シルクロードを仲間と一緒に自転車で旅行しても楽しみは自由時間。特に中国の新疆ウイグル自治区のカシュガルは、感心することが多かった。
一番は、古くなった自転車を利用した包丁研ぎの商売。何人かの研屋さんが出ていた。この自転車をどうやって運んでいたのか、疑問だった。
「天山の氷を持ってきた」のだという氷水やかき氷も楽しみだった。カシュガルは暑いのだ。
カシュガルでも最も大きなエイティガル寺院の前で開いていたバザールで見かけることが出来た。今はこのモスクの前の広場は、セメントに塗り固められていて、お店を建てることが出来ないようになっている。
本来は、金曜日の礼拝の時に各地から信者が集まるので、モスクの門前はバザールとしても出会いの場としても、集合の場所としても大事だったのだろうと思う。
バザールの脇には、旧市街地があった。多くのウイグル族が住んでいる地域だったので、路地を歩くとカシュガルに暮しているイスラム教徒・ウイグル族の文化を知ることが出来た。
ベビーベッド、バザールの様子、彼らの主食ともいえるナンをタンドールに張り付ける道具。
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