日曜日の朝刊の記事で、財産債務調書制度の提出義務の強化を拝見しました。
次の改正のターゲットに入っているようです。
資産家の税逃れ防止 保有10億円なら所得ゼロでも報告 | 民間税制調査会(民間税調) (minkan-zei-cho.jp)
現在は、所得 2000万円超ある人で、総資産 3億円以上、有価証券 1億円以上 ある人が提出義務を負っています。
これを 総資産 10億円ある人は無条件に申告する必要があるようになるようです。
実は、私のところにも、この件で 1度税務署からお尋ねが送られてきたことがありました。
ちょうど、相続で引き継いだ土地の売却がされた後でしたので、所得が一時的に膨らみ条件に抵触していました。
当時は、こんな制度があるとは知らずに、内容見てびっくり。
あわてて状況を調査。
すると大きな問題が浮上。
資産額では、申告対象外の条件クリアしましたが、12月末の総資産基準だったので、12月銘柄のクロスがたっぷり入った状況でした。
このため、まともに計算すると 後段の条件で抵触していました。
ここで、取引の基準の記載がなかったため、約定ベース と 受け渡しベース とどちらを採用すべきか? 問い合わせしましたよ。
回答は、大した違いがないので、計算しやすいほうで どっちでもいいよ。
助かった! と思いました。
任意での選択だったので、約定ベース採用でクロス分を全部現渡しした分を現金へ移動して、有価証券を圧縮して逃れました。
それでも、大まかな明細ごとの 金額記載が円単位で必要だったので、面倒くさかったです。
申告書は、もっとすごかったので、毎年 こんなものを提出するとなると、真剣にやっておかないといけないと思いました。
これ以降、所得 2000万円超にならないように気を付けていますが、今のところ 要らぬ心配です(笑)
気になるのは、所得基準の考え方から資産基準の考え方に移行してきている点です。
10億円も持ってれば仕方ないけど、零細投資家の身としては、やってられませんわ・・・・
皆さんも気をつけましょうね。
取引は、ソフトバンク 追加のみ。
全体的には、よく戻してきました。
次は、29000円か・・・・・
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