Sightsong

自縄自縛日記

FRAGILE考現学 ver.2

2015-05-10 09:38:06 | もろもろ

日本の国内線を除き、飛行機に乗るときには、かならずスーツケースに「FRAGILE」のラベルを貼ってもらっている。

荷物の扱いを視た人ならわかると思うが、大体の場合は何のためらいもなくブン投げていて、おいおい何をすると言いたくなる。中にパソコンなんかも入れているから、気休め程度とは知りつつ、せめてもの対策である。

これらのラベルは、似ているようでいて、各社各様で面白い。

シンガポール航空。角ばったワイングラスと、「FRAGILE」の文字そのものにヒビが入っている。(それともビールグラスか?)

ガルーダ・インドネシア航空。ワイングラスはまったくの無傷。

タイ国際航空。ワイングラスは2箇所も割れている。

その後変更され、ワイングラスが復旧した。

ミャンマーのエア・バガン。実際には難しそうな割れ方をしている。

インドのジェット・エアウェイズ。無傷のワイングラスがなぜか3つ。

インドのエア・インディア。カクテルグラスにオリーブと優雅。

インドのキングフィッシャー航空。ビール会社がはじめた航空会社のくせに、割れているのはワイングラス(いや、ビールグラスのつもりか?)。名前の通り、カワセミの絵が良い感じだ。ところで、最近の経営悪化はひどいようで、もう乗ることもないかもしれない。

モンゴルのミアット。タイ国際航空の旧タイプと同様に、ワイングラスの同時2か所割れ。

UAEのエミレーツ航空。縦長のシールがいかにもオシャレ。カクテルもオシャレ(何しろ、バーカウンターを備えた機種がある)。

全日空。タイ国際航空と同じく、2箇所が割れている。デザイン的にはつまらない。

なお日本航空の場合は、頼むと「FRAGILE」のラベルではなく、ゴム紐で結える厚紙のタグをつけられる。

以上、9対2と、ワイングラスがカクテルグラスに圧勝した。また、割れ有り7に対し、無し4。

ところで、向って左上が割れていることが多いのはなぜだろう。

(ver.1: 2012/9/27)


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