1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

トライ・アンド・エラー・アンド・エラー・アンド・トライ

2012年06月11日 | Weblog

ひさしぶりにのんびりした月曜日を過ごしています。
この解放感、格別です。
それだけ発表会のプレッシャーは相当なものということですね。
へんなタイトルですが、トライしてエラーして、さらにエラーを重ねたけれど、またがんばろうと思っている今の気分です。

発表会の朝は早い。

集合が8:45です。
リハーサルは9時開始。
そのために7時過ぎに家を出ます。
憂鬱な雨。

ナビのおかげで早めに到着。
荷物を運んでセッティングの手伝いをして、自分の番までリハーサルを聴きます。
出演者の演奏は、全部客席で本番を聴きたいんですが、各自いろいろな仕事の分担があるし、自分の出番前は準備もある。
というわけで、できる限りリハーサルを見せてもらいます。

が、しかし。

出演者数が多いので、リハーサルは全曲は弾けません。
持ち時間は3分か5分。
昔は2回くらい弾かせてもらえたんですがねー。本当に人数が増えてすごいことです。

いつも発表会を開催するルーテル市ヶ谷センターは、マンドリンにとても合うホールだと思います。
いい響き。
自分のリハーサルは、落ち着いて弾くことができました。
四重奏はちょっと調整が必要な感じ。
にぎやかに記念写真撮影が終了したあとは、虹のリハーサル。
テンポゆっくり目で、みなさん落ち着いて演奏してくれました。

雨なので早めに開場し、その流れか早めに開演してしまい、夜までの熱演がスタートしました。

四重奏はいつも通り楽しく演奏できました。
自分の独奏の順番がやってくる頃には、にぎやかだった控え室もほとんど人がいなくなり独特の雰囲気になります。
舞台袖でたくさんの人の緊張の様子を何時間も見たあとで、気が抜けるというかいい感じに脱力できるというか・・・。
出番前は胸がざわざわしますが、ステージに出て行くとそれほどでもなくなります。
でも、平常心かというとそうではないのは、手が思わぬ動きをすることで自覚できます。

ナポリ狂詩曲は、なんだかとても長いと練習当初は思っていましたが、いつしかそれを意識しなくなりました。
私は何しろ暗譜が苦手で、それが心底プレッシャーです。
今回もどうなることかと不安でした。
昨年どうにか暗譜していつもより演奏を褒めてもらえたので、今年もなんとかがんばりました。

幸い頭が真っ白になることはなかったですが、リハーサルでうまくいった大好きな部分は思うように弾けなかったです。
でも練習で100%できていたわけではないので、高望みをしても仕方ない。
11月のおさらい会ではもっといい演奏ができるように、練習をし続けるつもりです。


マンドリンを指導する立場になって、先生から「みっともない演奏をしないように」と強く言われています。
確かにその通りです。
でも結構つらい。
でもそれは乗り越えていかなければいけないことだと思います。
トライし続けて、去年より少しでもいい表現ができるようになりたい。
年齢を言い訳にしないで演奏したいです。

コメント (6)
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