スケッチブック 〜写真で綴るスローライフな日々2

写真を撮りながら、日々の暮らしや旅先で感じたことを書いています。
2016年からは撮った写真をイラスト化しています。

東京 目黒 アジアン・カフェ ~沖田陽向子

2014年11月14日 | 芸術/演劇
ヒナちゃんに会うのは久しぶりのことです。ヒナちゃんこと沖田陽向子は、都内のライブハウスで活躍するシンガーです。本格的にシンガーとして活動を始めたのはこの二年くらいなのかな。というのは、シンガーに専念するためにプロモーション用の写真を撮って欲しいと彼女にお願いされて撮影したのが僕なんです。いわゆる業界でいう宣材。そのためにスタイリストを二人用意して、とあるバーを貸切って撮影をしました。僕としてもいい経験ができて面白かったし、仕上がりもいいクオリティにもっていけたと思っていました。彼女も満足してもらったようだったし、その後はライブの仕事が定期的に入るようになったことを思うと役に立つことができて良かったです。カメラマン冥利に尽きます。「いつかライブに行くからね。」と言ったきり、タイミングが合わず一度も足を運んだことがありませんでした。やっとスケジュールが合ったので、今日は東急東横線学芸大学駅の前にあるアジアン・カフェにやって来ました。ジャズを中心としたライブが聴けるバーです。東急東横線は、十代の頃よく利用した路線なので、懐かしくもあり、思い入れがあります。ライブは、ジャズ・スペシャル。ツインヴォーカルで、沖田陽向子がジャズ担当。大澤理央がラテン担当。鈴木ひろゆきのウッドベースに上長根明子がピアノを弾くユニットです。アジアン・カフェは狭いお店なのにステージと音響はしっかりしているので、ミュージシャンにとっては環境が良いお店じゃないかな。ヒナちゃんの歌を聴くのは久しぶりだったし、酒を飲みながらライブハウスで音楽を聴くのも久しぶりだったのは、僕も少し余裕ができたのかも。ショットでボウモアを一杯。日頃からレッスンを受けているヒナちゃんは、歌唱力が上がっているなと実感しました。歌が上手かったのは知ってたけど、貫禄まで付いてきた感じです。もう一人のヴォーカルの大澤理央さんはタイプが違ってチャーミングで軽いノリだったから対照的でしたね。「ワン・ノート・サンバ」は大好きな曲です。それにしてもベースの鈴木ひろゆき氏のテクニックは圧巻でした。このユニットの中ではリーダーです。ベースは、どちらかというと脇役的な楽器なんですけどドラムセットが無い分、ボトムを一人で担って存在感があります。秋の夜長にじっくりジャズを聴くのもオツですが、帰りの新幹線があるのでファースト・ステージでお店を後にしました。



asian cafe 公式サイト
コメント
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