スケッチブック 〜写真で綴るスローライフな日々2

写真を撮りながら、日々の暮らしや旅先で感じたことを書いています。
2016年からは撮った写真をイラスト化しています。

自宅でバルを開く

2013年04月29日 | 料理/グルメ
休日の朝、目覚めると家には誰もいない。推理小説の始まりみたい・・・ではなく、妻は仕事へ、上の娘は彼とデート、下の娘はクラブの試合。寝坊すれば当然の帰依で特に珍しい現象ではありません。そこで本日の時間の潰し方ですが、スペイン産のワインを飲むことにしました。「グラディウム・クリアンサ・テンプラニーニョ 2009」はちょうど1000円くらいで購入できる最強のデイリーワインでしたね。今年一番のコストパフォーマンスワインと言って良いでしょう。スペイン産のワインを飲むならスペイン料理が合うはず。流行のバルへ出かけなくても自宅でバルを開業すればいいじゃないかと食材を買い出しに行きました。調味料や野菜はほとんど揃っていました。鶏肉も冷蔵庫で見つけたので、アサリとエビとパプリカだけ購入し、お昼から音楽を聴きながら二時間かけて調理をしました。スペインの人たちは、週末にゆっくり時間をかけてランチを食べる習慣があるそうですが真似てみようと思います。料理も簡単なもので手に入り易いものだけで作ってみました。絶対に必要だと思ったのはトリディージャでした。スパニッシュオムレツのことですね。オニオンとジャガ芋だけのシンプルな具をエクストラ・ヴァージン・オリーブオイルで焼き上げます。これが美味い。パプリカは赤と黄をオーブンで焼いてからカットして、煮汁と白ワインと白ワインビネガーとエクストラ・ヴァージン・オリーブオイルを足して一度煮込んでから冷ましマリネにしました。これもシンプルだけどいい味がでます。海産物の料理は旬のアサリとバナメイエビにしました。最近エビをバラ売りしてくれるの助かります。下ごしらえをしっかりやっておいて、トマトソースで煮込んでみました。ソースはオニオンのみじん切りとニンニクをソテーしてトマト缶と一緒に煮込んで作りました。使用したハーブはタイム、オレガノ、ローリエ、バジル、ローズマリー。アサリとエビの焼き汁も混ぜて煮込むとお店で出せるくらいの味になりました。鶏のムネ肉は脂身と取り去りニンニクと一緒にソテーしてローズマリーを使ったシンプルな香草焼きに仕上げてみました。天気も良いし風も穏やかだったのでバルコニーにテーブルとパラソルを出して夕方になるまでゆっくりといただきました。飲み応え十分のワインが料理を引き立ててくれたのでとても幸せな気分です。仕入れ、調理、セッティング、給仕、客まで全部一人でやる自宅バル。誰もいない一日と太陽がなくてはできません。何か文句ありますか?




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2 コメント

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ある! (猫ママ)
2013-04-30 01:06:23
そんな時間をもてるsignofthetimesさん、ズルイよ。

ゆとりも明日への活力?なんだろうなぁ。
お天気最高でしたね。私はお仕事でした。
やっぱり? (signofthetimes)
2013-04-30 21:20:18
猫ママさんお仕事ご苦労様でした。
僕はおかげさまで休ませていただきました。

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