Sightsong

自縄自縛日記

ジョナサン・フィンレイソン『3 Times Round』

2018-11-04 12:01:39 | アヴァンギャルド・ジャズ

ジョナサン・フィンレイソン『3 Times Round』(Pi Recordings、2018年)を聴く。

Jonathan Finlayson (tp)
Steve Lehman (as)
Brian Settles (ts, fl)
Matt Mitchell (p)
John Hébert (b)
Craig Weinrib (ds)

緻密なコンポジションとアレンジをもとにしており、M-BASEの流れを受け継いだフィンレイソンの音楽。予想通りでもあり、あまり新鮮な驚きはない。フィンレイソンならこれくらいやって当然だし、スティーヴ・リーマンにはリーマンっぽく吹いていないでさらに次のステップに進んでほしいなどと上から目線で見てしまう。

ただ、マット・ミッチェルのピアノはなかなかに鮮烈だ。まるでピアノが複雑なリズムの一部をなし、リズムに色を付けているように聴こえる。

●ジョナサン・フィンレイソン
スティーヴ・コールマン『Live at the Village Vanguard vol.1 (The Embedded Sets)』(2017年)
スティーヴ・コールマン『Morphogenesis』(2016年)
ジョナサン・フィンレイソン『Moving Still』(2016年)
メアリー・ハルヴァーソン『Away With You』(2015年)
ジョナサン・フィンレイソン+ブライアン・セトルズ@6BC Garden(2015年)
ジョナサン・フィンレイソン『Moment & the Message』 (2012年)


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