1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

レッスンで思う、いろいろ

2017年05月09日 | Weblog
人に伝えるって難しいことですね。
それだけに、うまく伝わって目に見えて効果があるととてもうれしい。

「まったくの初心者」ではない人は、今までの思い込み(見よう見まねでやっていたこと)をリセットするのに少し苦労することがあります。
よくあるパターンは、

・ダウンの方向が、下ではなくて前
・ダウンアップでピックの動きが弧を描く
・トレモロは、とにかく手を細かく激しく動かす(ピックが弦に当たっているかは気にしない)

などなど、右手だけでもたくさんあるのです。

あとは、

・四分音符はダウンアップ、二分音符より長い音符はトレモロ
と決めていて、場面に関わらず実行する、とか。

演奏以外では、

・ピックと弦は一生もの、と思っている
・楽器を拭かない
・「昨日したから」とチューニングをしない

そういうことを良く説明してわかってもらうんです。

9年前に「完璧でないものを愛する」という記事を書いていました。

「成功する人は、失敗に慣れてる人」

いい言葉ですね。

今日行ったカルチャーの生徒さんで、
「発表会は絶対に出ません」
と宣言している人がいます。
緊張するから出たくないそうです。
その気持ちもわかります。もちろん全員強制参加ではありません。
ただ、カルチャー主催の発表会だとグループで参加費が決まっているので、参加人数が減れば出る人の負担が増えてしまう。そうすると、出たいと思っている人が諦める、ということになります。
難しいですね、このへんが。
失敗しなきゃ成功もしないんだけどなー。

こういうときに、厚木ギターの先生だったら上手にアドバイスなさるんだろうなぁ。
そうでなければあれだけシニアの方たちがステージに乗らないと思うんですよね。

コメント (5)
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