1日の終わりに ~森真理マンドリン教室~

マンドリンと共に暮らす日常のあれこれを、ほぼ毎日綴っています。

集客

2007年05月21日 | Weblog
お客様に演奏会場まで足を運んでいただくのって、大変なことだと思います。

ラ・フォル・ジュルネに行くと、こんなにたくさんの音楽好き(イベント好き?)がいたとは、と驚かされます。
でも、それは特別なケースだと思うんです。
特別な(著名な)指揮者、特別な(人気のある)奏者・・・。
会場が満席になるのは、数多い音楽会の中でも何パーセントかなんでしょう。

マンドリンの演奏会の場合は、奏者の知り合いだから行く、というお客様が多いんじゃないでしょうか。
もちろん、それだけに限らないでしょうが、ロビーでのプレゼント受付けコーナーの盛況ぶりを見るにつけ(そしてそれが他の演奏会ではあまりない光景であることを考えると)、やはり人のつながりなんだろうな、と思うのです。
となると、そういうお客様はプログラムの内容に関わらず演奏会に行く人です。

いつも演奏会に来てくれる私の友人は、マンドリンが好きなわけではありません。
演奏会に行きつけてるわけでもありません。
私が出るから見に来てくれる。
私が何を弾くかは、さほど(いやほとんど)問題ではないようです。
ステージで演奏をしている私を見て、失敗しようと成功しようと大きい拍手をくれます。
ありがたいな、と思います。

でも、「あの曲を弾くなら聴いてみたい」そんな風にも思われたいです。
研究所の先輩は、毎年の発表会に参加するにあたって、
「○○さんは、今年はどんな演奏をするだろう」
とお客様にわくわくされるような存在でありたい、と言っていました。

あら、なんだか話の焦点がぼけてしまった。

えーと、何を書きたかったかといえば、固定客がいる団体は、プログラムが何であろうと観客動員力があるということです。
それだけじゃなかったんだけど、まとまらない~。
コメント (5)
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