スケッチブック 〜写真で綴るスローライフな日々2

写真を撮りながら、日々の暮らしや旅先で感じたことを書いています。
2016年からは撮った写真をイラスト化しています。

1000円ワイン通信 ~カブロル ピクプール・ド ・ピネ・プレステージ 2009

2011年08月27日 | 料理/グルメ
いつも利用しているワインショップでこのワインを勧められた時にはすぐに気付かなかったのですが、このワインは僕が美味しいと店長に問い合わせていた「カブロル ピクプール・ド ・ピネ・プレステージ 2009」でした。少し前のことだったので僕自身が忘れていました。このワインは銀座の「ル・コフレ」というフレンチレストランで食事した際に、注文したグラスワインで、口に運んだ途端にわかるくらいとても美味しかったので、ソムリエに銘柄を教えてもらい、同じものが手に入らないか尋ねていた品だったんです。その時はすぐに手に入らなかったのですが、最近は流通しているらしく、店に在庫を用意していてくれたようです。こういうサービスはグッときますね。もちろんその場で購入してすぐに栓を開けることにしました。1580円で買ったので立派な1000円ワインです。「ル・コフレ」のソムリエに見初められたワインだけあってバリューワインであることは必至です。お店でいただいた時は、興奮してボトルごと注文してしまったくらいです。葡萄の種類はピクプールというものであまり聞いたことはありません。ワインショップの店長はカベルネとシャルドネの中間のような味と言っていました。フランス、ラングドック産のワインで口当たりが良く、柑蜜系の香りがフルーティーな印象を強く与えてくれるので大変飲み易いテイストだと思います。決して軽くなく、酸味はすぱっとキレを感じ、後に残る苦味が安物を否定する実力を証明しています。もう一度飲み直しても、これはいいワインだと確信しました。飲み過ぎ注意ワインです。魚介類全般に料理との相性がいいでしょう。和食にも合うと思います。お寿司と一緒に飲んでも喜ばれるワインではないでしょうか。前回はフレンチ、今回はサバ寿司と合わせましたが文句はないマリアージュでした。つい先日、ヴィンテージ・イヤーのボルドーワインを買って飲んだら、それほど美味しくなく、がっかりさせられたので、飲み直しにこのワインが手に入ったのでとっても嬉しい気持ちです。
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