今晩は、所属部署の歓送迎会という事で、お決まりの会場での立食パーティー。
料理については、みるべきものはなし。いつも思うが、もう少し、この手の宴会料理に、工夫はないものか。ざっとみたところ、三分の一は残っている。客の年齢層とか、好みとか、あらかじめ、もう少し細やかに聞いて用意した方がいいのではないかと思う。聞いても、おまかせというかもしれないけれど、何を出すかと聞くのではなく、性比とか、性別構成とか、年齢構成とか、あるいは、職業とか、どのような会合かなど、集団属性を聞くだけでも、情報はあるだろうし、これまでの、パーティに関する状況(評判、残り具合など)を集積すれば、何か情報が得れるだろうと思うのだけれど。
いずれにしても、当たり障りのないメニューはいずれも、どうかと思う。誰も食べない、あるいは、どれかは、さっさとなくなるといったメニューがあってもいいのではないか、な?
ごぼう、人参、ピーマンのきんぴら(ごぼうと人参の千切りを買ってきて、冷蔵庫のピーマンを千切りにしてあわせる。フライパンにごま油をしいて、赤唐辛子小口切りを入れて炒める。野菜を入れてしんなりとさせる。ごまをかけてさらに炒める。日本酒と濃口醤油を加えて煮詰める)
生タマネギとわかめのサラダ(生タマネギを薄切りして水にさらし、わかめと合わせる。鰹節をかけて、醤油とレモン汁をあわせたたれをかける)
ほうれん草の押したし、鰹節をかけて
ブリの照り焼き(ブリの切り身に胡椒をしておく。フライパンにサラダオイルをしいて、じっくりとブリの切り身を焼く。裏返したところで、たれを入れる。タレは、日本酒、濃口醤油、中国醤油=たまり醤油、柚子胡椒。まわしかけるようにして仕上げる)
畠中 恵、2001、『しゃばけ』、新潮社(新潮文庫)
江戸の回船問屋、薬酒問屋の総領息子「一太郎」はいわれのある生まれ。病弱の彼には、荼枳尼天(だきにてん)から送られた妖(あやかし)の佐吉と仁吉がいつもそばにいて、何かと世話をしてくれる。このシリーズ第一作の本書は、一太郎の素性が明かされ、江戸を舞台にした妖怪と捕物帳という位置づけが明かされる。
妖怪が実在するかどうかは別にして、少なくとも、世の中で起きる様々な事象が、その事によって説明できる世界とできない世界、これは、大いに違うだろう。現代社会では、架空の世界以外に考えようがないだろうが、しかしそれでも、妖怪が徒なしたとでも言うほかない事も、あるのではないか。単にファンタジーの世界に妖怪たちを押し込めるだけではなく、跳梁跋扈させてイメージを膨らませてみるのも面白い。
本書は、ある大工の持っていたいわれのある古い墨壷が「付喪神(つくもがみ)」になり損ねたという、モノの恨みによって悪事をなすという物語なのだが、モノを使い捨てする現代、この手の悪霊が世間にあふれている事になる。我々が気がついていないだけなのだけれど、彼らの、うめき声が聞こえてくるではないか。聞こえてきませんか?
読書と夕食(2008年3月23日):『懐郷』:http://blog.goo.ne.jp/sig_s/e/355179aca091eca648a56d90b201e2eb
読書と夕食(2007年12月2日):『日本人はなぜ「キツネ」にだまされなくなったか』:http://blog.goo.ne.jp/sig_s/e/3eee653a1e34f9bac185ffd922f6234c
2008-04-07 17:25:53 |
読書 |
| Trackback ( 0 )
春キャベツのパスタ(深めの鍋にオリーブオイル、つぶしたニンニク、アンチョビフィレを入れて香りを出して、春キャベツを一口に切って加えてざっと炒め、白ワインを加えて蒸し煮にしておく。幅広の生パスタをあわせた)
豚ロース肉のステーキ(あらかじめ塩胡椒とミックスハーブをかけておく。オリーブオイルとバターでじっくりと焼く。粒マスタードとともに。ブロッコリーとアスパラガスの温野菜を添えて)
キャンベラで何度か通った「メコン・キッチン」の「ラーブ(Larb)」の再現。ただし、コピーではなく、冷蔵庫にあったものなど、アレンジをしている。
豚肉のラーブ(生レモングラスを細かく刻んでおく。生椎茸を細かく刻んでおく。豚ミンチを用意する。ミント、香菜を好みに切っておく。フライパンにごま油とサラダオイルを入れて、ニンニク粗みじん切りと赤唐辛子小口切りを加えて炒め少々香りを出す。ミンチを加えてほぐす。レモングラスと椎茸を加えて炒める。紹興酒、ナンプラーを加えて味を整える。色と香りをつけるために、中国醤油あるいは溜まり醤油を少々加える。ボウルで、ミント、香菜とともによくあえる。あらかじめ用意した、キャベツ千切りと春菊の葉先をおおざらに広げた上に広げ、白飯とともに食する)
春菊のきんぴら(春菊の軸を細かく刻む。冷蔵庫に眠っていたインゲンを細かく刻む。フライパンにごま油を入れて、赤唐辛子小口切りとともに炒める。日本酒と濃口醤油を加えて味を付けて水分を飛ばす。いりごまを散らして仕上げる)
今日は、久しぶりに(今年初めて)池下「佐世保」に行った。
ひらめ薄造り
アイナメ唐揚げ野菜あんかけ
新筍の煮付け
先日、卒業生から、イベリア半島からのお土産をもらったので、そのソーセージを使ったパエリア。
パエリア(タマネギ薄切り、赤黄ピーマン、緑ピーマンを好みに切っておく。マッシュルーム、プチトマトを一口に切っておく。サフランをみずにもどしておく。ソーセージを5ミリほどに切っておく。フライパンでオリーブオイルを加熱、ソーセージと用意の野菜、赤唐辛子小口切りを炒める。しんなりしたところで、インディカ米を加えて炒める。あらかたオイルが回ったところで、白ワインと水をひたひたに加えて塩胡椒。5分ほど下路頃で、もどしたサフランを戻し汁とともに、マッシュルームとプチトマトを加えて混ぜ込む。水分がとんで、インディカ米がアルデンテになったところで火を止める。好みで、オリーブオイルをかけて食する)
ルッコラとブロッコリースプラウト、プチトマトのサラダ
今日は早く帰ったら、パエリアでもつくろうと思ったのだが、ぐずぐずしていて、遅くなったので、簡単な鍋ということで、すき焼き。
すき焼き(白葱を3センチほどに筒切りして、フライパンに並べる。このとき、つつを寝せてはならない。下からだしを対流させる煙突なのだ。同じく、大根拍子切りを縦に並べる。隙間に、糸コン、椎茸などを入れる。日本酒と水を少々、砂糖を散らし、濃口醤油を少々加えて加熱。ねぎから湯気がでてきたところで、好き焼肉を広げてかぶせ、火が通ったところで、鍋底からあがってくるタレに絡ませて、溶き卵につけて食する。あとは、エノキと豆腐と春菊)
大根の皮と椎茸の軸、春菊の軸のきんぴら
豚バラ肉とキャベツ、ニラの蒸し煮(土鍋にキャベツとニラを切って入れてよく混ぜる。豚バラ肉ブロックから薄切り、残りをしおまぶして、塩豚にする。豚薄切りをキャベツとニラの上に平たく広げてのせる。紹興酒と白ワイン、水少々を振りかける。花椒、赤唐辛子小口切り、クミンシードホールをかけ、少々のごま油をふりかけて、蒸す。全蛋麺を茹でて添える)