『資本論』学習資料室

泉州で開催された「『資本論』を読む会」の4年余りの記録です。『資本論』の学習に役立たせてください。

第9回「『資本論』を読む会」の案内

2008-12-06 12:59:29 | マルクス

 

 世界的な金融恐慌は、経済恐慌の様相を深めて、いよいよ現実資本の「価値の破壊」、すなわち倒産や人員整理の段階に突入しつつあります。世界中で労働者の“首切り”の嵐が吹き荒れようとしているのです。

 アメリカの自動車産業はいまや“風前の灯火”で、政府に1兆4千億円もの支援をと泣きついています。それは同時に大幅なリストラを意味します。すでにGMは4工場の閉鎖と3工場合わせて2000人の人員削減計画を発表。IBMは最大1万3000人の人員削減、サンマイクロシステムズは6000人、AT&Tは全従業員の約4%に相当する約1万2000人削減、等々、人員削減の記事を追っていくと枚挙に暇がないくらいです。

 日本でも自動車関連企業主要十社だけで15000人(トヨタ6000人、日産1500人、ツマダ1400人等々)の削減が予定されています。今は、いわゆる「派遣切り」といわれるように、派遣労働者など非正規雇用の労働者に集中していますが、しかしそれだけに留まる保証は何もありません。

 12月4日、東京で2000人の労働者が「派遣を切るな」と決起し、「僕たちにも2009年を迎えさせて下さい」「寮から追い出さないで」「ホームレスにしないで」等々と訴えたといいます(12月5日『朝日』)。また契約を打ち切られたいすずの期間従業員や派遣社員440人のうち有志が解雇撤回を求めて労働組合を結成し、闘いに立ち上がったことも報じられています。まさに労働者階級と資本家階級との死に物狂いの闘いの火蓋が切って落とされたのです。

 (12月5日『朝日』より) 

 マルクスは次のように述べています。

 〈“わが亡き後に洪水は来たれ! ”これがすべての資本家およびすべての資本家国民のスローガンである。したがって、資本は、社会によって強制されるのでなければ、労働者の健康と寿命に対し、何らの顧慮も払わない。肉体的、精神的萎縮、早死、過度労働の拷問に関する苦情に答えて資本家は言う--われらが楽しみ(利潤)を増やすがゆえに、それが何でわれらを苦しめるというのか?と。しかし、全体として見れば、このこともまた、個々の資本家の善意または悪意に依存するものではない。自由競争は、資本主義的生産の内在的な諸法則を、個々の資本家に対して外的な強制法則として通させるのである。〉(『資本論』第1巻全集版23a352-3頁)

 だから資本家たちも生き残りをかけて必至の立場に追い込まれているのです。だから労働者はただ団結して自分たちの要求を資本に突きつけて闘うしか、その生活を守り未来を切り開くことはできません。

 『資本論』は、資本主義のもとで、労働者が置かれた状態を労働者に自覚させ、彼らこそがこの社会をその労働によって支え動かしていること、彼らこそがこの社会の主人公であり、未来を切り開く力であることを知らせ、その団結と闘いを呼びかけるものです。貴方も、是非、『資本論』を読んで闘いに立ち上がりましょう。

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 第9回「『資本論』を読む会」・案内

                                                                                           

    ■日時   12月28日(日) 午後2時~

   ■会場   堺市立南図書館
           (泉北高速・泉ヶ丘駅南西300m駐車場はありません。)

    ■テキスト 『資本論』第一巻第一分冊(どの版でも結構です)

    ■主催   『資本論』を読む会

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