1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

意外と古典が好き

2016年01月27日 | Weblog
昨日は「朗読サロン」2回目のレッスンでした。
発声練習で、相田みつをの詩を2編。
徒然草の復習と新しい段の朗読。
宮澤賢治の春と修羅の朗読。

声に出して読んでみたら、私は徒然草が一番楽しかったです。
古文を読むのは高校以来で、それがなんとも懐かしい。そういえば当時も古文や漢文は好きだったことを思い出しました。

授業中の雑談で、音訳ボランティアの話が出ました。
音訳と朗読は別のものであり、音訳は読み手の感情は抜きで書いてあることを書いてある通りに伝えるんだそうです。
音訳はそのための訓練が必要なんですね。
私にはそちらのほうが難しそうです。

そんな話題をしたあとの夕方のニュースで、「号泣県議」事件を見たんです。
テレビ局それぞれに、法廷の様子を似顔絵と再現シーンで報じていました。
それが局によって吹き替え(県議役)のトーンがまったく違っていたんです。

淡々と標準語で読む局。
標準語で、感情を込めて読む局。
悪意のある感じでドラマチックに(でも傍聴した人の印象そのものなのかも)関西弁で読む局。

どのニュースを見たかで、受け止め方にかなり差がでると思いました。

コメント
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