世界の詩最新事情

毎月1回原則として第3土曜日に世界の最新の詩を紹介いたします。アジア、ラテンアメリカ、中国語圏、欧米の4つに分け紹介。

第17回 カイラット・デュッセノフ・パルマン (Кайрат Дуйсенов, Парман)―カザフスタン共和国― 森井 香衣訳

2018-08-08 10:53:52 | 日記
 カイラット・デュッセノフ は、詩人、作詞家、作曲家、翻訳家、エッセイスト、ジャーナリスト。世界各族人民作家協会を設立、会長。イタリアの世界詩人協会役員、国際作家連盟会員等を務める。1964年、南カザクフスタン、カジグルトのコキベル村で生まれる。「暖かくなっていく故郷」「衝撃」など多くのアンソロジーに収録。2016年、人文学の教授に推挙され、国連からメダルを受賞。文学の世界議会の文化銀賞受賞。

僕を待ち望む

虚無から這い出そうと彷徨っている
人生をどう生きたらいいのか
お前は、ここにはいない、僕の心よ
もしも、僕の人生にお前がいるのなら、蘇れ

悲しい、悲しい
何千回も人生を賭けたのに
実りなく、虚しく
お前だけが、僕を知っている。

残念、残念だよ
変革に狼狽している
僕の世界が違っているのか?
何事もなかったかのようにしている者たちよ

僕は、苦しみ、混乱している
その衝撃―僕の胸にある悲しみ
ある日、何かがお前に到来するだろう
僕の愛と悲しみから集積された贈り物と共に。

遠く離れて、遠く
探し続けるなら、ささやかな歳月が満ちて
良くなると信じて、待つのだ
お前の悲しみが傷ついているのなら…
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