横浜市で小学1年の男の子が、87歳の運転する車に、巻き込まれ死亡した事故は本当に痛ましい事故だ。まだあどけない、これからいろんな可能性のある子が全く理不尽な死に、ご両親はどれ程嘆き悲しんだか。
こうしてまた高齢者の運転に批判の目が注ぐだろう。爺も他人事でない。今年で75になる、今度の免許書き換えでは認知症の診断もあるそうだ。まだまだ大丈夫と思う一方で、運転不適格となったらどうしようか?と不安になる。
高齢者の事故が報じられ度に「そろそろ免許書返上しようか」と思い悩む。タクシーを利用した方が、車を所持しているより、余程安く済むと言われるが、20代から車の運転に慣れ親しんだ身にとっては、踏ん切りがつかない。
天気が良いから、ちょっと紅葉狩りにでもドライブしようか?なんていうわけにはいかなくなる。そうでなくても行動力が無くなり、引きこもりがちなのに、益々引きこもりになってしまう。
高齢者自らが「運転免許証を返上します」と言う例は少ないそうだ。ほとんど家族が「危ないから運転止めて!」と言って免許証と車のキーを取り上げてしまうことが多いようだ。
しかし爺がもしそう言われたら著しく自尊心が傷つくし、反発してしまうだろう。ここが非常に難しいところだ。
そんな悩みに答えてくれるのが、車の自動運転システム。早く実用化出来れば、高齢者が一番利用するだろう。