてい、セクシーという意味で使われています。
男女を問わず、成熟した大人としての魅力が最大の武器のようです。
個性的でない(平凡)のが一番だめらしい。
自分自身の「スタイル」を持つことが求められる。

そのあたり、国民性の違いを感じます。
日本だと、それなりの年齢になっても舌足らずのしゃべり方をしたり、かわいらしさがもてはやされたり。
極端な例では、メイドのようにただ従順な女が好まれる。

自分はこうありたい、という意思はなく、「モテ」る流行に迎合する女性。
女性誌の広告を見ても、「モテ髪」「モテワンピ」「モテメイク」、そんなのばかり目につきます。



話変わりますが、前々からいいなと思っていた照英さん。
トーク番組を見て、ますます好きになりました。
奥様もとても素敵な方のようでした。

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気が動転して

2007年05月07日 | Weblog
先日、とあるアクシデントでかなり落ち込みました。
そんなときでもお腹は空くもので、デパートのレストラン街へ。
食事をしながらも、話題は「問題のこと」ばかりでした。

帰りがけに洗面所に行きました。
通常の光景とはちょっと違うな、とは思ったんです。
何ていいますか、装備が。
でも、初めて入ったデパートだったし、私が入るときに、お掃除の方もいたので、あまり深くは考えませんでした。

用事が済んで個室を出てみたら・・・。
なんとそこには男性が。しかも二人も。
びっくりしました。
とにかくその場を離れなければ。

そうです、私は”Gentlemen"に珍入してしまったんです。

私と並んで手を洗った男性は、一体どのように思っていたんでしょう。
何も咎めずに見逃して(?)くれましたけど。

心ここにあらず、という状態だったのか、今となってはよくわからないんですが、迷うことなくGentlemenに入っていました。
あのお掃除の人も何か声をかけてくれたらよかったのに・・・。
いや、私の友人は、後ろから私の名前を呼んでくれていたそうです。
でも相当猪突猛進していたんでしょうか、まるで気付かなかった。

いやー、今後はよくよく確認することにします。

でも、実はこれが初めてではありません。
ずっと前に横浜の高島屋でメガネを作ったときのこと。
検眼のためにコンタクトレンズをはずして、しばらく裸眼でいなければなりませんでした。
そのとき、「2つ並んでいればGentlemenが手前」という思い込みで入ったら、なんと違っていたんです。
個室から出たら、タイルが水色であることに気付きました。
裸眼だと視力は0.04ですから、ちょっとは仕方ないんですが、でも誰に言い訳をするわけにもいかず、このときも大慌てでその場を去ったのでした。

そんなことを今急に思い出しました。

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熱狂あれこれ

2007年05月06日 | Weblog
ラ・フォル・ジュルネ最終日。
ゴールデンウィークの最終日でもありますね。

お昼にコンサートをひとつ聴いて、高円寺へピアノ合わせへ。
その後、新丸ビルで食事をして、音楽祭の最後のプログラムを聴きました。
とても充実した1日でした。よかった。

お昼のプログラムは、

ラヴェル:「マ・メール・ロワ」組曲
ラヴェル:ツィガーヌ
ラヴェル:組曲「クープランの墓」


マ・メール・ロワはアメデオで弾きました。懐かしい。
この曲はマンドリンでもいい雰囲気だった、ということを再確認しました。
ツィガーヌはレジス・パスキエ氏。
以前聴いたときはピアノ伴奏、しかも奏者が(というか演奏が)上品な感じだったので、今日はがらりとイメージが違いました。
ツィガーヌといったら、やはりこうなんだろうなぁ。

ピアノ合わせは、合わせることに関しては問題なかったんですが(どんな風にこちらが弾いてもピアノの先生は柔軟に対応してくださるので)、フレーズの取り方、歌いこみ不足を指摘されました。
練習、練習・・・。

