時計修理は決して派手な仕事ではなく、かなり地味な業種と考えております。
地道に取り組み、80年。おかげさまで多くの方々にご愛顧頂いております。
時計は永く使うもの、気持ちよくお付き合いが出来るよう心掛けております。
尚、誠に恐縮ですが、正確な時計のお見積もりは、ご来店頂き時計をお預かり拝見させて頂いたのちにお答えさせていただいております。
人の身体や自動車のエンジンと同じで、中を見て初めて解ることが多いものなのです。
ご理解頂ければ幸いです。
皆さん時計は複数お持ちの方が多いとおもいます。
電池交換は面倒なもの、とりあえず動いている時計を使い、最後の時計が止まってからご来店になる方が多いように感じます。
懐中電灯やラジオ、リモコンの電池を終ったまま放置して、電解液漏れてダメにしてしまったご経験はありませんか?
実は電池式の時計もこれと全く同じなのです。
防水性を高める為、密閉度を高めた時計内部は電解液が中に篭ってしまい、電流回路をダメにしてしまいます。
こうなると分解修理や、電気回路交換の憂き目にあいます。
電池が切れたらすぐに電池交換することをおすすめ致します。