1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

『できない』じゃなくて『どうやったらできるか』

2020年11月15日 | Weblog



秋ですね。
鎌倉に行った娘が送ってくれた画像です。
きれい。

今日はおさらい会のホールの打ち合わせに行きました。
愕然とすることがいくつかわかりまして、本当にもう困りました。

ステージ上の最大人数が10名だと言うんです。
実際の(こちらが予定している)最大人数は36名なのに。
10名以上のアンサンブルが3グループあるんです。

利用手続きに来た時とルール(ガイドライン)が変わったとのこと。
確かに感染状況が悪くなっているからそういうこともあるんでしょう。
でもいきなり言われてもなぁ。
都度確認しなかったこちらがいけないんでしょうか・・・。

そういう決まりなら仕方ないけれど、私が腑に落ちなかったのは、「10人」と言ったきり何も考えていない風のスタッフの様子です。
その後、ベテラン社員風の人が加わったら事態は急変したんです。
マスクをすれば20名までだいじょうぶである、と。
予定通り演奏できるならマスクくらいします。
そんなことなら早く言ってほしかった。
当初のスタッフはさぞかし決まり悪い思いをしてるかと思ったら、何の感情もない様子。変なの。
36名を予定していたアンサンブルのみ人数を減らさなければなりませんが、他はどうにかなって安心しました。

先日体操の内村選手がオリンピックについて言っていた言葉を思い出しました。

「国民の皆さんが(一部ニュースによると)五輪は(開催)できないんじゃないかという気持ちが80%を超えている、というのは、少し残念に思っています。『できない』じゃなくて『どうやったらできるか』をみんなで考えて、どうにかできるように、そういう方向に考えを変えてほしいと思います。非常に大変なことであるというのは承知の上で言っていますが、国民の皆さんとアスリートが、同じ気持ちでないと、大会はできないのかなと思う。どうにかできる、なんとかできる(という)やり方は必ずあると思うので、どうか『できない』と思わないでほしいと思います」
東京オリンピック・パラリンピックガイドより

ベテランスタッフは、「10名というのは、歌や管楽器を含めたガイドラインで、弦楽器なら別」とのこと。
最初のスタッフはそんなことはお構いなく、「決まりだから10名」と言うだけで、どうにかできるやり方を考えるということは一切なかった。
ベテランスタッフが登場しなければ、私たちは一体今頃どうしていたことでしょう。

終演後の消毒作業も想像以上に広範囲にやらなければならず、その時間を確保するために講師演奏はカットしました。
まずは自分からカットです。
生徒さんにはなるべくのびのび演奏してほしい。
そのために転換は早く、各自の行動は早く、です。
休憩も無しにすれば、どうにか収まりそうです。

今回は、今までの経験が役に立たないような事態。
頼りになる仲間たちの力を借りて、どうにかやり遂げたいです。
今日の打ち合わせも、ステマネと表周りの責任者が同行してくれて本当に助かりました。
最初のスタッフの言動がいちいちカチンときて、2人がいなければ私は冷静ではいられなかったと思います。

そんなこんなでこちらにかかりきりですが、土曜日は本番があるんだった。
気持ちを落ち着けて、時間を有効に使わなきゃ。
コメント (5)
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