読書と夕食

風が強く肌寒いがよく晴れた。近所を散歩して花見。

ラムランプのパン粉焼き：塩コショウしてパン粉を付けてオリーブオイルでじっくりと両面を焼く。裏返してからは蓋をして蒸し焼きに

ブロッコリーなどの温サラダ：ブロッコリー、グリーンアスパラ、インゲン、プチトマト、マッシュルーム。おろしたパルメジャーノチーズ＋バルサミコ酢＋フレッシュオリーブオイル＋塩コショウ＋炒ったホールクミンとタイム

 

 

保険会社（弊社）の警備ユニット（ボット）の「弊機」は顧客を殺したらしいがその詳細記憶を消され別の勤務につくが自らをハッキングして、保険会社のコントロール下から脱して自律的に行動を始める。システムのハッキングは得意、人間の行動を読みつつ、人間はこれだから嫌だなどといいながらも、人間は好きらしい。かといって、人間に寄り添うペットボットやセックスボットのことは嫌っている。かといって、AIを持つ万能ボットは好きじゃない。まさにアイデンティティを喪失したボットの彷徨を描く本書、中編を時系列に並べて編集した上下巻となっている。ボットの日誌という視点が面白い。読むべし！

近未来にありそうな、自立するボット、彼女（？彼、性別不明、関係ないだろう）のようなボットなら至って人間との距離感を維持しつつ寄り添ってくれそうだが、しかし、現実は、どうだろう。人間不要の近未来が待ち構えているような。