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角田光代『今日も一日きみを見てた』

2018年01月07日 12時41分40秒 | 文学
角田光代『今日も一日きみを見てた』(角川書店)を図書館で借りて読んだ。
年末年始のテレビで(年末だったか年始だったか忘れた)、角田光代の飼い猫の番組の再放送がやっていて、あんまり見なかったのだが、見た妻が「角田光代がテレビで、飼う前は猫は概念で、スズメといっしょだか、ツバメといっしょだかと言っていた」と言っていて興味を持って、この本を読んだ。
猫を飼ったことも、飼う気もないが、比喩として猫=子どもとして読んだ。
私も自分の娘(五歳)が好きだが、娘の写真をたくさん載せて、娘がこんなにかわいいのだという本をもしも出したら、気持ち悪がられるだろうなと感じた。
そして角田光代が最後に猫に対して「うちにきてくれてありがとう」と書いていたが、娘に対してそれをよく思う。
猫というのはどんなにかわいがって、それを世間に表明しても、自分の子どもほどは気持ち悪がられないものなのだ。
それは猫が小さくて、人間よりも生きるのが短いからなのだろうとなんとなく考える。自分の人生の中に包括できるものにたいしては、自分の人生を超えていくものとたぶん扱いが異なる。

「香箱を組む」という言葉がなんども出てくるが、猫特有の座り方のようだ。猫用語についても書かれていたが、この言葉については猫用語と思っていないのか、説明がないままに使われていた。
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