新丸ビルは、連日大混雑とテレビで伝えられていたので、食事は無理だろうと思っていました。
でも、行った時間がよかったようで、予想外にすんなり入れました。
・・・高かったです。おいしかったけど。場所代かしら。

新丸ビルから歩いて国際フォーラムへ。
雨にも濡れずに快適でした。

最後のプログラムは、

シベリウス:交響詩「フィンランディア」
グリーグ:「ペール・ギュント」第1組曲
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番

ホールAは今回も満席でした。
3日の2大コンチェルトプログラムと同じ指揮者とオケ、そしてピアニスト。
そんなわけで、超速で弾かれたらいやだな、と懸念しましたが、ラフマニノフはだいじょうぶでした。

昨日はシェエラザードを聴いたので、思いがけず3曲もアメデオで演奏したことのある曲のチケットを買っていました。

どの曲も(特にシェエラザード)はパーカッションがよかった。
オケの中でどの楽器がやりたいかと言ったら(単に好みと希望)、チューバとトロンボーン、そしてバスドラです。
パートの人数が少なければ少ないほどいいですね。
弦楽器はたくさんいるからつまらない。

ミラコスタの仕事を一緒にしてる弦楽器の若い女性によると、結婚するなら音楽関係の人は嫌なんだそうです。
特に、バイオリンを弾く男性と付き合うのはもってのほか、と。
変人が多い、と言ってました。ナルシストも。

私は、この前オケの人と数日間接して、金管の方が一番親しみやすかったです。
気軽に声をかけてくれたし。
席がそばだったビオラの方もよかったなぁ。
バイオリン・チェロとの接触はゼロ。

私はチューバの人に憧れます。
孤高の人、という気がするから。
それとパーカッション。
曲の間「待ち」が長いけれど、要所をがっちり押さえていてかっこいいので。
本当に勇気のいるパートだと思います。

今日が最終日だからか、コンチェルトのあとは珍しくアンコールがありました。
といっても違う曲ではなく、3楽章の途中から、という演奏でした。
でも客席は大いに盛り上がりました。

終演後、奏者がステージで個々に記念撮影している姿が微笑ましかったです。
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旅に出る

2007年05月05日 | Weblog
昨日は傷心を抱えて、熱狂の日のコンサートに向かいました。
開演ギリギリ(もうオケメンバーはスタンバイしていた)にどうにか着席でき、ひと安心。

夜の9時15分スタートでありながら、5000席の会場が満席でした。
だいたい、5000席って・・・。
とにかく広過ぎてどうしようもないです。
でも、これだけ人が集まるとなれば、主催者側としては大きなホールでやりますよね。
チケット代が3千円(一部2千円)。それが5000席。ふー・・・。

大好きなチャイコフスキーのコンチェルトが庄司紗矢香さんで聴けるなんて、しあわせでした。
次のピアノコンチェルトは、あまりにもスピードが速過ぎ、なんだか大忙しでちっとも好きではなかったです。
速く弾けるからって、弾けばいいもんじゃないでしょう。

という気持ちを、今日のマスタークラスの工藤重典さんがうまく言葉にしてくれました。

マスタークラスは、音楽祭の会期中無料(チケットの半券は必要)で聴講することができます。
ピアノ、チェロ、バイオリン、フルート、ギター、弦楽四重奏など、いろいろ。
講師も回によって違います。
今日はレジス・パスキエ氏と工藤重典さんのクラスに行きました。

フルートの受講生は、音大 院1年生の方。
受講生に選ばれるくらいですからもちろん上手なんですが、工藤さんがお手本を吹くと、まるで別世界。当たり前なんでしょうけど・・・。

表現の仕方、ということに関しては、参考になることばかりでした。
先ほどの話に戻りますが、

「今の学生は技術がすごくて、とても難しいことを簡単そうに速く演奏してしまう。
でも、難しいことはそのまま(難しそうに?)演奏するべきなんだ」

のようなことをおっしゃっていました。
正確に文章にするのが困難なんですが、意図としてはそんなことでした。

音楽とは、終わりのない旅のようなもの
いつも同じことをしていたらつまらない
あれこれやって、たとえ前のほうがよかったとしても
常に考えて工夫して、表現をしていきたい

クラスの最後に、こんな話をしてくれたのが印象に残りました。
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オーチャードホール

2007年05月03日 | Weblog
今日、明日は、オーチャードホールでの公演です。

3時半開演なのに、2時に家を出て余裕があります。
本番の日にこんなにゆったりできるなんて、なんだか不思議な気分。
普段の演奏会なら、2時開演で集合が9時、開演までは準備やリハーサルで大忙しです。
本番だけ、っていいなぁ・・・。

楽屋に向かうとき、エレベーターで、マキューシオ役の方と二人っきりでした。
楽屋の場所を親切に教えていただき、恐縮しました。

今日も客席はいっぱいでした。
バレエファンは多いんですね。
今まで私にはまるで縁の無かった世界です。

会場が違うものの、様子がわかっているので、前回より全てがスムーズにできました。
演奏もうまくいったと思うけれど、客席にどう聴こえたかはわかりません。

明日は終演後、ラ・フォル・ジュルネに向かいます。
プログラムは、チャイコフスキーのコンチェルトふたつ。
庄司紗矢香さんのバイオリンと、ボリス・ベレゾフスキーさんのピアノです。
楽しみ。
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落選、落選

2007年05月02日 | Weblog
演奏会会場の抽選会に行ってきました。

私の今までの経験上、信じられないほどの参加者。
いや、本当にびっくりしました。
受付の時点でごった返すロビー、抽選会場(小ホール200席)は、補助席がずらりと並ぶほどなんです。

受付で決められた番号の、札が入った抽選ボックスから職員が1枚づつ引く、という方式でした。
何しろ、時間がかかる。
2つの施設合わせて、200以上の番号札を引くんですから。

待てど暮らせど私の番号は呼ばれませんでした。
だいたい、上位5~6番以内でなければ、土日祝が取れる見込みは薄いんです。
それなのに、(確か)80番目くらいなんですから、もう箸にも棒にもかからないってもんです。

あんなにホールを利用したい人がいるとは。
みなさん、何かを発表するんですね。
って自分もそうなんですが。

それにしても困りました。
5日抽選のホールに全てを託すしかありません。
それでだめだったら・・・。
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新茶

2007年05月01日 | Weblog
毎年わくわくする新茶の季節。
学生時代、日本茶の店でバイトをしていたので、この時期はなんだかお祭り気分になるんです。

新茶は独特の香りがたまりません。
葉の色も淡く、なんともみずみずしい。

新茶といえば、八十八夜。
明日がその日です。

家の近所に、私のお気に入りのお茶屋さんがあります。
静岡茶を扱っています。
今日、買い物ついでに新茶の予約に行ったら、もう新茶があるとのこと。
八十八夜に摘むわけじゃないのか・・・。
一応建前はそうであっても、気候によって摘み時期が前後するのは当たり前のことなんですね。
というわけで、新茶を買って帰りました。

早速飲んでみたところ・・・

なんとなく、新鮮さに欠けるような。
毎年、お茶ガラを食べてみたくなるほど、やわらかそうな葉が急須に残るはずなのに。
いつもと同じ柄の包装のせいか、これは本当に新茶なんだろうかという気さえしてきました。
長い付き合いで、正直者のお茶屋の主人が、まさか前のお茶を出すわけもないので、後でまた先入観無しに飲んでみようと思います。

さて、府中の森芸術劇場でバレエをご覧になった方から、感想をいただきました(4月29日の記事のコメント欄)。
マンドリンはちゃんと聴こえていたそうです。
よかった~。

昨日は装着忘れ
今日は
6328歩。
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